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もう一度クービックで最高のサービス、チーム作りを!創業メンバーが戻ってきた理由とは?

《プロフィール》

佐藤大介

高校在学中に、3 人で起業し、IPA 未踏事業の採択を経て通信プロトコルの特許化、北欧を中心に通信キャリア、通信機器メーカーへのライセンスビジネスを行う。事業売却後、グリー株式会社に入社し、東京、サンフランシスコ、欧州のプラットフォーム開発統括責任者としてモバイル事業、グローバル化を推進した後、スマートシッター株式会社(グリー の 100% 子会社)の代表取締役に就任しサービス立ち上げを担当。その後、Quipper Limited / リクルートにて VP of Product として複数国に跨る開発チームの統括を担当。

クービック株式会社には 2017 年 12 月にエンジニアとして入社。


エンジニア、セールス、経営者の経験が今に繋がっている

とにかく機械いじりが好きで古い Z80 のマイコンいじりが最初。その後、慶應義塾湘南藤沢高等部在学中にインターネットそのものの立ち上げを目の当たりにし何かしたいと、国内外の技術世界コンテストに参加。優勝したメンバーで会社を立ち上げました。それがキャリアのスタートです。

いわゆるビットバレーと言われていた時代で、IT スタートアップ企業ができ始めていた頃に会社を始めました。

そこでは、通信技術の開発をしながらもその資金を得るために受託開発も行っていたので、

研究・開発はもちろん、受託案件を取るために営業をして、その案件を外注先に依頼することもあり、エンジニアにとどまることなく一連の経験をしました。

作った技術は技術標準化をしなければならないので、ドイツやアメリカなど海外に行くこともありましたね。

2000 年に創業した会社は 2010 年まで続けて、事業売却をしました。

その後、当時一緒に仕事をしていたメンバーの 1 人が現在、グリーの役員なのですが、彼にまた一緒に仕事をしないかと声をかけてもらいました。ハードウェア、技術そのものがコモディティ化する中で、”その上でどんなサービスを提供するか”というところには興味があり、グリーに入社することにしました。

入社当時、グリーはまだ 200 名程度の規模だったのですが、急速に売上、事業、人数が拡大し始めるタイミングで参加でき、フィーチャーフォンからのスマートフォン化、ネイティブ化、グローバル化の開発統括を担当させてもらいました。

今でこそネイティブエンジニアも 数千名という規模になっていますが、ネイティブエンジニア第一号だったので、0からの基盤・チーム作りを経験させてもらい、結果、日本、サンフランシスコ、アムステルダムをはじめ複数国をまたいでのグローバルチーム作り、プラットフォーム・サービス作りを担当、その中でいろんな人と仕事を通して様々な開発手法、仕事への向き合い方に触れられたことは貴重な財産になっています。

サンフランシスコに在住中 Uber はじめ、IT が直接的にリアルな世界を変えている様を目の当たりにし、そういった事業に関わりたいと考えていた中で、新規事業の話をいただきました。それがスマートシッターです。

スマートシッターでは、開発というよりは代表として、様々なことをしました。着ぐるみを着てビラ配りをやることもありましたよ(笑)。事業拡大のためになんでもやりました。

ベビーシッターのサービスは人の命に関わる仕事なので人命最優先が大前提。その為のオペレーション作りから、その価値を世の中の人に知ってもらう啓蒙活動もしつつ、オペレーション最適化の為のシステムも作りつつと、大変でした。そのおかげで無事故で事業を運営でき、満足度・リピートも非常に高いサービスになり、微力ながら休眠保育士の方の活躍、待機児童対策、給与待遇の改善等に1つの方法を提示できたと思っています。この経験を通してリアルサービスのスケールの難しさというものと感じました。

いかに信用を得て、いい口コミを増やしていくのかだったり、営業をしていかに法人のお客様に使ってもらうのかだったり、また、ビジネスサイドとプロダクトのバランスが成り立たないとうまくいかないということも経験しました。

そんな中、子どもの事情から日本を離れる必要があり代表を辞任後グリーを退職。

その後を考えている時、DeNA 創業者の1人、渡辺さんとお会いする機会があり、Quipper Limited(リクルートが2015年に買収)への参加を打診いただきました。

Quipper Limitedは、オンライン教育のスタートアップサービスで、本社はロンドン。この環境であれば、仕事と両立ができると思いました。社長のタイプとしても今までとは違い、現場を回りたいタイプということもあって面白そうだという印象も受けたので入社を決めました。

入社してからは、エンジニア、PM、デザイナーのヘッドとして、世界 5 都市で仕事をしているメンバーをまとめる役割を担いました。

そこでは、いかにタスクの見える化をし、要望を整理し、優先順位を決めて進めるのかが重要でした。

当然、複数の国のメンバーが同じ目標に向かって仕事をするので、言語、時差の問題がある中できちんとコミュニケーションをしていくグローバルチームの難しさはありましたね。

クービック創業メンバーの一人だった

実は、スマートシッターを始める前に、クービックの代表である倉岡と一緒に、クービックを作っていた創業メンバーの一人なのです。本当は、一緒にそのまま仕事をしたいと思っていたのですが、子どもの都合があり、諦めました。

今思えば、当時の選択は間違っていなかったのですが、またもう一度クービックで仕事がしたい、倉岡と仕事がしたいとは思っていました。

倉岡とはグリー在籍中にオランダのプロジェクトで一緒に仕事をしました。彼の魅力はもちろんいくつかありますが、プロダクトが好きで、アイディアマンで、人の何歩先も見ていて、そういう人はなかなか国内外通していないなと思っています。

彼は何歩先のことも考えるので、周囲の人間はそれについていくのが大変とは思うのですが(笑)

彼が数歩先のことを考えている間に、今やるべきことが何なのかということを他のメンバーが考える、その雰囲気がすごく好きでした。

クービックに入らなかったことはずっと後悔していました。

リクルート(Quipper Limited)を辞めた一番の理由は、クービックに入ることを我慢するのをやめたからですね。家庭の状況も幸い一旦しばらく日本で生活する環境ができたというのも大きいです。

クービックに戻ってみると、倉岡はいい意味で変わっていませんでしたね。

倉岡のアイディア、世界の具現化をチームクービックでやっていきたいと思っています。

クービックを作った当初は、お客様に本当に使っていただけるのかどうか不安だったのを思い出します。それが、今ではお客様も増え、規模としても大きくなっているので、ここにいることに若干違和感もありました。

当時は、開発メンバーしかいなかったのに、今では、サービスを届ける人たちもいて、自分以外のものを作る人たちがワークしていること、あるべきだったことがステップを踏んで作られているということは非常に感慨深いものです。

最高のチームで売上アップを目指す!

会社としては、やはり、売上を上げるためのいいチーム作りをするという目標があります。

これまでのキャリアの中では、腹を割って話すいいチームというのが難しかったのですが、それをクービックでやりたいと思います。このチーム最高だよねというチームを作りたいです。

プロダクト面では、今までにない新しい価値を作る、お客様も考えたことがない価値を作る、使ってもらえるための良いプロダクトを作りたい、そのアイディアをたくさん持つ代表の倉岡を中心に、チームで実現していきたいと思っています。会社も小回り効く感じに小さいので、余計な組織論なしに「おもしろい、やろう!」という人とフラットに、ガリガリ手を動かしながら、「これはどう?」「こんな感じ?」とガヤガヤ話しながらプロダクトアウトしていきたい、と思っています。


一緒にクービックを強くするメンバーも募集していますので、ぜひ、遊びに来てください。

クービック株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
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