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【MVP受賞者インタビュー】横文字は使わずシンプルに。日本男児スタイルの営業

入社から丸6年、現在はソリューション営業部 大阪営業グループのアカウントエグゼクティブ※1 として活躍されている佐伯昌克さん。今までも度々MVPを受賞されている佐伯さんに、代表 藪ノと社長室広報 小西でお話を伺いました!

※前回のインタビューはこちら

※1 Account Executive(アカウントエグゼクティブ)とは、クライアントの広告主(アカウント)に対して、広告・プロモーションの企画立案や提案、実施施策の制作進行、その後のフォローまでを一貫して担当するポジションのこと。


2024年度上期 MVP受賞、MVP受賞常連の秘訣

藪ノ:17期上期のMVP受賞おめでとうございます!予算達成率の状況としては、17期2Qの売上達成率が147%、上期の売上達成率は136%で、半期を通じて圧倒的なパフォーマンスを見せていただきました。

2Qは、サービスの一つであるスカウトサービスのリニューアルもあり、苦しんだ営業も多かったと思いますが、佐伯さんは成約が伸びていることに驚いています。要因は何なのでしょうか?

佐伯:昨年から提案していたもの、特に採用総合パッケージ※2 等が実ったことが要因として大きいかと感じています。

藪ノ:中長期的に提案していた案件が実ったタイミングだったということですね。

今回4月にスカウトサービスのリニューアルがありましたが、リニューアルタイミングでの提案は、サービス内容の変化はもちろん実際の効果が読みにくいこともあり、勇気がいるのではないかと思います。佐伯さんはそのあたり、どのように営業しましたか?

佐伯:サービスをより良くするためのリニューアルだったので、リニューアルが原因で売りづらく感じることは基本的にありませんでした。たしかに、リニューアル後に営業側では対処が難しいシステム的な問題が発生したりということもありましたが、人を採用したいというクライアントの根本課題に変化はないため、そこにコミットするよう心掛けました。

藪ノ:新しいサービスを売ることに関しての不安はありませんでしたか?

佐伯:新人育成の担当でもあったため、後輩から聞かれても答えられるよう、リニューアル後の新商材やシステムに関しては率先して情報収集し、理解に努めました。実際に自分がインプットした内容を後輩に教えることもあり、アウトプットも行っていました。

藪ノ:新商材への理解を深めたことが、結果的にクライアントへの分かりやすい説明にもつながり、成果として実ったということですね!


※2 クックビズが提供している商材のうちの一つで、クライアントの人材採用業務を一手に担い、社外の人事部的機能を果たすサービス。採用実務の実行だけでなく、飲食業における採用市場のトレンドから相対的に各社に必要なソリューションを判断し、提供する。


新人育成で心がけていること・後輩に伝えたいこと

藪ノ:新人や後輩の育成で意識していることは何ですか?

佐伯:なるべく分かりやすい言葉で伝えるようにしています。例えばですが、聞き手が分からない横文字ばかり使って相手に伝えたいことが伝わらないのは本末転倒だと思います。自分自身は理解して聞きなれている言葉でも、それが専門用語で新人さんはまだ理解していない可能性も考えて、分かりやすい言葉で伝えることを常に意識していますね。

藪ノ:なるべく簡単な言葉でシンプルに伝えるということですね。

業界などに対して理解が深まってくると、ついつい自分の知識をひけらかしたくなるのは人間の性でしょうか…。私もIR活動で丁寧に説明しようと思うがあまり話が長くなってしまうことがあるので、気を付けないといけませんね。

佐伯:あとは、分かりやすい言葉を使うということはもちろんなのですが、要点しか言わないようにしています。伝えたいことや教えたいことはたくさんありますが、一度にあれやこれやと伝えても情報過多で結局伝わらない可能性があるからです。

自分が言ったことを商談同席した際に実践してくれている姿を見ると、ちゃんと伝わってるのだなと感じて嬉しいです。

藪ノ:クックビズではこの1年程度で新人マネージャーがどんどん誕生していますが、自分と違うタイプの部下の育成について悩んでいる方が多いと感じています。

例えば、人に強く言える・言えないなどの性格上の違いはもちろんですが、経験を重ねた自分と経験が浅い新人との考え方の違い等について理解や把握ができなかったりします。そういったギャップについては、どのように対処していますか?

佐伯:難しいですが、都度初心に立ち返り、当時の自分を思い出すようにしています。

藪ノ:佐伯さんは入社から丸6年経つと思いますが、6年前を振り返るのは難しくありませんか?

佐伯:6年前の全てを思い出すということはかなり難しいですが、入社当時、特に1年ぐらいとても苦労した時期があり、その時の気持ちはずっと覚えています。

同期の方が売上を上げていましたし、燻って芽が出なかった時期を味わっているので、常にこの時の気持ちは忘れず、新人育成の際は寄り添うことも念頭に置いて接しています。

藪ノ:新人の頃の気持ちを忘れずに寄り添うことは、簡単にできることではないと思います。素晴らしい!


やりがいを感じた仕事

藪ノ:ここ最近を振り返って、やりがいを感じた瞬間などはありましたか?

佐伯:採用総合パッケージを受注した過程には特にやりがいを感じました。

今回受注に至ったクライアントは、もともと人材紹介サービスを利用されており、採用実績もありました。その後、私から求人広告サービスを提案し、受注に至り、そこでも採用実績を残せたことで、最終的に採用総合パッケージまで受注いただくことができました。

部署を超えて協力した連係プレーだったということはもちろん、しっかりひとつひとつ実績を出し、段階的な提案がクライアントにも刺さって採用総合パッケージの受注に至ったという過程はとても気持ち良かったですね。

藪ノ:採用総合パッケージは大型の商材ということもあり、長期的に提案して粘り強く営業している印象を受けます。その点は営業として難しいと感じることはありませんか?

佐伯:簡単に売ることができない大型の商材だからこそ、やりがいを感じています。一人ではできないものですし、社内での協力も必要なので、色んな人を巻き込んで楽しいという気持ちが強いですね。

藪ノ:私が出社した時に見かける、社内で部署を超えて話し込んでいる時は採用総合パッケージについての内容が多いかと思うのですが、プロジェクトのように動いていて、より良いソリューションについて向き合って議論しているあの感じ、とても良いですよね。

佐伯:採用総合パッケージができる前は部署を超えた会話はあまりなかったのですが、今ではそれをきっかけに話すようになったり、社内コミュニケーションが増加して活気が出ている気がします!


大切にしている考え方や仕事の仕方

小西:日々仕事をする上で、何を大切にされていますか?

佐伯:何事も丁寧にすることを心掛けています。新人の育成でも商談でもそうですが、丁寧に説明し向き合うことを大切にしています。

例えばですが、商談で受注確度の低そうなクライアントやリアクションが薄く関心が低そうだな...と感じる場合でも、端折ったりせずに丁寧に説明します。相手のリアクションを見て自分がそう感じているだけで、相手が実際にどう思っているかは相手にしか分かりません。先入観は捨てて物事を見るようにしています。

小西:フラットに考え、伝えるべきことを伝えるということですね。先入観を捨てる、私も見習いたいと思います!


業務時間以外に自己啓発で行っていること

小西:仕事につながることで、普段から自己啓発でされていることはありますか?

佐伯:強いて言えば、飲食というキーワードが入っているニュースを拾うようにしていることでしょうか。ニュースアプリで自分の興味があるワードを登録しておけば、その情報に特化したキャッチアップができますし、自分の知識として蓄えるだけでなくクライアントとの商談で世間話としても話せるので、結構役立っていると思います。

小西:情報のキャッチアップ…これは広報においてもとても重要なので勉強になります。他に普段の生活の中で意識されていることはありますか?

佐伯:インタビューされるにあたって考えてみたのですが、普段の自分を振り返ってみると、少しでも気になったことはすぐ調べていますね。

例えば、先日乗った電車の女性専用車両が3両目だったのですが、なぜ3両目なのか気になり調べました。どうやら鉄道会社によって違うようです。

小西:日常の小さな疑問をすぐ調べるようにされているんですね!「なぜなのか?」は学びや知識につながる根源だと私自身も考えているので、とても大切だと思います。ちなみに、疑問を調べ始めたのは何かきっかけがあったのでしょうか?

佐伯:社会人になって料理人として働き始めた際、当時の師匠に「全てにアンテナを張りなさい。今の世の中、調べたいことはすぐに調べられる。情報収集して蓄えた知識は、必ず生活を豊かにしてくれるから。」と言われたことがきっかけかもしれません。今では、日頃から気になったことを調べることが習慣になっています。

小西:情報に関しては知っていて損ということはないですし、日常で疑問を見つけて調べるという一環の流れが習慣化しているというのは強いですね!私ももっと意識して情報のインプットとアウトプットをしていきたいと思います!


今後のチャレンジ、目標について

小西:今後、長期的にはどういったキャリアプランを考えられていますか?

佐伯:今すぐマネージャーや管理職ということは考えておらず、現時点ではプレーヤーとして現場に近いところで仕事をしていきたいという気持ちが強いです。また、営業の受注数等で、「伝説の営業」としてクックビズ内で名を馳せてから次のステージに進みたいなという気持ちもあります。笑

小西:佐伯さんは入社後ずっとソリューション営業部だと思いますが、他の部署や職種を経験したいという思いはありませんか?

佐伯:機会があれば、人材紹介部で人材紹介も経験してみたいですね。ソリューション営業部では、商材として求人広告やダイレクトオファーなどを扱っていますが、人材紹介部ではより人に向き合う仕事かと感じているので、また違った営業になると思います。クックビズ内でのサービスに対する理解がより深まると思うので、機会があれば携わってみたいです。

小西:本日佐伯さんとお話しをさせていただき、常に前向きでこちらも元気をいただきモチベーションがアップしました。シンプルかつ丁寧な受け答え、ありがとうございました!


佐伯さんのとある一日のスケジュール

10:00 朝礼、メール・チャット・スケジュール確認

11:00 クライアントと商談

13:00 ランチ

15:00 クライアントと商談

17:00 新人さんとのロープレ

18:00 1on1(一日の振り返り)、事務処理

19:00 タスク・明日のスケジュール確認


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