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【代表インタビュー】企業ロゴ秘話 ~初代ロゴの巻~

こんにちは。クックビズ株式会社(以下、クックビズ)のPR担当 小西です。

さて、クックビズは応援してくださる皆様のおかげで、創業から15年、上場から5年を迎えることができました。ありがとうございます!この15年、山あり谷ありコロナあり…一筋縄ではいかなかったクックビズ。歩んできた道のりを振り返るにあたって、切っても切れないのが「企業ロゴ」です。

企業の顔とも言われるロゴですが、ロゴには一言では言い表せない会社の思いが目一杯つめ込まれています。

現在、三代目となるクックビズの企業ロゴ。その歴史を一代目から順番に振り返るべく、弊社代表の藪ノにインタビューを行いました!


キーワードは”ゆるふわ”


                                   ※クックビズの初代ロゴ

小西:初代クックビズの企業ロゴは、一目見たときに手書き感満載なキャラクターが印象的です。企業ロゴにしては珍しいと思いますが、外部のデザイナーさんに依頼されたのでしょうか?

藪ノ:デザインは画家の友人に、創業時に依頼しました。まだまだ駆け出しだったので、ご飯を奢る代わりにデザインしてもらうという交換条件でデザインしてもらいました!

小西:そうなんですね。この手書きキャラクターは、初めて見たとき個人的には鳥かな?と感じたのですが、何を表現されていますか?

藪ノ:これは「クックビズおじさん」です。コック帽を被ったコックさんで、頭から生えているのはフォークです。

小西:フォークが頭から生えているとは斬新なデザインですね...! このキャラクターのデザインを依頼する際は、どういったことをオーダーされましたか?

藪ノ:まず、アットホームな印象にしたいという思いを伝えました。飲食業界の方はオフィスビルやスーツに不慣れな方が多く、会社やビジネス感が強いと緊張をしてしまう方が多くいらっしゃいます。また、人材会社はモノではなくヒトを扱うサービスのため、相談しやすく温かい雰囲気のものにしたいという考えがあり、企業ロゴっぽくない”ゆるふわ”なクックビズおじさんが誕生しました。

小西:”ゆるふわ”なクックビズおじさんには、見た目とは裏腹に深い意図が隠されていたんですね! cookとbizの間に「+」がありますが、これは何を意味していますか?

藪ノ:コックさん(求職者)と企業(飲食店)の距離を縮めるという意味が込められています。

小西:求職者と企業の間に距離を感じていたということかと思いますが、具体的にどういった部分で距離を感じていましたか?

藪ノ:当時、飲食業界に人材サービスはあまり流通しておらず、求職者と企業との間に隔たりを感じていました。契約書などがなく口頭で採用が決まり、早々に勤務開始…ということも当時飲食業界では頻繁にあったため、求職者側からは不安という声を耳にしていました。

一方で、企業側は提出された求職者の履歴書が本当に正しいのかという疑念を抱いていたり…。お互いが疑心暗鬼になっている状況だったので、双方から気軽に相談してもらえる会社にしたいなと思っていました。

小西:そうだったんですね。では、ロゴのカラーも温かみがあるという点で赤にされたのでしょうか?

藪ノ:もちろんその意図もありましたし、やはり飲食は赤の印象があるため、赤にしました。初期のサービスコンセプトをうまく体現できたロゴだと自負しています!


上場も初代ロゴ”ゆるふわ”で迎えました

※上場当日の記念写真。この日のために作られた特大サイズのパネル(1800×490)と一緒に。

小西:初代ロゴは創業から約11年(2007年12月~2019年1月)と長きにわたり使用されました。上場もこのロゴで迎えています。会社内で上場を機に変えようという声は上がらなかったですか?

藪ノ:特にそういった声は上がりませんでした。上場準備で忙しかったということももちろんありますし、なんやかんや社員みんな、クックビズおじさんを愛していたんだと思います。(笑)

小西:11年間も会社の顔を務めてくれると、知らぬ間に愛着も湧いてきますよね。藪ノさん自身も変えようという思いはなかったんですか?

藪ノ:最初は学生向けに開始したサービスで、上場しても敷居が高いものだとあまり感じて欲しくなかったという思いもあったので、上場時点で変えたいとは思っていませんでしたね。


初代ロゴ 写真ギャラリー




次回「みんな愛したクックビズおじさんが…!



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