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「ママリ」のアプリ開発で二足のわらじを履ける理由

コネヒト開発部では、ひとつの職種や役割にとらわれず新しい技術領域にチャレンジできるというのが当たり前のようにある環境です。
たとえば、iOSを主担当+サーバーサイド、Androidを主担当+フロントエンド、iOSとAndroid両方の開発を担当しているなどさまざまなメンバーがいます。

今回、ママリ開発チームのiOSとAndroid両方の開発に携わっている関根にそれが実現出来ている体制や実務として両方の開発をすることの魅力についてインタビューしました!

個人の頑張りでは限界。組織的な体制でフォローされている安心感。

iOSとAndroid両方の開発ができる理由はなにかありますか?

組織的な体制のフォローがあることが大きいと思っています。
新しい技術領域に業務範囲を広げるとき、もともと担当していたメインメンバーから手厚くフォローがあります。移行期間があるのですが、その間にメイン担当とペアプロをします。

僕はもともと、前職のときからiOSとAndroidの開発を両方担当していたのですがコネヒトに入社をしてからはAndroidのみの開発をしていました。コネヒトで両方開発をしはじめたのは、2018年11月からなのですが前職では、Objective-Cで開発をしておりSwiftでのiOS開発の経験はありませんでした。そのため、このペアプロの期間があったことで安心感を持って業務に入ることができましたね。
ペアプロをすることで疑問点もその場で解消できましたね。Androidのママリをつくっているといっても、iOS特有のアンチパターンもあるので意見をもらいながらキャッチアップしていくことができました。

具体的には、SwiftとKotlinはメモリ管理のルールが違いました。Kotlinのノリで書いているとメモリーリークしちゃうということをペアプロのときに知り、Swiftのメモリ管理の仕方を教えてもらいましたね。

そういった開発の違いをキャッチアップできるのは、たしかにいいですね!その他になにかありますか?

もうひとつ大きいと思っていることは、チーム開発において施策の進め方をディレクター含め議論ができるということですね。iOSとAndroidは基本的に並行開発をしていきますが、施策の中で効果がわからないものについてはiOS、Androidどちらかで試してみてから反映するということもあります。そのため、今スプリントでは自分の開発タスクをどちらを手厚くするのかフォーメーションを臨機応変に対応することができるチーム文化があります
わたし自身のスプリントのタスク管理は、iOSとAndroid両方でキャパシティ管理をしています。

両方開発するにあたって、組織体制のフォローについてはわかりました。個人的に工夫していることはありますか?

わからないことは素直にきくように心掛けていますね。どうしても両方のOSに関わってるとメインメンバーより新しいOSの機能、バージョンアップなど技術的な話のキャッチアップが遅れることがあるので。ただ、両方開発をしていることのよさもあって、たとえば新しくAndroidで追加された機能があったときに、iOSではすでにリリースされている機能ということもあるので、両方の情報を同時にキャッチアップするなど意識していますね。

両方開発することで、チーム開発にもいい影響を与えられる!

個人開発ではなく、実務として両方開発することの魅力はなんですか?

両方の開発に広く深く関わることができるのは魅力だと思いますね。また、両方開発をすることで、チーム開発的な視点でみると仕様のブレを少なくすることや通常のタスク見積もりより早く開発できるなどのメリットもありますね。

それはどういうことですか?

並行開発をしていると、iOSとAndroidで開発者が違うことで仕様の認識がずれ同じ機能なのに、仕様がブレているのに気づかずリリースしてしまったということもあるんじゃないかなと思います。僕が両方の機能をひとりで開発することにより仕様のブレがなくなります。また、iOSを開発した後にAndroid開発に着手するとなると、iOSの開発のときに一度どういうふうに作っていくか設計しているのでそのステップを省いてAndroidの開発に着手できるため実装が早くおわるんです。

なるほど。チーム開発にもいい影響があるんですね!

あと、両方の開発に携わっているからこそ、それぞれの課題を見つけることができます。iOSとAndroidの開発はそれぞれ動いているので、一見分断されているのですがiOSで見つけた課題がAndroidの開発においてもないのか、両方見ているからこそ全体をみてのチーム改善に携わることもできてやりがいを感じますね!

最後に、メッセージをお願いします!

新しい技術領域に入るとき、不安を感じたり自分のスキルが認められるのかなど心配も多いとは思うのですが、コネヒト開発部は後押ししてくれるチームメンバーが多く、体制面にも反映されており心配せずに新しいことにチャレンジできる環境があります。両方の開発に携わりたいという意思があるのであれば、是非一度お話を聞きにきてほしいなと思います。

250万人以上会員を抱え、2019年に出産をしたママの3人に1人が利用している規模感の「ママリ」の開発に携わることは、貢献実感もすごく感じると思います。また、iOSとAndroid両方開発することで、それぞれの言語の考え方に触れるとスキルの深さも変わっていくと思います。是非、チャレンジしてみてください!

ネイティブエンジニア
国内最大級のママ向けサービスを作りたい方必見!ネイティブエンジニア募集
コネヒト株式会社は「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」をビジョンステートメント(VS)に掲げ、育児や家族を取り巻く様々な家族領域の課題解決を目指す、日本でもユニークなドメインを持つテックベンチャーです。 VS実現の先のKGIとして「希望出生数と予定出生数のGAPの解消」を目指しており、その障壁となる「経済(家計)」「育児」「健康(不妊)」「社会の雰囲気」という大きく4つの課題を主要な事業領域としています。この事業領域において、事業開発や行政・他企業との連携、社会への提言など様々な方法で、それぞれのありたい家族像が実現できる社会に向けた取り組みを進めています。 主軸事業は、「ママの一歩を支える」をミッションにしたサービス 、ママリです。 ママリはリリースから10年を迎え、妊娠・出産・育児という生活激変の時を歩む女性たちの悩みや不安を解消し、喜びや幸せが共有されるコミュニティとしてなくてはならないものとなり、 今では300万ユーザーの「家族の声」が集まるプラットフォームへと大きく成長しました。 しかし、ママリに集まる家族の声を通して見えてくるのは、ママを支えるだけでは解決できない課題がたくさんある、ということ。 そこで2020年、「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」という新たなビジョンステートメントを定め、様々な取り組みを進めています。 プラットフォームに集まるデータを活かしてクライアントのマーケティングを支えるtoBサービス「家族ノート」、育児関連の購買に悩める家族を支える 「ママリ口コミ大賞」 のほか、国勢調査と並ぶ回答数を誇る 「家族に関する実態調査」の実施や、育休の質を改善するための社会への提言など様々な分野へ取り組みを広げており、収益構造についても広告 / サブスクリプション / SNSを中心とした非常に健全なポートフォリオとなりました。 2019年からはKDDIの傘下会社として、コネヒトが保有するアセットやデータ活用、KDDIが取り組むSDGs分野でのシナジーも期待されています。 大企業にジョインしたスタートアップ(Joined Startup)として、スタートアップらしい自由で挑戦的な文化と大企業の強い資本力やアセットが両立する「スタートアップ第三極」の、新たな働き方も提言していきたいと考えています。
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