オブジェクト指向UIデザイン──使いやすいソフトウェアの原理 WEB+DB PRESS plus
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今回の【コネヒト図書館】は、最近メンバーが読んだオススメ本をご紹介します!
iOSエンジニア、デザイナー、サーバーサイドエンジニアとそれぞれのメンバーに1冊、理由とあわせて紹介してもらいました。
オブジェクト指向UIとは何なのかについて、歴史的背景や身の回りのソフトウェアの例、タスク指向UIとの対比をつかってわかりやすく捉えられる本だと思いました。また、実際にオブジェクト指向UIをどう設計するかの体系的な解説があり、それを実践することができる演習の章もあります。
個人的にも、りんご皮むき機と包丁の例から道具のデザインの抽象度や人と道具の相互発展の話があったり、行儀よく手順を踏まずある種の直感で一気に具体的な最終形を導き出しロジックは後から見出される(アブダクション)デザインの話など、興味深い話が多かったです。
デザイナーチームのメンターであるデザイナーさんにおすすめいただいて読んだ本です。
エンジニアもデザイナーも「書く」ということは普段から行っていることだと思いますが、あまりにも日常的すぎて「伝わるように書くこと」はなかなか意識できていなかったな とこの本を読んで気づくことができました。個人的には、書く前に「読者のことをリサーチしよう」「ゴールをはっきりさせよう」というのが発見でした。最近はブログを執筆することもあるので、読んだ内容をさっそく実践しています。
紙の書籍しかないのですが、紙の質が良く、めくるのが楽しいので、装丁マニアの方にもおすすめです。
コロナの影響もあって、スクラムイベントなどのミーティングがオンラインになったところも多いのではないでしょうか。オンラインのミーティングは良くも悪くもオフラインとの違いがあると思います。中でもふりかえりは特に難しくありませんか?
アジャイルレトロスペクティブズはふりかえりに特化した本です。出版は10年以上前で、オンラインの場について書いているわけではありません。ですが、ふりかえりの基本に立ち返ったり、引き出しを増やしたり、改めて読み返すとたくさんのヒントが転がっていることに気づきました。
今のチームではふりかえりの最初にチェックインをするようになるなど、ふりかえりの場も日々改善を続けています!
近年NoSQLが台頭してきていますが、WebアプリケーションをつくるにはRDBMSはいまだ必須の技術と言ってよいと思います。この本はRDBMSのインデックスのデータ構造を説明して、実際に使うSQLを挙げながらどうやって効率的にインデックスを使うかに焦点を当てて解説しています。SQLのチューニングはその場その場で対応することはあってもあまりしっかりと学ぶ機会が少なかったのでそういう方にオススメの一冊だと思います。ここではOracleをメインに解説していますが、その他有名所のRDBMS(MySQL、PostgreSQL、SQL Server)について補足があるのでOracleをメインではない方にもオススメです。
本となっていますが、実はamazonでは高騰しているので、こちらのサイトからPDFを購入されるか本とおそらく同等の内容のこちらのサイトを見ていただくと良いと思います。
ご紹介した本の中で、気になるものや参考になるものに出会えたら幸いです。次回のコネヒト図書館もお楽しみに・・・!