はじめに
こんにちは!2021年12月にShippioに入社した小山田です。
今回の記事では、私がShippioに入社を決めた理由について、自分のキャリアを振り返りつつ紹介します!
「スタートアップにチャレンジしてみたいけど、今の働く環境は最高だから、わざわざ環境を変える必要はないかな。でもやっぱりチャレンジしてみたい・・・」
と、無限ループのように悩んでいる方に是非読んで頂きたいです。(私もそうでした)
Shippioとは?
Shippioはアナログで複雑な貿易業界のDXを目指しているスタートアップです。流通・製造業の顧客に対し、輸出入の手配と業務の可視化やコミュニケーションを一元管理できるクラウドサービスを提供しています。複雑な業務フローに加えて、今でも紙を中心に情報を管理する文化が強く残っている貿易業界を本気で改革していくという志をメンバー全員が持っている組織です。
前職でのキャリアについて
Shippioに入社する前は、新卒入社した株式会社インフォマートで7年半働いていました。
会社として最適な組織体制を検証していたこともあり、様々な部署を経験させてもらいました。前職での経歴を簡単に紹介します。
2015年4月:入社
2015年5月:フィールドセールスへ配属
新設の請求書事業の営業をしていました。
2015年10月:新規チーム立ち上げ
2016年10月:サポートチームへ異動
請求書事業ではなく、フード事業のサポートチームへ異動をしました。
2017年1月:フィールドセールスへ異動
2015年に配属になった営業部へ再度戻りました。
2017年7月:カスタマーサクセスへ異動
2018年1月:フィールドセールスへ異動
2018年6月:インサイドセールスチーム立ち上げ
インサイドセールスのチームの立ち上げ、とりまとめを実施していました。
2021年1月:フィールドセールスへ異動
多くの役割を経験したことで、今の自分に繋がるキャリアを形成することができました。本当にあっという間の7年半でしたが、たくさんの経験をさせてもらった前職に本当に感謝しています。
インフォマートに入社した2015年頃は、「請求書を電子化する」というソリューションが、まだ世の中に浸透していませんでした。
そのため、当時は企業のホームページを検索して、そこから毎日100件程度の電話をかけてアポイントメントをとり、営業に行くという地道な活動を繰り返していました。しかし退職をすることになった2021年の12月には、「請求書の電子化をする」ことが当たり前な世の中に変わりました。利用企業数が50,000社から600,000社と約12倍になり、入社をしていた頃からは考えられない程、7年間の世の中の大きな変化を感じました。企業からお問い合わせを頂く数もかなり増え、ホームページを検索しては電話をするという活動はほとんどなくなりました。
この時「新しい産業を生み出す」過程での社会の変化を体感したと共に、日々の地道な積み重ねによって世の中を変えていく面白さを知りました。当時はお客様が最初は請求書の電子化に慣れておらず、毎月「システムの操作方法が分からない」と連絡をしてくることもありました。ところが2~3年も経つと当たり前のようにシステムを操作していて、お客様から「本当に業務が楽になった」と言って頂くことも多くなり、とてもやりがいを感じていました。
新しいチャレンジを考え始めたきっかけ
私はこれまでのキャリアを通して、BtoBサービスのビジネスプロセスにおいて「企業と接点をもってから、顧客になる一連の過程」ほぼ全てを経験してきました。(※赤枠部分)
そんな中で、ある時から
・インサイドセールスチームの立ち上げは経験させてもらったけど、他の環境において同じことを自分の力で再現できるのか?
・インサイドセールスの前工程であるマーケティング領域については何も分かっていないな・・・
こんな事をなんとなく考えるようになりました。
居心地の良い最高な環境と挑戦を天秤にかけた結果
前職の働く環境は最高だったと、今振り返っても自信を持ってお伝えできます。
東証一部上場企業である安心感や、福利厚生も充実していました。
新卒入社をして、主任という役職を頂き、提案すればやりたいことにチャレンジできる環境がありました。
このまま同じ環境で働いて社内でキャリアアップをしていくか、新しい環境で新しい挑戦をするのかといった2つの選択肢を考える時間が増えていきました。
スタートアップでのチャレンジを決断した理由
私は昔から「新しいチャレンジをする際に2つの選択肢で悩んだら、5年後には選べない(=今しかできない)ことを選ぶ」という価値観を持っています。
新卒の就職活動時も一般企業か他の選択肢を検討した結果、同じ考えに基づいてインフォマートに入社することを決断しました。
前職で営業としての経験を積むうちに、こんな想いが大きくなりました。
・世の中(業界)を変えられる面白いことがしたい
・顧客にとって本当に価値のあるもの(システム)を提供したい
・インサイドセールスチームを自分の力で作りたい
・マーケティング領域にも経験の幅を広げたい
そんな時に出会ったのがShippioでした!
自分の転職の軸を叶えられていそうだと思ったのはもちろんですが、驚くほど社員の皆が熱く、高い志を持っていると面接の段階で感じました。
Shippioならきっと業界を変えることが出来ると確信をし、私もその船に乗船して仲間になりたいと強く思いました。
もしこの段階でShippioに転職しなかった場合、また5年後に同じ思いを持って、同じように業界を変えられるような熱い会社と出会えるかと自問した時に自分の答えはNoだったので、最終的にShippioに転職をする決断をしました。
(補足ですが、Shippioは福利厚生や環境も整っており、私が当初恐れていたようなスタートアップのステレオタイプ的なイメージ=「ブラック感」は一切ないのでご安心下さい!!)
転職後に振り返って感じること
Shippioに転職をして驚いたことは、私に「入社したらこんな役割を任せたい」と面接で言われた内容や、私が「これがしたい」と伝えた内容と業務内容に一切ギャップがないことでした。
入社をしたら多少のギャップは生じると思っていましたが、むしろ希望通りに色々と経験をさせてもらっていて感謝しかありません。
Shippioの素敵なところは沢山ありますが、私なりにはこんなところが良いと感じています。
・皆が本気で貿易業界を変えていこうと考え、日々同じ目標に向かって行動している
・全ての意思決定や業務のスピードが早く1日が濃く学びが多い
・オープンな環境かつ、互いを認め、尊敬している雰囲気がある
・自分が発信する場をつくることができる(自主的に発信をする人も多い)
転職をした時に馴染めるのか、人間関係で困ることはないかと緊張しながら初日に出社をしたのですが、1日でその不安が吹き飛ぶ程、皆が丁寧で優しく暖かい場でした。
今も誰かが入社をしたら、Slackの挨拶に対する反応が沢山あって、皆で歓迎会をする等、Shippioらしい暖かさを感じています。
また、会社が大きくなっていることも入社してから日々体感しています。
それは売上の数字だけではなく、新しく取引できるようになった会社が社会的な認知度の高い企業だったり、顧客の要望を受けて、プロダクトに新しい機能がどんどん実装されていったり・・・。
短期間でこれらを体感できるってなかなか無いですし、 とてもありがたいです。
最後に
Shippioでは、「貿易業界を変えていきたい!」という高い志を持った経営陣や仲間が沢山います。
また、私のように貿易業界には直接的に関わってこなかったメンバー、様々なバックグラウンドを持った人達がたくさんいます。だからこそ、皆が足りないところを補い合い、吸収して、会社が成長していると日々感じています!
今回の記事を読んで頂き、少しでも「この環境で挑戦してみたい!」と思って頂けた方は、
是非、小山田もしくは以下連絡先までご一報下さい!
ここまで長文にお付き合い頂き誠にありがとうございました。