こんにちは!株式会社イニシャル採用担当です。今回は、イニシャルへ中途入社し、パパ・ママになられた後も活躍されている2名にインタビュー!写真左から、イニシャルへ中途入社9年目の宮下菜央子さんと、中途入社4年目の遠藤七施さん。お二人に、イニシャルでのお仕事、育児との両立の工夫、働くモチベーションなどを聞きました。
プロフィール
<遠藤 七施さん(写真右)>
2021年イニシャル入社(入社4年目)
PRアカウントとしてクライアントと向き合いつつ、現在はプランニングチームにも所属しキャリアチェンジにも挑戦している。
前職は広告制作会社でプロデューサー業務を担い、ビジュアル制作・動画制作全体の進行管理や営業提案を行っていた。
お子様の人数・年齢:
1歳の男の子がひとり
<宮下 菜央子さん(写真左)>
2016年イニシャル入社(入社9年目)
グローバル部署に所属し、PRコンサルタントと部署のマネージャーを担う。
前職ではSEO会社に従事し、主に法人営業を行っていた。
お子様の人数・年齢:
3歳の男の子がひとり、
現在第2子を妊娠中。(2025年1月より育児休暇取得)
▼イニシャルでの仕事内容や実績を教えてください。
遠藤さん:
大手スーパーマーケットやチョコレートブランド、ファッションブランド等のBtoC商材やサービス等を中心に、PRや企画提案をしています。
また、イルミネーション等、期間限定のイベントのPR等、単発でご相談をいただくことも多いです。PRコンサルタントとしてのお仕事もそうですし、前職でプロデュース業をしていた経験から、イベント等の企画・運営の提案から実行まで、最後までワンストップで支援をお任せいただけることは自分の強みかもしれません。
宮下さん:
最初はメディアプロモーターとしてBtoB向けサービスをメインに担当しながら、途中で部署異動を経験し、BtoC商材を担当する機会も増えました。また、第1子の産休に入る前にグローバルチームに異動し、外資系のクライアント様のプランニングを中心に、マネージャーとして部署のマネジメントもしています。
外資系の企業様は、時差によりミーティング時間がビジネスタイムではないことも多く、産休復帰後はバランス調整のため、国内企業の案件にもアサインしていただき、不妊治療クリニック・文具等の企業もお任せしていただいています。
ーー不妊治療クリニックのお仕事は、ママとしての知見のようなものも活かされているのでしょうか?宮下さん:
とても活かされていると思います。やっぱり、一緒に案件進行するメンバーのなかには20代前半の若いメンバーもいるため、「妊娠したい」と思ってる人の考えはなかなか現実的にイメージできないことも多いと思うのですが、私はそういう考えや治療の過程が分かっていて、自分ゴト化をすることができたため、自分の知見が提案にも繋がったりもしたと思います。
▼パパ・ママになる前後での働き方の変化はありましたか?
遠藤さん:
パパになる前は何事も仕事最優先で考えていてしまったため、夜遅くまで働くことも多かったのですが、息子が生まれてから、その考え方は180度変わりました。人生の中でもちろん仕事も大切ですが、息子最優先の考え方になったかなと思っています。
だからこそ、仕事には穴を空けずに、また家族との時間も大切にするために、より自分の仕事の進め方を見つめなおして、「短時間で効率的に、密度の高い仕事をできるようにしよう」というのは常に意識するようになりました。
宮下さん:
産休に入る前は、仕事に対する体力やガッツも自分の強みであったため、夜遅くまでバリバリと働いたりもしていたのですが、出産するとそうもいかないので、残業をすることも減り、時間にメリハリができたなと思います。自分の中でタイムリミットを区切り、「この時間までにこれは絶対終わらせよう」という意識が強くなったので、業務効率が良くなったと思っています。
また、かなり部署のメンバーからのサポートをしていただいていると思います。そのおかげでうまく両立することができていると実感しています。
ーー遠藤さん:
確かにそうですね、部署メンバーからのサポートもあり、場合によっては巻き取っていただいたりして、とてもありがたく思いますね。自分ひとりではなくチームで進めている仕事ということやありがたみを改めて実感させていただきました。
ーー宮下さん:
ちなみに、私はいま産休から戻ってきてから2年働いてるのですが、最初は案件も少な目に振っていただいて様子を見ながら進めていました。その中でだんだん最適なペースや分量がわかるようになってきて、18時前に一旦業務を終えさせていただきお迎えにいくなど、周りのサポートもあったおかげで落ち着いて働くことができていると思います。
▼育児のために利用した会社の制度はありますか?
遠藤さん:
3か月強の育児休暇を取得しました。
育休取得までは、妻の実家の方へ子どもを預けて毎週末会いに行く、という生活をしていましたが、
取得後は4月末からはその一緒のタイミングで僕の家の方に戻ってきて、一緒に育児に専念することができました。
宮下さん:
1年半の育児休暇と、会社と相談の上、産前産後をフルリモートの勤務形態にしていただきました。
ただ、週に1~2日など、出社ができる日は出社をして対面でのコミュニケーションを取るように意識しています。ちょうどコロナ禍での育休取得であったため、在宅という制度も定着しつつある時期ということもあり、つわりで辛い時に満員電車に乗らなくて良かったことも助かりましたし、今では子どものお迎えなどもあるためとても助かっています。
▼仕事と育児の両立で工夫していることやモチベーションを教えてください
遠藤さん:
今までは、自分のキャパを超えてしまいそうなくらい仕事に夢中になってしまうこともありましたが、いまはどちらかと言うと、子どもや家族のために働いているという意識を持ちながら働けているため、とてもバランスを取りながら両立ができていると思います。
イニシャルはフレックス勤務の制度なので、日によっては朝早く起きて業務をスタートする、とか仕事を早く切り上げて、子どもが寝静まったら残りのタスクをやる等、フレックスだからこそ、より自分のペースでこなしていく仕事の進め方に変わったなと思っています。
宮下さん:
やっぱり時間の使い方ですかね。これまで、先を見通し計画を立てながらタスクをこなすことは正直苦手な方で、目の前のタスクを確実にこなしながら進めていくことが多かったように思います。入社当時は上司から、もう少し計画を立てながら進めていこう、とアドバイスを受けたこともありました。
出産後は、夜分等の急なご依頼にはなかなかコミットしにくくなってしまったからこそ、「いつまでに何ができてなきゃいけない」等、以前より計画立てて進行できるようになりましたし、それがマネジメントにも繋がっていたらいいなと思っています。
モチベーションは、やっぱり家族のために働いてるという意識ですね。今まで、時間を気にせずに働く場面もありましたが、仕事も頑張って、子育ても頑張るというメリハリをつけられるようになりました。
ーー遠藤さん:
その通りですよね、今まで自分で請け負いがちだったものを、いい意味で自分のチームのメンバーに振れるようになった、というか、助けてもらえるようになったことが非常に大きいです。
出産前後も、プライベートのイレギュラーな対応が多く、案件メンバーには色々と迷惑もかけてしまったと思うのですが、周りの方々にとても支えてもらったことが多々あります。チームで進めているから結果的に案件として成功することができていますし、チームとしての動き方は育休取得前よりは良くなったのかなと思います。
▼お迎えのスケジュールや、休日の過ごし方を教えてください
遠藤さん:
保育園は今後入園するため、まだわかりませんが、僕が朝連れて行き、帰宅の時間が早い妻が夕方にお迎えというように分担をすると思います。
休日は、できるだけ色々なところにお出かけに行くようにしています。僕の子どもは平均よりも小さく生まれてきたので、「とにかく健康に育ってほしい」という想いが強く、色々な場所に連れていき免疫もつけさせてあげたいなということと、楽しい思い出作りもしたいと思っています。
最近は近所や保育園の子どもと公園で遊んだり、なんと偶然にも同じ日に生まれたいとこ(妻の妹の子ども)と出かけることもあります。外出に慣れて、活発な男の子に育ってほしいです。
宮下さん:
基本的に在宅勤務をしている時は、9時出社、18時退社の時差勤務をしており、朝は旦那が保育園まで送ってくれます。保育園は18時までなので、勤務終了時間からだとギリギリ間に合わないので、17時45分くらいに一度勤務を終えて自転車で迎えにいっています。
そこから帰宅後、夜ご飯を作ったりお風呂に入れながら旦那が帰ってくるのを待ち、揃って夕食を食べ、子どもを寝付かせてから、残りのタスクを行うことが多いです。
オフィスへ出社するときは、自宅がオフィスから遠いので、出社時間を朝8時にずらしていただき、8時出社、17時退社のシフトで働いています。なので、柔軟に働かせていただいている環境はとてもありがたいと思います。
休日は、遠藤さんと同じように、小さいうちからいろんな体験を通して、経験を積ませてあげたいなと思い、土日のどちらか1日は子どもと一緒にどこかに遊びにいくよう意識しています。息子はいま恐竜ブームなので、恐竜博物館に連れていったりしました。
▼最後に、今後イニシャルで達成したいこと(目標)を教えてください。
遠藤さん:
3月から、プランニング部門に正式にキャリアチェンジになるので、
今はPRコンサルトの仕事もやりつつ、プランニングの仕事も勉強途中の修行・見習い期間なのですが、今後はシフトチェンジをしてプランニングが本業になります。なので、今のように設定したゴールに向かってコミットしていくことがメインの働き方のみではなく、これまで自分の注力業務ではなかったプランニングや、コミュニケーションを設計していくこと、また客観的な視点を持って情報をインプットしていく点など、今回の転籍をチャンスと捉えて今後はこれを自分の強みとできるようにしたいです。
宮下さん:
私はまたここから1年間の育児休暇に入りますが、1年のブランクを経て戻ってくるまでの間も、優秀な後輩がどんどん成長してくるはずです。これは前回の育休取得の際にも感じたことですが、復帰後の自分の最適なポジション・居場所みたいなものを模索することは簡単なことではないと思っています。
過去の産休から復帰のタイミングで、新規案件を獲得できたことが重なり、数回MVPに選んでいただいたこともあったのですが、次の年ではその結果を上回れないということもあったので、
継続的に数字を狙えるような営業レップマネージャーをしっかり目指して成果を出していきたいと思っています。また、ママ社員でもここまでできるよ、という勇気づけを社員にしてあげられる姿でありたいと思います。
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