こんにちは!株式会社イニシャル採用担当です。
コスメやクリニック、美容家電などをはじめ美容関連の案件がとても多いイニシャルには、美容業界のPR知見に長けたプロの専任チームがあります。今回は、その中でも多くの美容案件を手掛ける8年目の社員・松下智香さん(中途入社/早稲田大学卒/PRコンサルタント)にインタビューをさせていただきました!
中途で入社したイニシャルの印象やイニシャルで美容案件に携わるメリットなど色々なお話を聞きました。
▼これまでの経歴とイニシャルに入社した理由を教えてください。
新卒で入った会社に丸2年いて、3年目の時から中途でイニシャルに入り、現在は8年目になりました。元々は事業会社でスマホアプリの広報プロモーション担当をしていました。
前職の仕事をしていた際に、自分のアイディアが世の中に出ていき、それに対してスピーディーにメディアとエンドユーザーから反応が返ってくることにとてもやりがいを感じていたんです。また、広報以外にも新規企画や競合調査など色々携わる中で、当時“バズる”という言葉が出始めた頃だったのですが、「どうやってバズらせるか」と訊かれることも多々あって、話題化させる視点ってとても大事なんだろうなと思うこともあり、PRの領域を極めてみたいかもと思ったのが転職を決意したきっかけです。
その中でイニシャルを選んだ理由は、当時からPR業界の中では大手だったというのと、若いうちから裁量を持てるというところです。本を読んだり、セミナーに行ったりするだけでは、なかなか自分のものになりづらいのですが、案件として携わることで自分の知肉になっていくと思うので、それができそうだなと思って入社を決めました。
▼実際にイニシャルに入ってみた印象はいかがですか?
良い意味で全然ギャップがなくて面接で聞いていた通りでした。本当に入社1年目から色んなことを任せてもらえて、自分のアイディアもどんどん採用されて、1年目からとてもやりがいはありました。
▼松下さんは美容案件のイメージが強いですが、今までどんな案件を担当されてきましたか?
入社直後から、美容案件をやらせてもらうことが多くて、メイクアップをはじめスキンケア、ボディケア、ヘアケア、あとはサロンなども担当させてもらってきました。他にもホテルやおもちゃ、インテリアなどBtoCの案件をメインに多く担当しています。
▼美容以外にも色んな業界を担当するメリットはありますか?
とてもあるなと思っています!
例えば、A業界ではすでに当たり前になっている手法だけど、B業界ではまだやったことがないという場合では、ジャンルが異なるからこそ、新しいアイディアとして流用できるというか。それでしっかり結果も出ると、色んな業界の知見がある“私たちならではの提案”ができたなと思うので。業界を超えた手法の応用ができるのは、とてもいいなと思っています。
▼イニシャルには「美容チーム」があり、松下さんは初期メンバーとしてチームをけん引されていますが、今の立場を築かれた経緯を教えてください。
入社直後に担当させてもらったのがコスメ案件だったのがきっかけですが、元々雑誌の美容ページを見るのが好きだったので、作り手のメディアの方々に会えると思うとテンションが上がって、直接お会いするメディアキャラバンにたくさん行くようにしていました。そうすると社内でも、「松下=美容キャラバンにたくさん行く人」みたいなブランディングが出来上がり、美容案件が降ってくるようになりました。
メディアプロモートをずっとやっていると、だんだんメディアが欲してる情報だったり、タイミングだったりを感覚で分かるようになってきます。そこで得た知見や感覚を以て、クライアントにコンサルティングしていくようになったことで、案件の責任者になっていった感じですね。その実績を買って新たに相談をいただけたり、担当していた案件のリピートで発注をいただいたり。あとは、同じ会社の別ブランドの相談をいただいたり……という具合に、本当にありがたいことに案件が集まってきて、気付いたら多くなっていたという感じです。
▼美容案件といっても幅広いですが、具体的にどんなことをされてきましたか?
基本は、美容系のメディアや美容賢者の方に商材を取り上げていただけるように働きかける「メディアパブリシティの獲得」というPRがイメージとして強いかと思いますが、もちろんそればかりではないです。いわゆる、記者発表会やインフルエンサーイベント、ライブ配信などSNSを使ったタイアップもやっています。あとは、広告運用とかSNSキャンペーンなどを手掛けることもあります。
私がイニシャルに居た期間でも、8年前は成功パターンだったものが、今はもう全然違うなど、変化が多いです。そのため、過去の実績やソリューションに囚われずに、自分が消費者だったら「どうされたら行動するか」なみたいな想像をしながら、いい意味で何でもありでたくさん提案して実行しています。そのおかげで、美容案件を多くやっている中でも、全然飽きずに担当させてもらえている気がします。
▼担当された美容案件の中で印象に残っていることを教えてください。
色んな案件を担当させていただく中でも、やはり売り上げに貢献してクライアントが本当に喜んでくれたのはとても嬉しくて印象に残っています。
準備期間が割と短かったのですが、こちらが提案したことを、クライアントも一緒になって協力してくれて、それが形になって売上にも繋がったので、「イニシャルさんの言うことを聞いてよかった」みたいにちょっとクライアント社内でも株が上がったりして(笑)。その先の連携も取りやすくなりましたし、現場の窓口の方だけじゃなくて、社内の方もその後のイベントでワンチームとなって動けるようになったみたいなのもあるので、いいきっかけになったなと思います。しかもそれが、聞いたら誰もが分かるようなグローバルブランドだったので、自分の仕事でそういった結果を出せたということが嬉しかったですね。
PRというと、露出を取ることが目的に思われがちなのですが、その先にはクライアントのビジネスに貢献したいという思いがあるので、せっかくお金をかけてやるからには、売り上げに繋げたいという気持ちでやらせてもらっています。
▼美容業界の膨大なトレンドをどのようにキャッチアップしているか教えてください。
日常生活でいうと、今はSNSで美容アカウントが発信する情報はかなり見ています。特に「X」はとても動きも速いですし、投稿に対する反応もすぐ見ることができるので。あとは、リアルな店舗に行って、棚とお客さんを観察したりもします。そうすると、実際のトレンドはもちろん、お客さんが何に反応しているのかもわかるし、ちらっと手元のスマホを見たりすると何を見ながら買ってるのかも見えて、すごく勉強になります。元々「@cosme」や「LOFT」、ドラックストアをうろうろするのが好きなのですが、フィールドワークという点でも勉強になるなと思いますね。
そして、社内にトレンドに敏感な人がたくさんいるので、色々教えてもらったりもします。隔週で行われる「美容チーム」の定例MTGで話したり、Slackのチャンネル上でどんどん情報シェアをし合ったり。「これ私も見ました!」「面白い仕掛けですよね!」とか、いろんな議論がされるので、とても勉強になっています。
▼最後に、どんな人にイニシャルに来てほしいですか?
先ほどお話ししたように、日々「正解」が変わっていくので、既存の1個の手法に囚われずにどんどん新しいことに挑戦したいと思う人は向いているなと思います。クライアントや消費者の気持ちを想像して、自分も楽しみながらアイディア出しができる人はとても良いと思いますね。「美容チーム」的な目線で言えば、美容トレンドに敏感でミーハーだったり、好奇心が旺盛だったりする方は向いていると思います。
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