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卸売を分かりやすく説明します!

こんにちは。株式会社堀商店の堀新太郎です。

僕たちが普段生活をする中で「卸売業」と接する機会は多くないため、イメージが湧かない方もいらっしゃると思います。今回はできる限り分かりやすく説明を試みたいと思います。

目次

①用語

②伝統的な商流と卸の機能

③卸条件について

④堀商店の位置づけ


①用語

卸売、問屋、商社、専門商社、総合商社、など様々な関連用語がありますし、人によっても意見が分かれる部分もあるかと思いますが、僕の整理では

・卸売業:専門商社、総合商社を含む広い言葉
・問屋:国内取引で、ジャンル特化。問い合わせれば応えてくれる身近なビジネスパートナー
・商社:輸出入も行っている場合が多い、比較的規模の大きいビジネスをする企業
・専門商社:輸出入も行っているが、商品の売買という単一ビジネスモデル
・総合商社:輸出入だけでなく、事業投資を行うことで様々なビジネスモデルの会社経営を行う

といったイメージです。堀商店は卸売業の中でも、問屋としての機能を特化させています。


②伝統的な商流と卸の機能

過去から現在まで続く伝統的な商流として、簡略化すると商品を製造するメーカー、消費者へ直接販売をする小売店、その間をつなぐ卸売が商品の売買を行うことで消費者に届けられています。

メーカーは生産設備をもって商品を作るため、少ない種類の商品をたくさん作る方が設備の種類、設定の切り替えも少なくなるため効率がよく、製造に特化するために販売に関しては大きな単位で購入してくれる先にのみ販売します。

一方で小売店は店舗をもって販売するため、一定のスペースに多品種を陳列したいという意向がある一方、店舗のバックヤードのスペースが限られるため少量ずつ在庫し、ほしいときに少量ずつ商品を入荷したい意向があります。

そこで間に卸売が入り、
・大きな単位で商品を仕入・在庫し、少量販売する在庫機能
・小売店が商品を仕入れたい時に供給する物流機能
を発揮します。

また、仮に各メーカーが5種類の商品だけを生産しているとすると、小売店が100種類の商品を陳列したい場合、20社から仕入れをする必要があり、やり取りが面倒になります。

そこで卸売が仮に20社のメーカーと取引をすれば、小売店は卸売1社と取引をすれば、計算上では100種類の商品が取り扱えるようになります。

その他にも、メーカーとも小売店とも広く取引を行うことにより、商品情報やマーケットの需要情報が集まりやすいため、メーカーが供給する商品の中から、自社の客先が求めるであろう商品を目利きして、より喜ばれる商品を小売店に提案することができる、情報機能も発揮します。

いずれにしても商品・情報共に分野に特化した方が専門性を発揮できる(特化しないとキリがない)ので、卸売は商品ジャンルに特化した会社が多いです。

実際には得意分野など様々な理由でメーカーと小売店の間に卸が数社入ることもありますし、メーカーが消費者に直接販売するDtoC、小売店が自社で生産まで行うSPA(製造小売)など様々な形態が生まれていますが、まずはこの基本形が理解できていると、商流の理解がしやすいと思います。


③卸条件について

上の図で、40円から100円の幅で金額が記載されていますが、メーカー希望小売価格100円の商品が生産されてから消費者に販売されるまでのイメージを示しています。(あくまでイメージです。)
簡単な理解としては、ばら売り(1個~)で販売される時の単価が100円。まとめ売りされる場合はその販売単位が多いほど単価が安くなるというのが基本的な考え方です。結果として、メーカーから小売店へと流れていくにつれ、1回の取引で販売される数量が少なくなるため、1個当たりで確保する利益額も大きくなっていく形になっています。


④堀商店の位置づけ

堀商店は卸売業であり、その中で問屋と呼べる業種ですが、一般消費者のお客様にも分け隔てなく販売しています。
伝統的には卸売りの業界では【卸条件で】【小売店など商売をされる方に】販売するというのが、卸売の基本形で、一般消費者の方が卸売とかかわることはほとんどありませんでした。
しかし堀商店は【卸条件で】【法人・個人・用途問わず】商品を販売しています。

本来的には、お客様がどんな方だからといって、同じ価値に対して違う価格を提示するのは、違和感があると考えています。なので、まとめてたくさん購入して頂けるのであれば、一般の方でも小売価格よりも安い卸値で販売しています。

またその同じ条件で、店舗でも自社ドメインのネット通販でも商品を販売しています。最近よく見るWeb注文、店頭引取(Order & Pick)も何年も前から行っています。実店舗があるネット通販の強みですね。

「楽しいをつくるアナタのために」というMissionと「アハハ!があふれる世界」というVisionを掲げている堀商店としては、子ども達の楽しいをつくるハードルを下げ、より多くのお客様が子ども達を喜ばせることにより、アハハ!があふれる世界を実現できると考えているため、全ての人にお取引頂ける体制を整えているつもりです。

なんとなくイメージが湧きましたでしょうか。子どもが喜ぶ商品を取り扱い、お客様と一緒に笑顔をつくる、そんな会社・仕事に興味を持って頂けたら、ぜひ一度気軽に話を聞きに来てください。

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