私たちアタレは、社員が「ワクワク」するような事業を、そして、社員が「入って良かった」と思える会社を目指しています。
現在は、システム開発事業、SES事業、動画編集・コンサル事業を中心に事業を展開。今後はさらに新たな事業に参画すべく、さまざまな構想を練っています。
今回は代表取締役の木村社長にインタビューを実施。創業にあたっての思いや、今後の展望などを伺いました!
【プロフィール】
木村 潤紀:代表取締役。期間工やシステムエンジニアの仕事を経て、2023年3月に株式会社アタレを設立。
エンジニアが夢を見られる会社を作りたい
――まずは木村社長がアタレを創業するに至った経緯を教えてください。
高校卒業後、2年間ほど期間工として働いていました。その後、未経験でシステム開発会社に入社し、約12年にわたりエンジニアの仕事に就きました。「何もないところからエンジニアに育ててもらった」という当時の経験が、現在の私の礎になっています。
独立を決意したのは、前職の会社が別の企業にM&Aされることになったからです。当時の私はエンジニア育成に関わる機会が多く、「エンジニアを1から育てる」ことを大切にする信念を貫くためには、自ら会社を興すという選択が最良なのではないかと考えました。そこで、私を含めて4名のエンジニアメンバーで、2023年3月に株式会社アタレを創業するに至りました。
――創業にあたって、どのようなビジョンを描いていましたか?
「エンジニアが夢を見られるような会社にしたい」という思いが強かったですね。私自身の経験ですが、エンジニアとしてのキャリアをしっかりと積み上げたことで、前職を辞めるころには期間工時代の5倍程度の年収を得ることができていたのです。私と同じように、未経験でスタートする人たちでも、一人前のエンジニアとして手に職を付けることができる会社を作れればと考えています。
――創業にあたって障壁となったことはありましたか?
私自身、新しくチャレンジすることが好きなので、楽しみな気持ちのほうが大きく、特に障壁はなかったと感じます。仕事をいただけるクライアント様とのつながりも多くあったため、スムーズに事業を開始することができました。
目標は「キャンプ事業」を展開すること
――現在の事業内容を教えてください。
「システム開発事業」「SES事業」「動画編集・コンサル事業」の3つの事業を中心に展開しています。現在メインの事業はSES事業ですが、今後はエンジニアを育成しつつ、自社開発にも力を入れていきたいと考えています。
ちなみに、動画編集・コンサル事業に関しては、当社のメンバーと私の2名でYouTubeチャンネルを開設していて、現在2.3万人の方に登録いただいています。そのような事業も含めて、「メンバーがやりたいことを実現できる」環境づくりに尽力していく予定です。
――アタレではどのようなミッションを掲げていますか?
私自身の信条でもあるのですが、「去年より良くしていこう」ということをミッションに取り組んでいます。会社としても、去年よりも成長することを目標に、新しいことにどんどんチャレンジしていく姿勢を大切にしています。
――「去年より良くしていく」ために、メンバーに対してどのような行動を求めていますか?
まずは「自分が良くなるために」どう動けばよいかということを、考えてもらいたいと伝えています。会社のためにというよりも、自分のために働いてほしいですね。特にITの仕事は、スキルがあれば、どのような場所でも通用する人材になれるはずです。将来の仕事の種を見つけられるように、日々の業務を通じて能力を磨いていってもらえたらと考えています。
――今後の事業展開について教えてください。
大きく2つあります。1つ目の目標が、自社開発事業への尽力です。そのために、まずはエンジニアの採用と育成を強化していくこと。具体的には、2024年度中に10名程度、2028年度には50名程度の組織を目指して拡大していきたいです。育成に関しても、私自身これまでに20名程度の若手エンジニアを育ててきた経験があります。現在もIT関連の研修を請負で行ったりしていますので、そのスキームを活かしながら、自社のメンバーも教育していく予定です。
そして2つ目の目標が、「キャンプ場を作ること」です。実は、候補地の山も既に買ってあって(笑)。2025年を目途に新たに「キャンプ事業」を立ち上げて、自分たちで山道を作ったり、イベントを行ったりしたいですね。一見エンジニアリング業務とは無縁に感じる取り組みかもしれませんが、アタレではそうした“アソビ”の姿勢こそ大切だと考えています。
実体験をもとに、活躍できるエンジニアになるための道筋を伝えたい
――木村社長が考えるエンジニアの仕事の面白さは?
前職で、「ITの仕事では、自分が得意な部分を伸ばすことが大切だ。苦手な部分があっても、それが得意な人と一緒に組めばシステムは完成する」というふうに教えていただきました。私は、いろいろな人と調整する能力が人より長けていると自負しています。メンバーの得意・不得意を吸い上げたうえで、適材適所で仕事を振り分けていくことが得意なんです。そのように、自分の強みを活かしながら、ほかの人たちの強みをかけ合わせてプロジェクトを推進したり、目標を達成できることが面白いと感じますね。
――アタレだからこそ経験できる事柄はなんでしょうか?
私自身も高卒でエンジニアになりましたが、学歴に関係なく活躍できる人材になるための道筋を、私の実体験をもとにお伝えできることが当社ならではだと考えています。
また、実際の業務に関しても多種多様なお客様の案件を担当できることが特徴であり、大手企業を中心に、誰もが知っているようなシステムの開発に携われる点も魅力だと思います。
――未経験入社の方にはどのような教育を行っていますか?
最初はJavaがメインですが、最終的に全般的なシステム構築に関するスキルを身に付けてもらうことを目標に教育を行っています。研修期間は人によりますが、大体3か月程度を想定しています。これまで多くのエンジニアを育成してきた経験をもとに、ご本人の適性や教育期間を見極めながら、スキルの引き上げができるよう努めています。
また、専門スキルのみならず、社会人としてのあり方やキャリアに関する研修なども、私のほうで実施しています。そのうえで、定期的な面談を通して、各メンバーのキャリアパスに関する相談にも応じています。
――アタレはどのような雰囲気の会社ですか?
20代後半から30代のメンバーが中心で、明るく、コミュニケーションが活発な職場ですね。形式上は私が社長ですが、多くの人がイメージするようないわゆる“社長”にはなりたくないと思っているんですよ。メンバーとフラットな関係を構築しつつ、足並みを揃えながらやっていきたいと考えています。そのために各メンバーとしっかりとコミュニケーションを図ることを意識しています。
求めるのは、自らの目標を叶えるためにITを身に付けたいと考える人
――今後、どのような会社を作りたいと考えていますか?
「キャンプ事業」もそうですが、メンバーみんながワクワクできるような会社を作ることを目標にしています。
たとえば、私は周りの人たちが楽しめるようなイベントや企画をプロデュースするのが好きで、前職でも100名以上のメンバーを束ねて映画鑑賞会やBBQ、花見などのイベントを実行してきました。アタレでも、会社としてメンバー全員に喜んでもらえるような大きなイベントができたらいいですね。
また、事務所に関しても、今後はフリースペースを設けながら、ダーツやビリヤード、バーカウンターがあるような「仕事兼アソビ」の場にしていければと考えています。目的は、メンバーに高いパフォーマンスを発揮してもらうこと。そのために、メリハリを付けて働いてもらえるような場づくりに力を入れていきたいですね。
――アタレが求める人材像について教えてください。
「同級生よりも稼ぎたい」という思いを持った人や、「誰にも負けたくない」という強い気持ちを持った人を求めています。現段階でのスキルは問いません。日常的なコミュニケーションが円滑に図れる方であれば、スキルは入社後に教育させていただきます。
また、会社から与えられることを待っているような人ではなく、やりたいことが明確にある人。やりたいことを実現するための手段として、ITを覚えたいという意欲を持った人に来ていただきたいですね。まさに手に職を持ち、自由な人生を歩みたいと願う人にマッチする会社だと思います。
――最後に、求職者のみなさんへメッセージをお願いします!
先ほどの“アソビ”の話もそうですが、当社はシステム開発だけでなく、さまざまな経験ができる会社であることが大きな特徴です。また、各メンバーがやりたいことを実現できるような会社にしていくための仕組みも整えている最中です。実際に、あるメンバーから「デザインの仕事をしたい」という要望があり、それが叶えられる案件を受注してアサインした事例もあります。エンジニアとしての経験をある程度積めば、ご自身が望むキャリアに近い環境を用意できるのではないかと考えています。