当社は「賃貸マンションに、もっと住むよろこびを。」をミッションに賃貸物件の開発事業をおこなうディベロッパー会社です。
そんな私たちが手掛けた物件をご紹介していく、開発物件紹介企画がスタート🏡🌿
栄えある第一回は福岡の賃貸マンションquador(クアドール)藤崎をご紹介!
設計担当者の柴田さん・モデルルーム担当者の本田さんに直接お話を伺いながら見学をしました!
- 物件名:quador藤崎
所在地:福岡県福岡市早良区高取2丁目 4-11
アクセス:地下鉄空港線「藤崎」駅 徒歩3分
竣工:2023年3月
お二人とも、本日はよろしくお願いします!
直接解説いただける機会はなかなかないので、とても楽しみでした。
早速ですけれども、外観から解説お願いします!
(柴田)
よろしくお願いします!物件の魅力が伝わるよう、頑張ります!(笑)
外観の黒いタイルと茶色のタイルは基本的に全拠点共通で、外構や緑は担当者ベースで決めているんです。quador藤崎のこだわりとしては、道路に面したところにインパクトがつくように、タイルの場所を決めました。打ちっぱなしがメインのデザインなので、ワンポイントで使う素材を一番角に持ってきたりします。
コンクリートとタイルのコントラストがお洒落ですね。
ちなみに入口はどこですか?見当たらない・・・
(柴田)
ここがアプローチですね。
エントランスへの導線が分かりやすいよう、館銘板を駅方向から来る人のアイキャッチになる位置に配置しています。人の出入りが多いアプローチが住戸のバルコニーに面しているので、どう緩和するかを考えました。圧迫感が出ないように、でも目隠しになるように、あたたかみのある木目素材のルーバーを採用しています。
たしかにエントランス前の部屋だと少し気になりますもんね。
あ、モニターもついているんですね!
外からは見えなくて、中からは確認できる、防犯的にも安心感のある設計ですね。
(柴田)
エントランス・駐車場・駐輪場がここから見られるようになっています。オートロックにはIoTを搭載していて、ICカードや携帯を登録をすれば鍵になるので便利ですよ。遠隔での操作も可能です。
エントランスは黒が基調で重厚感がありますね。
では、お待ちかねのお部屋を見させてもらいましょう!
モデルルーム、良い感じですね!
(本田)
ありがとうございます!落ち着いた大人の一人暮らしをイメージして考えてみました。うちの物件はコンクリート素材をあえて現しにして、空間のアクセントにしていることが特徴ですので、相性を考えて家具を選びました。色を使ってもいいんですけど、僕はあまり得意ではないので(笑)大きな家具は白・黒・グレーやシルバーの無彩色で統一させて、それにプラスして植栽や小物を置いて空間を彩ってみました。
建物の素材と合わせたコーディネートですね。
この照明も、天井のレールを利用してこんな風に使えるんですね!
(本田)
そうですね。モデルルームはただお洒落なだけじゃなくて「こういう使い方もできるよ」という提案ができたらいいな、と思いながらインテリアを組んでいます。
なるほど・・・!
ただ単にお洒落なだけじゃなく、入居者の暮らしに繋がるよう考えられているんですね。
オートロックはIoT対応でしたが、室内にも対応しているものはあるんでしょうか?
(本田)
もちろん、ありますよ。まずは電気のスイッチ類は全部対応していますね。エアコン、テレビなんかも操作できます。他にもIoT対応の家電をご用意いただければ、更に幅が広がりますね。モデルルームに来て、是非体験していただきたいです!
まさに百聞は一見に如かず、便利さを体感してもらいたいです!
では続いて、設計面のこだわりを教えていただいても良いですか?
(柴田)
まずは、ここの棚ですかね。普通カウンターキッチンの収納ってシンクの上にあるんですけど、背面に設置しました。その方が開放感が出て、お部屋が広く見えるかなと思って。
あとは、ここにある全身鏡。少し離れたところから見られるように、扉の前に設置しました。
おお~~~!
これなら背が高い人でもばっちり全身チェックできそうですね。
(柴田)
あとは、ここの棚のサイズ感かな。実は、だいたいこういう棚の奥行って30cmが多いんですけど、僕の場合は33cmとかで設計してます。っていうのも、市販のボックスを置いたときにはみ出さないサイズにしているんです。
ぜ、絶対に言われないと気付かない~~~~!(笑)
数センチへのこだわりが「職人」って感じ、しますね。
(柴田)
そうですね、こういうことをこっそりやっていたりします(笑)この棚の幅は僕ならではのこだわりですかね。他の物件の設計をするときにも、なるべくこのサイズで作っています。
ちなみにこの、部屋の壁についているボルトはなんですか?
(柴田)
物をかけたりできるよ~ってことで、あえて出しています。あとは、これを外して、ホームセンターに売っている長いものに変えて、違う使い方をしても良いですね。フックをつけたり、棚を作ったり・・・賃貸なので、傷をつけずに、工夫次第で色々な使い方ができるようにしています。
そんな使い方ができるんですね!
小さなこだわりがたくさん詰まったお部屋なんですね・・・!
(柴田)
そうですね。こうして伝えないとなかなか分かりづらいですよね(笑)例えばここの扉の素材とかも、ちょっとぼこぼこした素材を使ったりしているんですけど、こういう細かい部分もひとつひとつ決めていきます。
写真だと伝わらないのが悔しい・・・
是非内見のときに直接見てみてほしいです!
(本田)
ちなみに別号室にもモデルルーム仕様の部屋があるので、ご案内しますね。こっちの部屋は、家具屋さんにお願いしてつくってもらったレイアウトです。
こっちは淡い色合いで可愛い!インテリアが変わるだけで、かなり印象が違いますね。
(本田)
そうですね。この部屋は備え付けの棚をデスクやドレッサーとして使えるようになっているので、ここにスツールが置いてありますね。
今テレワークも増えていますし、これすごく良いですね。
PC利用を想定して、ここにコンセントを設置しているんですかね?
(柴田)
作業用にはデスク横に設置しているので、これは家電用を想定してつけています。なんとなく、ここらへんに炊飯器とか、電子レンジとかのラックを置くんじゃないかな~と思って。まあもちろん、何に使ってもらってもいいんですけど(笑)
部屋の間取りから、どんな家具の配置にするか想定して設置しているんですね。
そういえばこのお部屋、コンセントの数が多いですね!
(柴田)
そうですね。多めに設置しています。コンセントもそうですし、テレビ線も2か所にあるんですよ。配線のせいでインテリアに制限が出てしまわないように、柔軟に対応できそうな配置を考えてコンセントをつけています。
確かに、生活スタイルによって置きたい家電の種類や場所って全然違いますもんね。
改めて今回の取材で物件作りへのこだわりを感じることができて、とても勉強になりました。
お二人ともありがとうございました!
(柴田・本田)
ありがとうございました!
これからも色々なことに挑戦しながら、満足いただけるような物件をつくっていきます!
本日は、当社が開発した物件【quador藤崎】についてのご紹介でした。
いかがでしたでしょうか?
どんなことを考えて作っていたのか解説いただくと、また違った目線で見えてきますよね。
これからも引き続き開発物件について紹介していきますので、お楽しみに🌿
リビングコーポレーションでは一緒に働く仲間を募集しています。
少しでも気になった方は、「話を聞きに行きたい」ボタンからお問合せください!
皆さまとお会いできることを楽しみにしております。