【不動産業界にイノベーションを起こす 】 「AND SPACE株式会社」は『不動産業界にイノベーションを起こす』をテーマに活動しているスタートアップ企業です。現在は運営しているシェアオフィス事業『VENTURE MAFIA』(2拠点)とオフィス相互利用のシステムを用いた新規事業を準備中です。
前回ストーリーでは『どうやって日本最大級のコワーキングスペースを作るのか①シェアオフィス・コワーキングスペースの発展』についてご紹介させていただきました。
本ストーリーでは『②シェアオフィス・コワーキングスペースの抱える問題点』についてご紹介していきたいと思います。
②シェアオフィス・コワーキングスペースの抱える問題点については需要者側(利用者側) 供給側(オフィス提供者)双方の側面から考えていく必要があります
需要者側(コワーキングスペース・ドロップイン利用者)
1必要な時最適な場所で利用できるワークスペースを探す手段がない
自分に適した環境のオフィスかどうか?自分の現在地から最も最短距離にあるオフィスかどうか?調べる手段が現在ない
2ワークスペースの設備・特徴・ルールなど事前に把握する為に労力がかかる。
オフィスをやっとの思いで調べたものの設備環境など事業者毎にHPなどにアクセスして確認しなければならない(ex.WEBミーティング可能かどうか等)
3利用料金や決裁手段など多種にあり説明・実際の決裁などに時間がかかる。
速やかにチェックインし作業したいが、設備の利用方法・ルール・決済と作業開始までに時間がかかる。
4一つの事業者が提供しているワークスペースのみしか利用できない。
自分に適切なコワーキングスペースを契約(ex.WeWork Resus)した場合自分の契約した事業者の提供しているオフィスしか利用できない(契約後もドロップインなどで他事業者が提供しているオフィスを利用可能だか別途お金がかかる為、一事業者のコワーキングスペースを利用する)
供給者側(シェアオフィス・コワーキングスペース・ドロップイン事業者)
1自社での集客・周知活動によって獲得した顧客のみの利用となっている。
自社でリスティング広告・仲介会社を利用して獲得した顧客のみの利用となっている。その為シェアオフィス・コワーキングスペース事業者は認知度を上げるための出費が多く発生する。
2ワークスペース貸し・場所貸しビジネスであるにも関わらず利用されていない時間がある
場所貸しビジネスであるにも関わらず、利用されていない時間があり初期投資が必要なオフィス事業者にとって機会損失となる。
まとめ
需要者側(利用者側)には適時事業者の垣根を超えて最適なコワーキングスペースを検索・利用する手段が無く、供給側(オフィス提供者)は自社で集客した顧客のみの利用・ワークスペースが利用されていない時にマネタライズできない
現在進めている新規事業では、発展を遂げてきたシェアオフィス事業者・コワーキングスペース事業者が抱える問題を解決する事業となっています。
次回のストーリーでは③ AND SPACEが日本最大のコワーキングスペースを作る為にやる事 をご紹介させていただきます。