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感情を伝える仕事

Photo by Fadi Xd on Unsplash

28歳の夏に初めて会社を起業した時の話。
実はその時、「この事業をやる!」と友人4人で決めて、
金融機関にも融資のために事業計画書を作り立ち上げたビジネスがあります。

それは、

「ヘッドハンティング事業」

結論から言いますと、2ヶ月くらいで撤退したんですが(笑)、当時人材会社で働いていた
こともあって何か当時の延長線上で考えてた結果だったんでしょうね。

そのビジネスを立ち上げる時に、知り合いの社長に色々と事業の内容を話してみて
反応を聞いていたのですが、その中の「その事業はやめた方がいい!」という
反対意見をくれた社長も何人かいました。

その中でも一番頭に残っているのが、不動産事業をやってる社長が
「人を商品にする商売はやめた方がいい。人の気持ちは変動的で、不安定すぎるから商品に向かない」
まさに、大阪の経営者だなというわかりやすい話で今でも頭に残ってます。
それから僕が15年くらい商売してる中で、確かにあの社長の言った事は、結構本質ついてるなと思う瞬間は多々あります。

そして今、デクノバースが取り扱っている商品は、例えばローストビーフ、パーティーフード、ミートパイにしても人や生き物ではないので感情はありません。

だからいいというわけではなく、その話も踏まえた上で、「人の感情」という部分をしっかり考慮した商売をしたいなと思ってます。

お客様の感情は当たり前ですが、商品にあたかも感情があるかのようなサービスにする事、
そして何よりそれを作って届けている、僕らの会社側の人間の感情がしっかり出せて、伝えられるサービスにしていきたいと思ってます。

2022年はより一層マーケティングに力を注ぎたい。
僕らの作り手の思い、その製品を作る原材料を作ってくれてる生産者の方々の思いを伝達できる人。
とっても求めています。

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