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Keep walking!

Keep walking!

これは会社として、僕自身として信条にしていきたい大切な言葉です。

きっかけは2010年。
マザーハウスの山口絵理子さんの講演会にたまたま参加し、
著書も購入し、当時28歳、29歳くらいの山口さんに衝撃を受けた。

何に衝撃を受けたかというと、想いと行動力だ。

「最貧国から世界に通用するブランドをつくる」

自分には想像もつかない壮大なビジョン。
そして何よりすごいのが行動力だと僕は感じる。
たったひとりで世界最貧国といわれるバングラデシュに行き、
自分の目でみて、自分の肌で感じてって、とても勇気が必要なことだと思う。

僕には到底踏み出せない1歩のように感じたし、感銘も受けた。

バングラデシュの大学院にも入学し、生活をしながらも日本とは違う文化や
人からの裏切りを経験されてなお、行動し続け今や全国に店舗を構える会社である。

2011年、僕も大学3年生になり、就職活動をスタートする年だった。
当時のマザーハウスは東京と大阪(当時は本町)の2店舗くらいしかなく、
ある日、山口さんが店頭に立たれるのを知り、会いに行った。

多分当初の僕は、これから始まる就職活動や社会人生活に向けて、
勇気が欲しかったんだったと思う。

いざ山口さんと会い、細かい言葉までは覚えていないが、
「これから就職活動なんです。何か一言、僕にメッセージをください。」
そういって山口さんの著書「裸でも生きるを」差し出した。

その時、いただいた言葉が「Keep walking!」

本のそでに書かれている「転んでも起き上がってまた歩き出せばよい」も相まって、
このときから「どんなことがあっても前を向いて歩き続けよう」と思った。

今は特に会社のパーパスやビジョンなどは特に設けいていない。

ただ、
誰かが立ち止まってしまった時、
誰かが立ち止まりそうになってしまった時、
誰かが心が折れそうになってしまった時、
そんなときでも常に前を向いて、一緒に歩み続ける会社や人でありたいと強く考える。

まだまだ自分ひとりの力ではできることは少ないかもしれない。
だけど、誰かが諦めかけても、自分は応援し続け、考え行動することはできる。
どんなに辛くても、どんなに立ち止まりたいと思っても、
誰かがいてくれて、歩き続けよう、一緒に進んでいこうと闘い続ける人が一人でもいれば、
もう一度、挑戦することができるかもしれない。
その「誰か」でありたいと思う。

現実で行動を起こせば、成功は自信になるし、失敗と思えるものは糧になる。
だからこそ、立ち止まらず歩みが遅くても良いから挑戦をし続けなければならないと思う。

今の自分があるのは、この言葉のおかげ。
だからこそ、会社として、個人として、「Keep walking!」をモットーに
これから出会うお客様への課題解決をしていきたいと考えて事業を行っています。

これは後日談ではありますが、会社を設立する前、
山口さんが大阪の店舗に立たれる情報を見て、会いにいきました。



2011年に本の見返し(最初のページ)にメッセージを
2022年にはほんの奥付(最後のページ)にもう一度サインを。

次は僕が誰かの勇気になれるように。
そんな想いで設立した会社です。


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