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『小さく作って大きく育てる』世の中に必要とされ続けるものづくりとは

ラジコードは、変化を拒まず受け入れる”なじませ系カンパニー”です。

今回は代表の小寺に、ラジコード創業の経緯やサービスについて、目指したい未来像などを語って頂きました。

「ラジコードってどんな会社なの?」と思われる方は、ぜひご一読ください!

たった一人のフリーランスエンジニアが会社を起こすまで

ーまず小寺さんがラジコードを創業した経緯を伺えますか?

小寺:私の経歴をお話すると、大学卒業後にITベンチャー企業へ一人目のエンジニアとして入社しました。わからないことを誰かに聞ける環境でもなかったため、LANケーブル作成からサーバ組み立て、サーバサイドからフロントエンドまでの制作業務を一人でこなしていましたね。

その後、独立して2013年にラジコードを設立します。当時は私一人で複数クライアントの新規事業部門とお取引をしていたのですが、取引規模の拡大に応じて2017年頃から一緒に働く仲間を募り、現在にいたります。

ー創業からしばらくはお一人でやられてたのですね!メンバーを増やそうと思った経緯を詳しく聞かせて下さい。

小寺:今まで数多くの新規事業開発に携わってきて感じることは、新規事業を大成させるためには、サービスを”作って終わり”ではなくて、その先の未来も並走していくことが大事だということ。つまり、サービスをローンチしたあとの市場に受け入れられるまでのフェーズにおいても、改善し続けることが大切です。

しかし、フリーランス時代に痛感したことは、プロダクトオーナ(PO)と開発者が同じ目線に立つことの難しさです。POはビジネスの実現にフォーカスしていることに対して、開発者はシステム完成にフォーカスしています。その結果例えば、「バグか仕様か」で揉めたりします。サービスを成功させるためには、両者の目線をなめらかに繋ぐ必要があり、その方法を自分なりに試行錯誤してきました。その結果うまくいきはじめました。

その上で、その方法論をスケールさせればお客様への提供価値を「もっと10倍、20倍に広げられる!もっと開発を面白くできる!」そう考えた時に、やはり一緒に並走してくれる仲間が欲しいと思ったんです。現在は、業務委託の方含めて15名ほどのメンバーが携わってくれていますね。

長く続くサービスにするためエンジニアが大切にすべきこととは

ーラジコードが提供するサービスには、どんな特徴があるのですか?

小寺:ラジコードでは、アジャイル開発を取り入れており、「計画→設計→実装→テスト」といった開発工程を、機能単位の小さいサイクルで繰り返し行っています。

その一連の流れにおいて、ラジコードでは”対話すること”を大切にしています。

新規事業は、”誰もその完成形がわからない”というのが大前提ですよね。完成形が分からない中でも、お客様と対話を積み重ねて、その声をいかにサービスへ反映するかが重要なのです。

形のないものを議論していくので当然、試行錯誤する場面もあります。

しかしクライアントとの対話を繰り返すことで、次第に互いの思考を受け入れ、馴染み合い、信頼関係が生まれるのです。その結果、サービスづくりの根幹がきちんと固まり、ユーザーからも好評を博すサービスへと成長を遂げていくのです。

実際、ラジコードでは最初の提案段階から、気がつけば5,10年と長くお付き合いいただくクライアントが多いのです。それは携わったプロジェクトが、世の中から必要とされ続けるサービスへと成長を遂げた証拠でもあります。


実績例1: うんこ学園 シリーズ累計820万部の大ヒット作「うんこ漢字ドリル」の学習アプリのシステム開発・運用

実績例2: ValuePress!(バリュープレス) 約6万社が利用するプレスリリース配信サービスのシステム開発・運用

「小さく作って大きく育てる」定額制開発でムダのないサービス開発を

ーほかに特徴はありますか?

小寺:2つ目の特徴として、ラジコードでは「定額制開発」を取り入れていることがあります。定額制開発における開発スタイルやスピード感は、新規事業開発・新規サービス立ち上げと相性が良いのです。

ー具体的にはどういうことでしょうか?

たとえば先程のお話で、新規事業は誰にも完成形がわかりません。そのためプロジェクトを進行していく中で、当初決めた仕様から「やっぱりこうしたい!」などといったリクエストが発生するのはよくあることです。その時に、工数に対する費用見積もりをいちいち出していたら、先方もコストがかさむしエンジニア側の作業コストが増してしまいますよね。

こうした連鎖を生まないためにも、まずは「小さく作って大きく育てる」これをモットーに、新規サービスづくりの開発サイクルをくるくると回していきます。

もっと多くの企業が新規事業にチャレンジできる、そんな世の中を実現したい

ーラジコードが今後目指す未来はどんなものでしょうか?

小寺:もっと多くの企業が、新規サービスにトライできる世界にしていきたいですね。世の中にいろんな形でアイデアをトライできる人達が増えれば、より豊かな社会に近づくと思うためです。

ただ近年は技術の発展がめざましく、従来の開発手法だけでは新規事業開発は成り立たないことが多くなっています。ラジコードが持つ「エンジニアリングを軸にしたITの価値」をお届けすることで、もっと多くの新サービスが軌道に乗り、成功して欲しいと思ってます。

ー最後に、ラジコードに興味を持ってくれてる方へのメッセージをお願いします!

小寺:ラジコードにご興味を持っていただき、ありがとうございます。ラジコードは、エンジニア中心の組織です。指示されたissueを粛々と進めるのではなく、エンジニアがサービス作りをリードできます。主体的なものづくり、サーヒス作りを楽しめる方にとっては、とても働きやすい環境だと思います。ご興味を持っていただけた方は、まずは気軽にお話しましょう!

ーありがとうございました!



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