まずは自己紹介をお願いします!
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変な商社株式会社 観光DX事業部 営業の鈴木 智也と申します。年齢は26歳。元メーカー勤めでしたが、ご縁があって変な商社に2022年4月入社し、現在は約3年目になります!
趣味はギターと車です。ギターは大学デビューで8年目。車はRX-8に乗っていますが、ハイオクのリッター6で燃費は最悪。それこそ会社でリサイクル協会に入っているんですが、エコと真逆の車というか、会社でエコに貢献した分、プライベートで地球を汚してみたいな、プラマイゼロでやっています(笑)
学生時代は真面目なタイプでした。反抗期でグレることも無く、病欠を除くと小学校から高校まで皆勤賞だったと思います。ただ、宿題は出してなかったので厳密には真面目ではないのかな(笑)
大学での専攻は経済学。特に興味深かったのは、マーケティング論の講義です。いわゆる需要と供給みたいなお決まりの経済学とは違い、メーカー視点でどういう商品がどのように売れるかを分析するような内容でした。それこそ売場の置き方、POP広告の見せ方、どういう話でお客さんが心をとらえることを分析するんですが、そこで学んだことは今でも参考になっているかもしれないですね。
就職活動はどのような軸で行っていましたか?
結論から言うと、メーカー志望でした。理由は自分が製造・販売した商品が街中で使われているのを見れると思ったから、やりがいに繋がると思ったからです。
メーカーにも色々ありますが、私が就職活動で回っていたのは手で持って使える商品を作っているところ。例えば、文房具であったり、各種消耗品は誰もが使うものなので街中で見る機会も多いし、よく売れるとも思ったので、そういった商品を取り扱うメーカーを中心に見ていました。
合計40〜50社は見たと思いますが、最終的にショッピングバッグやノベルティグッズの企画・制作を担う老舗メーカーに新卒入社が決まりました。
前職のメーカー時代について教えてください!
創業約50年続く老舗メーカーにて、2年間ほど営業の仕事をしていました。
主力ビジネスは、アパレルブランド等のロゴが入ったショッピングバッグの企画・制作。だったんですけど、私が配属になったのはミネラルウォーターを扱うサブ事業だったんですよね…(笑)
事業内容としては、会社のロゴが入ったオリジナルペットボトルの水であったり、企業のPB(プライベートブランド)品が主なとろこで、他にも災害用備蓄水からナイトクラブの水まで、飲料関係であればどこでも案内していたかなと思います。
売上の割合としては、スーパーやコンビニのPB品が大半。ただ、商品単価が安い割に重量があるので配送料が高く、利益率はかなり悪かったんですよ。なので、上司からは「とにかく在庫を抱えるな」とめちゃくちゃ言われていたり、メーカーならではの辛さを学んだ一面ではありました(笑)
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変な商社への入社経緯を教えてください!
結論から言うと、変な商社はもともと前職時代のお客さんだったんですが、ひょんなことからお誘いを受けて入社することになりました。
前段の話をしておくと、私が前の会社に入社したのは2020年4月。ちょうどコロナの緊急事態宣言が出て間もない頃で、状況的に「2ヶ月会社に来るな」というところからスタートしました。その後、出社解禁にはなったんですが、会社の事業成績としては悪化の一途を辿っていたんですね。
要はリアル店舗に人が来ない&ECの台頭で紙袋の需要減、そもそも自粛期間でアパレルの需要減、おまけに紙袋の有料化など、全てにおいて逆風を食らっており、将来に不安を抱いていました。
そんな話を当時お客さんだった変な商社の担当者としていたところ、冗談まじりに「一人空いてるんですけど来ませんか?」と言われまして。その場では保留にしたんですけど1週間後に呼んでいただき、営業部長の方に「本気で考えないか!?」と言われ、そこまで言っていただいたのであれば、ぜひ!!となり、面接して入ったという流れでした。
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変な商社への入社の決め手は何でしたか?
まず、若手の意見が通りやすい環境だと思ったことが1つ。前職の会社は老舗だけに上司の言うことは絶対服従気質があって下の層が定着せず、40〜50代の方が圧倒的に多かったんですね。それに対して、変な商社は、その当時、20代後半のメンバーが多く、若手でも意見が通りやすい環境だと感じました。
あとは前職時代に商社や卸業者とも取引があったので、そっちの業界はどうなってるんだろうと純粋に興味を持っていましたし、変な商社は観光業ということで人々の日常生活に関与できる。私自身もプライベートや出張でホテルを利用しますし、仕事として面白いかなと思ったことが入社の決め手です。
入社当初の第一印象を教えてください!
当時、変な商社は6期目の会社だったんですけど、想像以上に社内の仕組みが整ってないなと感じました(笑)
それこそ前の会社は新卒研修や社内の受発注フローなど、社内の仕組みがしっかりしてたんですよ。対して、この会社では「まわりの背中を見ろ」であったり、「発注や種まきも自由にやっていい」みたいな。自由なのはありがたいんですけど、ちょっと自由すぎると感じたのが正直なところでした(笑)
ただ、当時は粗が目立っていた時代というか、若手中心で勢いで勝負みたいな感じがあった時期なんですよね。現在は何社かご経験されてきたベテランの方々も続々とご入社いただいて、やっと会社っぽくなってきたなという印象はありますね。
とはいえ、自由度の高さは健在。ちゃんと上司に説明できれば、自分の好きな商品と利益率で営業ができます。ちなみにこれを言ったら怒られるかもしれませんが、一度上司に提案を差し戻されたことがあったんですよ。でも、勝算があったので「これでやらせてください!」と押し通し、実際に取れた時に「ほら見ろ、取れたじゃねぇか!だから俺言ってたのに!」ということもあったりしました(笑)
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現在担当している業務内容について教えてください!
ホテル・グランピング・旅館といった宿泊施設に対し、消耗品や各種備品、お客様ごとに必要だと思う商品を提案するのが仕事です。
商社の取扱商品と言えば、歯ブラシといったアメニティが代表的なところですが、当社は免許が必要な薬物等でない限りは何でも取り扱ってまして、私の場合だと1台数百万円する瞬間冷凍機をご納品させていただきました。
背景としては、千葉県の鋸山に「the Fish」という道の駅があって、そこは港直結の海鮮丼が有名なんですよ。特に土日はバスツアーのお客さんで賑わうのですが、田舎で人員が少なく、平日に従業員をフル残業させて仕込みをするしかないという状況でした。
ただ、さばく速度を上げたところで冷凍が追い付かない。どうしたものか…とお困りのところ、瞬間冷凍機を提案し、人員削減にもなるため、ご発注に繋がりました。
ちなみに、瞬間冷凍機に関しては、施設にいらっしゃる調理のプロの方のご意見を伺いながらご提案しました。
ただ、アメニティなど施設で使用する備品に関しては、私も経験値も高いため、私の方から積極的に率先してご提案することが多いです。
私は、入社3年目ですが、「このスペックを求めるならこのメーカー」といった感じで、商品候補が自然と出てくるようになっています。
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これまでに一番印象深かった仕事を教えてください!
イオンのグループ会社「イオンファンタジー」が展開するグランピング施設「ミューの森」の開業に携わらせていただいたことですね。
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出典:PR TIMS
イオンファンタジーは、イオンモールで「モーリーファンタジー」という子供向けのゲームセンターを展開する企業ですが、コロナで業績に大きな影響が出ていました。その打開策として、グランピング施設の開業を予定していることをニュースで拝見し、ダメを承知でお問合せしたところ、ラッキーなことにお返事をいただくことが出来ました。
話をお伺いしたところ、”普通のグランピングを作るのも面白くないので、有名なファンタジー映画をモチーフした施設を作りたいとご希望をいただきました。
そのコンセプトに合うような家具や各種備品のご提案依頼をいただき、現地で何度もすり合わせを行いました。
なお、ベッドをご提案させていただいた際は、見た目だけでなく、機能面も考慮しました。というのも、ベッドは、お客様からの口コミに影響がある商品です。そのため、建設地の山梨は湿気が多い土地柄のため、お客様と一緒にベッドのショールームに伺った際には、湿気が溜まりにくい構造のマットレスを推奨したりもしました。
家電や消耗品についてはお客様のお好みがある商品なので、ご依頼いただいた商品の好みが出る箇所に関して、お客様とコミュニケーションを深く取り、全て決めていったという感じです。
また、現地での導線確認も重要な仕事です。現地の工事業者さんからは、「4tトラックでの搬入が可能」とお伺いしていましたが、いざ、現地にお伺いした所、2tトラックしか入れない道がありました。
このように現地に赴かないと分からないこともあるため、事前に伺い本当に良かったと思いました。
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出典:PR TIMS
ご納品には、2泊3日で伺いました。荷卸しの位置も全て先に段取りしておき、現地に届くものは全てリストでチェック。搬入作業も全て指示を行いました。
計30部屋だったんですけど、多くの家具や備品を納品させていただいた案件で、私の中でも過去最大のプロジェクトでした。
仕事のやりがい、大変なことは何ですか?
お客様が想定しないなかった商品を提案し、それに魅力を感じて発注していただいた時が嬉しいですね。寝具でもアメニティでもそうですけど、Googleの口コミ等で自分の提案で導入された商品が「良かった」と評価されているのを見た時は、特に達成感を感じます。
ただ、歯ブラシから瞬間冷凍機まで取り扱う会社なので、商品知識が無限に必要になる点は大変です。商品知識については社内でも多い方だと思っていますけど、それでもどういう仕様で何に使うものか分からない商品もまだまだあるので、引き続き自分で使って覚えていくことは大事だと思っています。
実際、お客様から「こういう仕様の商品はありますか?」と聞かれる場面もありますし、その時にパッと候補を出せるのが「変な商社」の営業としてあるべき姿だと思っています。お客様をお待たせすることも少ないですし、知識のある人だということで安心感を持ってもらえる。そういった面はもっと強みとして磨いていきたいですね。
これから成し遂げたいことを教えてください!
どの商社も提案してない意外性を提供できるようになることです。変な商社の「変」は変わり続けるという意味なので、ド直球に「変な商品」を出すことも名前に期待されていることなのかなと思うんですよね。
そこで今、個人的に面白そうだなと思っているのは、ロビーの装飾です。ロビーの装飾を提案する観光商社は少ないため、どの施設様からも「ロビーの装飾を提案する商社は聞いたことが無いし、プロの手を借りる発想はなかった」と言われることも多く、変な商社らしい差別化にも繋がると思っています。
実際、直近でとあるホテルのロビー装飾を行うことも決まりました。テーマは新春。外国人の方が結構来るホテルということで紅白の花をあしらったり、日本を感じられるようなオブジェを置いて、インスタ映えするようなスポットにできればなと考えています。
あとは自分の趣味と仕事を掛け合わせた内容なんですけど、バンドのアーティストコラボの部屋であったり、レースゲームと連動するドライビングシートが置かれている部屋などは実現してみたいですね。アーティストコラボに関しては、当社は世界的にも有名なキャラクターと、事務所のご了承もいただければ実現も可能なのかなとは思っています。
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どんな人が変な商社に合っていると思いますか?
性格面については、仕事の話もプライベートの話もしっかり会話ができる人が良いと思います。
社内メンバーと円滑に会話ができるような人であれば、我々としても助けやすいし、相談にも乗りやすい。やはり小さい会社なので特定の人と喋るだけではなかなか通じない部分はあると思いますね。
スキル面については、TOEIC990点とか?(笑)それは冗談ですけど、英語力は武器になると思います。海外から物品の仕入れなどを行っていたこともありますし、外資企業が日本にホテルを建てる際には現地のスタッフが日本に来ることもあるんですよ。
それこそ同様のケースで香港の方が日本にいらっしゃっていたのですが、英語が全く分からなかったので、英語ができる人に文章を作ってもらってコピペで送っていました。とはいえ、各メッセージにも細かい意図があったりもするので、英語が話せるとその辺がダイレクトに伝えられて強いと思います。
あと、これはマストでは無いですが、30代後半以上の方だと仕事はやり易いのかなと。というのも、主な商談相手となるホテルの支配人であったり、権限を持つ方は30代半ばから後半なんですよ。私は今26歳で、どうしても舐められがちな部分があったりはするんですよね(笑)
対等に話すという意味では同年代の方が有利。ただ、若い人でも物怖じしない性格であったり、可愛がられるような人であれば全然問題ないとは思いますね。
転職活動中の方へ一言お願いします!
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他の商社に比べて、変な商社の強みは自由度の高さです。
観光が大好きで「ホテルにこんな商品・サービスがあったらいいのに」みたいなアイディアを持っている方はそれがそのまま仕事に繋がりますし、困っている人の悩みを解決したいというコンサル志望の人にも向いていると思います。
会社としては8年目を迎え、社内制度も整い始めてきている段階です。ただ、まだ完全ではなく、やらなければならないことは沢山あります。そういった意味では会社を一緒に作り上げる気持ちのある方、社内制度にも意見をして、より良い会社を一緒に目指せる方も来ていただきたいですね。
個人にやる意志はあっても、環境がそれを許さないことがあります。もし、若いうちから活躍したい、成功体験を積んでキャリアアップしたい、と思っているのであれば、変な商社はそれが実現できる会社の1つだと思いますし、気になった方はぜひ一度カジュアルにお話ししましょう!
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