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日本のIT産業の多重下請け構造をぶっ壊す ーKUIX創業の裏話ー

はじめまして。

株式会社KUIXにて代表を務めております、小竹(こたけ)と申します。

お忙しい中、当社の記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。

今回は、KUIXという会社を通じてどのような社会課題を解決したいのか、

KUIX設立の背景や、実現に向けて行っていること等を記事にしました。

ぜひご覧いただけますと幸いです。

<なぜ?KUIXが設立されたのか ー14年間IT事業に関わり見えてきた業界の課題ー >

当社は、「日本のIT産業における課題解決」を目的として2020年に設立した会社です。

私自身、大学卒業後、伊藤忠商事株式会社にてITコンサルや社内情報システムエンジニアとして多くの仕事に関わる機会をいただきました。

仕事をする中で、ITは社会をより良くするにあたって非常に影響力が大きいものであることを痛感した毎日でした。

一方で、働く中で以下の違和感を感じるようになったことも事実です。

【違和感①】IT業界特有の多重下請け構造における過剰なマージン

IT事業の多くは何重にも階層化することが常であり、お客様に対する最終価格の約半分が、成果物とは関係のない階層構造内の中間マージンとされていることが多いという感覚を持ちました。(もちろん、ビジネスにおける利益創出の視点は重要なので綺麗ごとを言うつもりはありませんが、程度の問題です)

こういった案件では、

  • クライアント様にとって高単価(の割に納品物の品質が低いこともしばしば)
  • パートナー様にとって低単価(かつ、スキルアップ機会が少ない)

となることが頻繁に発生し、クライアント様、パートナー様よりも間に入っている会社が多くの利益を享受するような形になります。

【違和感②】情報システム担当者にスポットライトが当たりづらい市況感

昨今のビジネス環境において、社内の情報システム部門の重要性は当然のごとく高まっています。一方で、このような情シス人材に対する重要性の認識や、情シス担当者にとってのスキルアップや市場価値向上の機会は依然として低いままであると感じています。

上記で挙げたような背景を踏まえ、

「IT産業における多重下請け構造を破壊し、クライアント様、パートナー様、自社の三者が本当の意味で利益を享受できる、”三方良し”を実現したい」

という思いから、KUIXを設立しました。

<KUIXはどのようにしてIT業界の課題に向き合うのか ー多様な事業とギルド制ー>

上記を踏まえ私たちは、以下の事業を行っております。

①ITコンサル/SI事業

専門的なスキルを持つ小規模のSIer様やフリーランスのパートナー様にスポットを当てたギルド制を採用し、クライアント様には比較的安価で高品質な、パートナー様にとっては高単価かつスキルアップの機会提供を実現しています。

②自社プロダクト事業

自社クラウドサービス「SMART DATA COLLECTOR」の導入コンサルティングを通じ、お客様のデジタル変革を促進し、ビジネスの拡大をサポートしています。

③情シス人材マッチング事業(現在立ち上げ期です)

情シス課題を抱えるクライアント様と、優秀な情シス人材を繋ぐマッチングプラットフォームの開発を行っています。

メインミッションであるIT業界における多重下請け構造を破壊するべく、

ITコンサルやSI事業を行いつつも、それだけにとどまらず自社プロダクトや新規事業を通じて、お客様企業への更なる価値貢献をこれからも続けていきます。

<KUIXでは、共にIT産業にインパクトを与える仲間を募集しています>

2020年の設立から非常に幸いなことに、多くのお客様のご支援をさせていただいております。中には5大商社様の案件など、ダイナミックな案件にも関わっております。

しかし、IT産業の構造を変えるには、まだまだ課題は山積みであり、決して簡単な道のりではないと考えます。

当社の仕事は、頭だけ動かすでもなく、作業だけをこなすだけでもなく、頭で汗をかきながら実務面も伴走することでお客様を支援しているため、泥臭い仕事もあります。

一方で、顧客ビジネスの本質的な課題に深く入り込み、解決策の提案だけでなく、最後まで伴走しきるからこそ、顧客ビジネスの拡大に貢献できている実感はひとしおである自負があります。

そして、顧客のために汗水かいて尽力をしてくれる仲間に対しては最高の待遇、機会を提供したいと考えています。

日本のIT産業の在り方を変えるためにも、ともに働く仲間には本気で報いる所存です。

やや感情的な部分も入ってしまいましたが、私は本気で日本のIT産業を変え、誰か一人が利益を搾取するのではなく、関係者すべてにとって利益を得られる世の中を創りたいと考えています。

長くなってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

少しでも当社にご関心をいただけましたら、ざっくばらんに一度私とお話ししましょう!

ともに、日本のIT産業のあり方を変えていきましょう!!

株式会社KUIX 代表取締役社長 小竹三郎

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