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SESだけで成長できるのか?疑問が出発点に。

【創業ストーリー】

取締役 システム開発部 部長

山下 貴生

出会ったのはSES企業

もっと楽しんで、面白く、システム開発ができるんじゃないか?私たちは、そんな思いから生まれた会社です。創業メンバーの3人は元々、SES専業会社で一緒にはたらいていた仲間。代表の佐方は頭の回転が速く、正論を語り、まっすぐ突き進むエンジニア。私は道を整えながら足りない部分を補い、後ろからチームをサポートする役割が向いているタイプ。そしてもう一人は職人肌ながらチームをまとめる力があり、みんなに慕われる人柄。同じ現場になったことはなかったものの、帰社日に顔を合わせるうちに意気投合して、飲んで語り合うようになっていきました。

ある時、佐方が関わっていた大手自動車メーカーからのプロジェクトをもっと広げられる。そんな話を持ってきました。そこでチームは違うものの、同じクライアントの現場に入ってさらに絆を深めることになり、3人で一緒の仕事ができれば面白くなるな、と、そんな思いを抱くようになったのです。

私がその会社に入ったのは30歳を過ぎたころ。未経験での入社でした。最初はプログラミングに面白みを感じてこの業界に飛び込んだのですが、最初のプロジェクトでプログラミングはSEの仕事のほんの一部であることを知り、周りの人々との遅れを挽回するためにネットワークなどの周辺技術や設計技法、開発方法論、マネジメントについても積極的に知識を吸収するようにしました。それが功を奏したのか、運よく学んだことをすぐに実践で試す機会に恵まれ、3、4年後には上流工程やマネジメントを担う立場で働けるようになりました。

しかし、会社には下流工程の狭い世界で思うような経験を積めずにもがいているエンジニアが大半で、2、3年ほどで社員が入れ替わってしまう会社だったこともあり、3人で会った時にも「SESだけで成長できるのか?」「もっと教育に力を入れて、エンジニアを育てていったほうが良いのでは?」といった話をしていた記憶があります。それで同じクライアントの現場から3人が再び離れて半年ほどした後、集まった居酒屋で佐方が半ば冗談にように「独立しようか」と話したことが、待ちわびた言葉のように感じたのです。

3人で会社を立ち上げて、1年ほどで10人規模になりました。ですが当時のメンバーは以前からの知り合いだったり、全員が経験者でまるで個人事業主の集まりでした。しかしそれでは会社のあり方も業務内容も以前の勤務先と変わりません。仲間には恵まれ「楽しく仕事をする」環境は実現できましたが、新しい血をどんどん入れていかなければ会社を立ち上げた意味がない。そこで口コミや人づてで社員を採用するのではなく、もっと広く公募して未経験者を含めて社員として採用することにしました。その結果、当初考えていた理想の会社に近づけていると感じます。

自社プロダクト開発へ

3年ほど前から新卒採用も行なうようになり、社員教育、育成のコストは増えていますが、それは理想の会社をつくるための投資です。いずれ花を咲かせ、実を結ぶことにつながります。研修で基礎を身に付け、自社内での受託開発で上流から下流までの幅広い経験を積む。その後さらに経験を磨き上げたいと、自ら希望してSESでの常駐開発を手がけている社員もいます。

もっと成長したい。レベルアップしたい。私たちが自社プロダクトの開発に乗り出したのも、そんなエンジニアの希望に応えるためです。現在は社長の佐方、中堅、若手の社員数名でSCRUMで業務系サービスの開発に取り組んでいます。学び、成長につながる経験を重ねながら、本物の技術力を身に付けていける。高いスキルを身に付けたエンジニアが開発を楽しみ、面白いと感じながら活躍し、さらに新しいものを生み出していく。そんな組織を理想として目指しています。

社員を大切に育てたい

上流工程を担っている大手企業のエンジニアが、実務でプログラムを書いたこともないのに、設計やマネジメントを任せられている。その一方で下請企業のエンジニアはクライアントと話すことなく、指示を受けたとおりにプログラムを書き、開発している。そのような乖離が生じていては、本当に良いシステムをつくるのは難しい。だからこそ、私たちは開発の上流も下流もわかるエンジニアが揃い、協力し合う会社でありたいと望んでいます。

私たちが会社を興した目的は「仕事を通してエンジニアの人生を豊かにできる場を提供する」こと。組織として必要以上に規模を大きくすることは望んでいません。優秀なエンジニアになれるように大切に社員を育て、成長を支え、見守っていくうえでは、せいぜい7,80名ほどの組織が限界だろうと感じています。ですから興味を持っていただけるなら今のうち、できるだけ早めに仲間に加わっていただきたいと思います。まずは一度、お会いしてみませんか?

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