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【生涯をかける価値がある】再生医療を広めて、社会と会社に貢献する

再生医療クリニックの立ち上げのサポートを行うASメディカルサポートは、業界が発展途上であると共に、会社としても成長過程にあります。

今回は、当社とともに日々成長を続ける若手の一人、渡辺さんに、ASメディカルサポート(以下 AS)での業務について聞きました。

渡辺 龍冴(わたなべ りゅうご)
2001年生まれ。埼玉県出身。高校卒業後、大学に進学し法学部に在籍していたが、2020年12月に働くことを決心。経営者を志し、2021年1月にASに入社。秘書を経験した後、培養受付部に配属。現在は班長に抜擢され、再生医療の円滑な治療の一翼を担っている。

ASでの業務の様子は?社内はどんな雰囲気?

若手目線で、日々の様子について率直に話してもらう中で、ASの人たちや現場のリアルな雰囲気が見えてきました。

・・・

自分の力で、周りの人を守りたい

ー渡辺さんは、20歳になられたばかりなんですよね。ASに入社されたのはいつですか?

2021年の1月4日です。いま5ヶ月ほど働いています。

ー入社された経緯を教えてください。

元々は関東の出身で、東京の大学に通っていたのですが、大学を辞めてASに入社しました。

ー大学を辞めて、福岡に単身来られたんですね。なぜ働こうと思われたのでしょうか。

大学では、あまり目的のない日々を過ごしていて。そんな中で、とても落ち込む出来事がありました。自分一人では立ち直れそうもなかったのを、家族や友人といった周りの人たちに救われたんです。周りにいる人たちが、自分にとってどれだけ大切かを思い知らされました。

そんな周りの人たちを、自分の力で守れるようになりたいと思ったんです。そのために何が必要かと考えた時に、現実的な話になりますが、まずはお金が必要だと。それで、働くことに決めました。ゆくゆくは、起業したいと思っています。

ー経営者志望なんですね。ASに決めた理由は何ですか?

父に、働きたいと相談をしたところ、ASメディカルサポートはどうかと言われました。父は再生医療を受けたことがあり、幹部の皆さんの人柄などを知っていたので、信頼していたんだと思います。私自身は、あまりASのことも再生医療のことも知識はなかったのですが、とりあえずやってみようと、思い切って飛び込んだという感じでした。

ーなるほど。入社されて5ヶ月で、どんな部署を経験されてきましたか?

まずは、秘書を経験しました。幹部の送迎や、書類の住所変更などは、今もしています。現在は、幹細胞の培養*をする部署の、受付部(以下 培養受付部)に所属しています。

*幹細胞の培養:再生医療は、細胞を用いて身体の構造や機能を再建、修復や形成させる医療であり、患者本人または健常人ドナーなどの細胞や組織は、体の外に取り出したのち培養などの加工が必要。ASでは、医療機関よりお預かりした患者様の脂肪組織から、脂肪由来幹細胞を抽出・培養する加工受託サービスを行っている。

ーそれはどのような業務でしょうか。

簡単に言うと、医療機関とASの培養士のパイプ役です。医療機関から、培養の予約表が入るので、その投与終了までの段取りを行います。

ー具体的には、どんなことをされていますか?

医療機関に患者様が訪れて、再生医療をすることが決まったとします。そうしたら、医療機関から、どこの部位の細胞を、何CCで投与するのかなど、治療に必要なデータが届きます。それをもとに、培養士に、細胞の培養を依頼します。培養が完了したら、医療機関と患者様で投与日程を打合せしていただいて、その日程に間に合うように細胞を出荷する、という流れです。新しい医療機関が増えた時には、培養についての流れの説明もします。培養の過程に関しては、ほぼ全てを請け負っています。

ークリニックと培養士が、直接そのやりとりをしないのはなぜですか?

受付としての業務量が多く、その段取りを全て培養士が把握するというのは難しいからです。

現在契約中の医療機関は約10クリニックあり、治療中の患者様は200名ほどになります。投与は一回で終わるとは限りませんから、トータルでかなりの数のデータ管理が必要です。そのため、管理の部分は私が担当し、培養士には培養に集中できる環境を作っています。

希望を持って、手を伸ばしてくださる患者様のために

ーそういった環境が、ASの培養の質を支えているんですね。日々の業務で、どんなところにやりがいを感じていますか。

そうですね。やはり、患者様を助けることができていると感じられることでしょうか。

脊髄損傷や脳血管障害といった疾患は、治療が困難です。そういった疾患の患者様が、再生医療の可能性を信じて、希望を持って手を伸ばしてくださる。その方たちのために治療の段取りができるというのは、とてもすごいことだと思っています。

ー受付部では、患者様と直接会う機会は少ないと思うのですが、治療で皆さんの人生が変わっているという実感をお持ちですか?

確かに、業務上で直接お会いする機会はありません。受付部としてではなく、個人的にリハビリの現場などに行って、患者様と触れ合うようにしています。そこで皆さんの様子を見たり、お話を聞いたりしていると、感じる部分がありますね。会社にも社会にも、貢献できている実感があります。

年齢は関係ない 若さを強みに

ー積極的に患者様と触れ合われているんですね。常に能動的に動かれている印象ですが、仕事をするうえで心がけていることはありますか。

受付部では班長を担当していて、4月入社の培養士数名の監督を任されていますが、「口で言うだけ」にはならないようにしています。言葉でどうこう言うのではなく、人が嫌がることでも、自分が必ず一番やる。私はまだ20歳なので、社内では最年少です。若いからこそ、自分で動くことを大切にしています。

ー何事にも率先して取り組まれているということですね。医療業界というと、業務が難しいイメージがありますが、経験が少なくても対応できていますか。

業務自体に、年齢は関係ないと思います。

でも、ミスが許されない仕事であるのは事実です。例えば培養士に依頼する数値を間違えたら、患者様の治療に大きな影響が出ます。それは、患者様の人生にも影響が出かねません。そういった意味で、難しいというよりも、精密さ確実さが求められるので、毎日真剣に業務にあたっています。

ー若かったり、医療業界の経験がなかったりしても、挑戦出来るんですね。

はい。関係ないと思います。むしろ、周りにどんどん聞けますし、勉強中だからこそチャレンジ出来ることも多く、若さや伸びしろは強みだと感じています。

それに、ASという会社は、努力している人の背中を常に押してくれる会社です。関東から、あまり知識もなく飛び込んできた私のことを、本当に皆さんが応援してくれるんです。一生懸命に努力して、誠実に仕事をしていれば必ず見ていてもらえると、自信を持って言えます。

ー渡辺さんも、ASの皆さんに支えられているんですね。

本当に感謝しています。ASで、周りの人に助けられたり、気遣ってもらったり…人の温かさに触れる機会が多くありました。そうすると、今まで当たり前だと思っていたようなこと、例えば両親に対する感謝の気持ちなども、改めて感じられるようになりました。仕事をこなしていくこともそうですが、人としても、少しずつ成長させてもらっていると思います。

ー公私共に成長中なんですね。今後の展望などはありますか。

そうですね。まずは、ASに恩返しがしたいです。そのために、社長を目指しています。

ー社長を!大きな目標ですね。

はい。今受けている恩を仕事で返せるような、そんな成長を重ねることが一番の恩返しになると考えているので。いつか、「この人にならASを任せられる」と思ってもらえるような存在になりたいですね。

それに、再生医療は素晴らしい医療だと実感しているので、生涯をかける価値があると思っています。

ー20歳でそのようなことに出会えるのは、貴重なことですね。再生医療をどのように広めていきたいとお考えですか?

まずは知名度を上げる必要があります。そのために、治療のエビデンスを多くとって、実績を重ねることで、皆さんに知って頂けたらと思いますね。あとはやはり、実際に治療に踏み切れるかどうかは、金額が高いことがネックになっていると思います。その課題に向けて、再生医療の保険適用化の実現は、確実に目指していきたいです。

そのために、まだまだ勉強したいことが多くあります。新しい医療機関のコンサルティング、厚生労働省への提供計画の作成、再生医療法の勉強、経理や総務の経験…本当に色々あるので、どこに行っても吸収できることがあると思います。

ー渡辺さんの将来が楽しみです。頑張ってください!

はい!再生医療をもっと世の中に広めて、救える人を増やせるように、勉強と経験を積んでいきます。

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大きな目標を持ちながら、その実現のために誠実に毎日の業務を行っている渡辺さん。ASの「再生医療の保険適用化という最終目標に向けて、手間ひまを惜しまない」という姿勢と、通ずるものを感じました。

頼もしい若手と共に成長中のASに、どうぞご期待ください!

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