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【プレスリリース】「コロナ禍における社員研修」に関するアンケート調査

社員教育、人材育成について、コロナ禍での実態を明らかにするために「コロナ禍における社員研修」に関するアンケート調査を行いました。

このアンケート調査は、コロナ禍の現在でも自社の成長や前向きな変革を望んでいる企業の経営者107名の皆様から回答をいただきました。


社員研修・人材育成における「外部講師、事業者の活用」

「Q1.あなたの会社では、2020年4月~2021年3月において、外部講師や研修事業者を活用し、研修を行いましたか。もっとも当てはまるものを教えてください。」と質問したところ、「1回以上行った」が33.6%という回答となりました。

コロナ禍において、業種・業態、規模や立地などによって差はあるものの、多くの企業が減収、減益という厳しい状況においても、社員教育、人材育成、人の成長によってこの局面を乗り越えようとしているようです。少なくとも、社員教育、人材育成にかかる費用については、成長にかかるコストであると捉えられているのではないかと思われます。

今回、外部講師や研修事業者を活用し、研修を行っていないと回答した6割の企業においても、外部講師や研修事業者を使わなかっただけで、社内のリソースを活かし、内部研修やOJTの充実、在宅、オンラインによるeラーニングを推奨していたのかもしれません…。

外部講師や研修事業者が社員教育、人材育成に介在することのメリット

  • 人材のありのままを客観的に捉えられること
  • 評価、被評価の関係性ではないこと
  • 費用対効果、コストパフォーマンス    など

社員研修・人材育成において最も注力する「対象者」

Q1で「1回~5回以上行った」と回答した方に、「Q2.あなたの会社で「もっとも」注力(時間・コストをかけた)した研修の対象者について教えてください。」と質問したところ、「若手リーダー」が36.1%、「管理職」が30.6%という回答となりました。

また、「若手リーダー」かつ「とても必要・やや必要」と回答した方に、「その理由を自由に教えてください。(自由回答)」と質問したところ、「若手の意識改革が、これからの鍵になる」や「次世代を担う若手リーダーが育っていない」など67の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・41歳:若手の意識改革が、これからの鍵になると思うから
・57歳:新人定着に影響するから
・59歳:リーダーを早期育成して、管理職・経営者の負担軽減。
・51歳:リーダーとしての基本動作を確保するため
・57歳:次世代を担う若手リーダーが育っていない
・65歳:リーダーとしての資質の向上
・46歳:新しい時代に柔軟に対応しやすい世代のため
・52歳:リーダーシップ研修が必要

「管理職」かつ「とても必要・やや必要」と回答した方に、「Q11.その理由を自由に教えてください。(自由回答)」(n=75)と質問したところ、「自分の現在位置を知るため」や「取り組むべき課題の整理が必要だから」など66の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・46歳:自分の現在位置を知るため
・54歳:そもそも管理職は過去に比し、取り組むべき課題が多すぎるので整理した育成が必要
・63歳:社内の常識にとらわれないで、見聞を広めるため
・63歳:部下に教育させるには、自身のスキルアップが大切だから
・59歳:会社を発展させるキーマン
・47歳:若手リーダーの意見を尊重しながらも柔軟に方向性を正しく導くため
・51歳:将来の幹部候補として教育が必要
・55歳:新しいビジネススタイルへの適応

社員研修・人材育成に「期待する効果」

Q1で「1回~5回以上行った」と回答した方に、「Q6.あなたの会社で「もっとも」注力(時間・コストをかけた)した研修について、期待する効果を得られましたか。」と質問したところ、「非常に得られた」が30.5%、「やや得られた」が50.0%という回答となりました。

社員研修・人材育成の「必要性」

「Q7.以四つの対象者において、会社を発展・成長させていくために研修が必要だと考えていますか。」と質問したところ、「新人」に対しては、「とても必要」が46.7%、「やや必要」が37.4%。「若手リーダー」に対しては、「とても必要」が51.4%、「やや必要」が32.7%。「管理職(マネージャークラス)」に対しては、「とても必要」が43.9%、「やや必要」が33.6%。「経営幹部(役員クラス)」に対しては、「とても必要」が29.9%、「やや必要」が41.1%という回答となりました。

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