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EECが提供する『新入社員研修』とは? その1

日本では、3月後半から4月にかけて新入社員研修のハイシーズンになります。名刺交換、電話対応などのビジネスマナーに始まり、仕事の進め方、コンプライアンス、安全管理、現場実習などなど、様々な研修が実施されています。

EECでも、様々な業種、会社規模、年齢(高卒、学卒、院卒 etc..)の新入社員研修を実施させて頂いています。

EECが提供する『新入社員研修』では、どの様なことを目的として実施しているのか?EECでは、各業種や業態の専門的な知識やスキル・技能を教えることはありません。どの業種・業態、企業規模にも共通して必要な、仕事に対する姿勢や意識といった、エッセンシャル(本質)な部分を育む機会を提供しています。

現在地の確認

EECが提供する『新入社員研修』の最大の目的の一つは、新入社員の方に、社会人としての自分自身の “現在地” を明確にして頂くことです。 研修を通して、社会人として仕事をしていく上で、「今の自分の強みや課題って何だ?」ということに目を向けて頂きます。

仕事をしていく上で、 “現在地” の確認は、一丁目一番地です。例え話ですが、多くの方が「次の休みにディズニーランドに行こう!」という目標を立てたら、様々な計画を考えることは可能なはずです。「交通機関は何にする?どれくらい時間がかかる?何を持っていく?お金はいくら?そもそもそんな余裕ある?(泣)」などなど。なぜ考えることが出来るかというと、今いるところ “現在地” がわかっている(もしくはわかる仕組みがある)からです。もし仮に、全く身に覚えのない山の中にいたら、ディズニーランドへ向けて、一歩目をどちらに踏み出して良いかもわからないですよね?

仕事をしていく上でも、どこへ向かうか(目的や目標)は非常に大切な要素ですが、特に新入社員のタイミングでは、“現在地” を知る(それに向き合う)ことが大切だと思います。

Essential Pyramid

では、その “現在地” をどの様に把握するのかという問題です。各種資格やTOEICのスコアなどは、自身の現状を把握・測定するための一つの基準になると思います。しかし、EECの提供する『新入社員研修』が扱う領域は、仕事に対する姿勢や意識といったエッセンシャル(本質)な部分です。

そこで、EECでは独自に開発した『Essential Pyramid』というモデルを用いています。※画像参照 『Essential Pyramid』では、仕事をしていく上で必要な専門的な知識やスキル・技能を頂点に、それを支える土台を『Essential スキル(本質的な力)』『Essential マインド(本質的な姿勢・意識)』としています。下の二段を、どの業種・業態でも共通して必要な本質として、その部分なくして専門知識の発揮=成果・結果は無いという考え方です。

次回(その2)は、Essential Pyramidの活用と、体験を通してどの様にエッセンシャル(本質)な部分を育むのかについて書きたいと思います。

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