まずは創業者のプロフィールと今までの経歴を詳しく教えてください。
武藤碩友 (Muto Michiyoshi)
高校時代打ち込んでいたことは?
武藤:部活動はやっていなかったのですが、高校時代から経済の話が好きで、週刊エコノミストをよく読んでいました。
当時は資源高で、商社の調子が良かったので、商社の事業内容や各社の事業ポートフォリオの差異を調べてみたり、2012年からLCC(ローコストキャリア)が始まったことに関連して、航空業界の業界構造や、空港の発着枠規制等にも関心を持って調べたりしていました。
大学在学中の出来事や、就活中に興味を持った働き方は?
武藤:千葉大学の法政経学部に通い、計量経済学のうち特に時系列統計を専攻していました。
また、在学中はサークル活動にも熱中していました。和楽器サークルに属し、琴の練習に励む傍ら、塾講師のアルバイトもしていました。
当時もビジネスへの興味は強く、親がコンサルティングファームと関わりのある仕事をしていたことからも、さらにコンサルティング業界への興味を深めていました。
これまでに働いた会社やそこでの経験について教えてください。
武藤:まず大手コンサルティングファームであるデロイトトーマツコンサルティングに入社し、次にEYアドバイザリーアンドコンサルティング、そしてPEファンドの野村キャピタルパートナーズを経て、Mcrowe(エムクロー)を起業しました。
これまで、M&Aや事業戦略を中心とした仕事をする中で、IT戦略を進めていく重要性を痛感。
システム関連のプロジェクトでは、システム自体は想定通りの物ができたとしても、クライアントがうまくシステムを使いこなすことができずに、結局投資効果が得られていなかったり、システム自体への理解が少ないことから、システムで何でもできてしまうと勘違いしてしまったり、という状況がよく見られ、事業戦略、システム双方に対する理解の重要性を痛感しました。
既存のコンサルティングファームでは事業戦略の片手打ちとなってしまい、SIerではシステムだけの片手打ちとなってしまっているとの課題感があり、両面からのサービス提供ができるような会社を作っていきたいと思い、創業に至りました。
会社を立ち上げる上でのビジョンや、ここは譲れないといった点はありますか?
武藤:譲れない点は2つあります。
まず、クライアントへ高い付加価値を提供したい。
システムを作って終わりではダメ。戦略を語るだけでもダメ。
戦略を練って、「使えるシステム」を作ってこそベスト。そこまでやりきるからこそ高いフィーを頂けるものだと思っていますし、今後もそうしていきます。
また、1つめとも関連しますが、高い付加価値を出していくからこそ、働き方の自由度は確保したいと思っています。人それぞれ価値の出し方は異なるからです。クライアント側に寄り添う人も、作業時間に没頭して高いアウトプットや製品を出す人もいます。
会社としては高い付加価値にコミットする代わりに、働き方や仕事のやり方などはコンプライアンスの許す限り自由にしたいと考えています。
そのことがプロジェクトマネジメントの工数削減にも、高い付加価値にもつながると思っています。