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映画ライターさんに取材いただきました♪

こんにちは!

イノベイティア広報部のヤマリカです♪


実は、弊社オフィスが所在する「プレンジ代々木」というビルは、

映画【天気の子】の劇中に登場する廃ビルの跡地に建てられたんです!!

そこで、今回映画ライター「ヒナタカさん」に取材にお越しいただき、

弊社社員にインタビューをしていただきました✨

読み応えたっぷりなので、ぜひ以下からご覧ください💙



『天気の子』が3月22日よりNetflixをはじめとした各配信サービスで見放題となりました。劇中に登場する廃ビルのモデルとなったのは、2019年から2020年にかけて解体工事が行われた代々木会館。その跡地に、オフィスビル・プレンジ代々木が2022年に建てられました。

そのプレンジ代々木の最上階・9階にあるのが、株式会社イノベイティア。『天気の子』の「聖地」といえる場所で働く人たちに、映画ライターのヒナタカがお話を聞きました。

まずは、執行役員の内藤さんからです。

※インタビューの内容は『天気の子』本編のネタバレに触れています。映画をご鑑賞されていない方はご注意ください。









●『天気の子』を感じる抜群の日当たりの良さ


ーー株式会社イノベイティアについて、簡単に教えてください。

内藤:ITに特化した人材の会社です。技術者やIT事務といった人材を、クライアントに対して技術面で支援を行っています。


ーーなぜ、このプレンジ代々木というビルを本社のオフィスに選んだのでしょう。

内藤:社長が10件以上の物件を見て、明るく上昇気流の会社をイメージするなら、ここしかないと思ったんです。何しろ、フロアに入った瞬間から、日当たりがものすごかったですから。眺望も、新宿都庁から代々木の奥の方まで、全部見られるほどです。正直、日当たりが良すぎて真夏だとどれだけエアコンをかけても暑くなります(笑)。

あとは、この光を受付や端の端まで届くにはどのように設計したらいいか、設計士さんやデザイナーさんとたくさん話し合いました。本当は壁もなくして全部フリーにしたかったのですが、派遣法で話し合いのための個室が必要だったこともあり、今の形に落ち着きました。この会議室のブラインドを開けたらほとんどの社員の姿が見えますし、「なるべく光を当てて仕事をしていこう」という感じになっていますね。


ーー『天気の子』の劇中の廃ビルのモデルである代々木会館の跡地であることとは、関係なく選ばれたのですね。

内藤:きっかけはそうですね。不動産屋さんから『天気の子』の舞台のモデルの跡地であることは聞いていたのですが、社長も含めて、オフィスが完成してから初めて『天気の子』を見た社員はたくさんいました。見た後に社員同士でとても盛り上がっていて、「通勤路のこの道もしっかり描かれてた」や「だいたいこのあたりに(劇中では廃ビルの屋上の)鳥居があったんだろうね」などと話し合っていましたね。


ーーこのオフィスから、クライマックスで主人公の帆高君が疾走していた線路が見えますね。

内藤:そうなんですよ!あの線路を帆高君は全力疾走していたんだなあと、感慨深くなりましたね。あとは、劇中で何度も登場していたドコモタワーが見えるんですよね。夜もライトアップがすごく綺麗ですよ。


ーー『天気の子』の挿入歌「祝祭」が流れる場面では、次々に晴れ間が見えて、ビルに日差しがバァーッって気持ち良く差していたりもしましたね。実際にこの日当たりがものすごい場所に来ると、「そこにいる」感動があります。

内藤:それは良かったです。確かに劇中では日が差し込むシーンが多くて、「この日当たりの良さが『天気の子』っぽいよね」とも、社員同士で話し合っていましたね。



●現実の時間が追いつこうとしている


ーー景色以外で、『天気の子』とのシンクロを感じたことはありますか。

内藤:映画の終盤で3年(2年半)後に物語が進んでいることですね。おそらく、帆高君が家出をして東京にやってきたのは2021年夏で、陽菜ちゃんと再会したのが2024年3月〜4月だと思うんです。このビルができたのが2022年11月、私たちの会社がこのビルに引越しをしてきたのが2023年9月、この対談をしているのが2024年3月中旬と、帆高君と陽菜ちゃんが再会した時間に追いつこうとしている気がするんです。

また、少し前の3月3日にX(旧Twitter)を見ていたら、「陽菜ちゃんのひな祭り」の話題がすごく盛り上がっていて、会社の公式Xでたくさんリツイートしました。「陽菜ちゃんはそろそろ上京してくるだろう」みたいなコメントも見かけて、そこでも現実の時間とのシンクロを感じました。


ーー現実とのシンクロと言えば、コロナ禍と『天気の子』を比較して語る意見も多く見かけましたね。もちろん、ウイルスの蔓延と、雨が降り続けることは違いますし、新型コロナウイルスがなくなったわけでも、劇中で雨が降り続ける世界が終わったと明示されたわけでもありません。それでも、コロナ禍がいったん終わりを迎えた現実の今と、帆高君が陽菜ちゃんに「僕たちは、きっと大丈夫だ」と希望の言葉をかけてくれたことは、もちろん偶然ではありますが、どこかつながっているように思えました。

内藤:それもあるかもしれないですね。改めて、日差しのように前向きになれる場所を、仕事場にできて良かったと思います。



●晴れ女が集まる会社!?


ここからは、カスタマーサポート部の知念さん、AI事業部の佐野さんも含めてお話を聞いています。


ーー実際にこの場所で働いてみて、『天気の子』とのシンクロを感じる部分はありますか。

知念:私は入社前に『天気の子』を見ていたのですが、その時はアニメの中の世界という感じで、現実にある世界だとは思いもしていませんでした。以前は埼玉に住んでいて、このあたりに来ることはあまりなく、代々木駅も電車から横目で見るくらいでしたから。

そして、会社の引っ越し先のここに来て、改めて映画を見て、社員同士で「このビルの前はこんな感じだったんだ」「この景色ってここだよね」「このあたりがここじゃない」などと話し合ってみたら、現実味が湧くというか、「自分の世界」っぽく感じましたね。


内藤 「陽菜ちゃんたちはこういう景色を見てたのかな」とか、話していたよね。


佐野:私も入社する前の劇場公開当時に見ていたのですが、会社が移転する時に写真を見て「ドコモタワーがあるじゃん」って気づきました。さらに実際にここに来てみると、もうとにかく日当たりが良くて、やはり日差しが差し込むシーンが多い『天気の子』そのものな場所だと思えました。


知念:帆高君が線路を走るシーンを改めて見ると、「新大久保のあの辺じゃん!」とか「新宿に来た!」とか、やはり現実ですぐそばにある場所を発見してテンションが上がりましたね。


佐野:劇中の鳥居とかはないですけど、手を組んで「だったら晴れるよ」とお願いすれば、ワンチャン雨の日でも晴れるかもしれないな、晴れたら面白いなあとは思ったりもしていました。(笑)。


ーーこの場所のご利益か何かがありそうですよね。

佐野:実際、大事な時は晴れるんですよ。引っ越しの日も快晴でしたよね。


ーーここにみんな晴れ女が集まっているのかもしれないですね(笑)。普通は「聖地巡礼」って旅行として行くものですが、ここで働くだけで聖地巡礼できるって、改めてうらやましいです。




●今後のAI事業の推進について


ーー今後の株式会社イノベイティアの展望などがありましたら教えてください。

内藤:これからの仕事と社会のことを考えたら、やはりAIは切り離せないということですね。今は何しろChatGPTが話題ですし、AIを上手に使いこなして最短でいい仕事ができる人が重視されると想定して、その方向で人材を育ていこうと考えています。とはいえ、ChatGPTも含めたAIは、今はまだ「よくはわかっていないけど、みんなが騒いでいる」「何が良いかもわからないけど、なんとなく使おうとしている」という段階だと思います。そういう時代の分岐点にいることを踏まえて、今はAIに関するセミナーやイベントを開催したり、AIの技術者をお呼びしてお話を聞いたりしています。


ーーなるほど。ところで、AIの可能性を考えているということであれば、いやそうでなくても、必見のアニメ映画に『アイの歌声を聴かせて』があります。こちらはAIの女子高生が転校してきて、思いもよらぬ出来事が起きる青春ミュージカルコメディ感動作であり、劇場公開当時から絶賛に次ぐ絶賛の口コミが寄せられたんです。「AIの価値や本質が人間の主観によって変わる」ことも示した、AIに関わる仕事をしている人にも見てほしい大傑作であり、『天気の子』と似たところもあります。今は配信サービスでとても見やすくなっていますので、ぜひ見てみてください。

内藤:プレゼンありがとうございます(笑)。ぜひ見てみます!



インタビュアー・構成:ヒナタカ



ヒナタカさん、貴重なお時間をいただきありがとうございました!!

ヒナタカさんが【天気の子】公開時に執筆された、記事もぜひチェックしてみてください!

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