なにをやっているのか
「名古屋の人が、わざわざお風呂に入りに、四日市までやってくる」
こんにちは!三重県四日市市で「おふろcafé 湯守座」を運営している(株)旅する温泉道場です。
分かりやすく言えば「スーパー銭湯」。しかしお風呂だけでなく、カフェ、サウナ、大衆演劇、アイドルライブ、カプセルホテルなど、一つの店舗の中で様々なサービスを提供しています。
「おふろcafé」とは、温泉道場グループが展開するスーパー銭湯のブランドです。従来通りのスーパー銭湯としての機能に加え、カフェのようなおしゃれさや楽しさを融合した、新たなお風呂屋さんのスタイルを提案しています。
現在は全国に9店舗ありますが、店舗ごとにその色は全く違います。各店舗の支店長やスタッフが自分たちで考え、提案し、運営しています。
なぜやるのか
私たちのビジネスは、ローカルの、赤字経営の温浴施設を引き継ぎ、おふろcaféとして再生していくこと。自分たちで立地を選び展開するのではなく、今あるお店を活かしながら運営していきます。
日本人ならば誰しも馴染みのある「お風呂」。老若男女誰からも愛していただける可能性を秘めてる一方で、目新しさが少なく、差別化が難しい業態でもあります。
だからこそ、私たちは、「まだ、誰もやっていないことをやる」ということをとても大事にしています。
ただのお風呂屋さんから、特別なお風呂屋さんに―
例えば、名古屋からでも「わざわざ行きたい」と思えるようなお風呂屋さんをつくっています。
どうやっているのか
おふろcaféというブランドはありながらも、訪れるお客様や周辺環境も店舗によってバラバラです。ですので、本部から一括で指示を出し、全店舗統一のマニュアルで動くのではなく、実際に現場で働き、お客様と近い距離で接するスタッフの考えや意見を最重視し店舗運営に活かしています。
県外からの来館ももちろんありがたいことですが、なんといっても地域の方々、三重の方々に愛されるお店であることを第一に考えています。
■まるでホームのような居心地の良い空間
店舗の中には本物の暖炉があったり、寝そべりながらマンガが読める場所があったり、隠れ家のようなスペースがあったり、お子様からご年配の方までゆっくりとくつろげる居場所づくりに力をいれています。
■地域の方々と手を組みながら開催するイベント
季節ごとのイベントでは、地域の方々からご提供いただいた柚子で「ゆず湯」をしたり、母の日にはお母さんへのありがとうを記したヒノキを湯船に並べたり…と、地域の方やお客様にもたくさんご協力いただきながら、一緒に盛り上げています。
■文化の発信地【現代の芝居小屋】
私たちが運営する「おふろcafé 湯守座」のコンセプトは【現代の芝居小屋】。伝統的な大衆演劇や歌謡ショー、アイドルライブ、舞踏と古今を織り交ぜながら、ご来館いただいた皆さまに楽しんでいただけるショーを開催しています。