CambrianRoboticsでは「obniz(オブナイズ)」というIoTのためのクラウドサービス「obniz cloud」やプラットフォームデバイス「obniz board」、それらを使ったkitを企画開発・運営しています。
「電子回路のAPI化」というobnizだけのテクノロジーを使い、IoTをもっとも簡単に、安全に、そして最適な形で提供しています。obnizによるIoT化を加速すべく、toB事業として、企業向け・開発者向けサービスや教育用途での展開を進めています。
・obniz
https://obniz.io/
・obnizを搭載したAIロボットキット
https://obniz.io/products/ai_robot_kit
・obnizを搭載したIoTホームキット
https://obniz.io/products/IoT_home_kit
電子回路(部品)はどこにでもあります。身の回りは電気で動くものだらけです。手に収まるスマートフォンから、家電、電気自動車などがあり、年々技術は進化しています。
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◆電子回路設計からアプリ開発など全領域を網羅する難しさ
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IoT製品を開発するためには、電子回路設計、ファームウェア設計、ネットワーク設計、クラウド構築、アプリ開発など幅広い領域の作業を要します。全てのスキルを保有しているエンジニアは希少であり、かつそれぞれのプロフェッショナルが集まってIoT製品開発をする際もそれぞれの領域をどう繋ぐのかの議論を全員で行う必要があり、開発がうまく進まないことが多いのです。
また、IoT製品開発をする際に特に苦戦するのは「電気回路」のスキルを持っているエンジニアを確保することが難しいことです。他領域のエンジニアはある程度の人数はおりますが、電気回路系のエンジニアが市場に少ないのです。
ですので、クラウドの知識だけでIoT製品が作れるように、「電子部品をAPI化する」 というキーワードを元にobnizを生み出したのです。
obnizは電子回路設計、ファームウェア設計、ネットワーク設計、クラウド構築までを一気に担保できますので、IoT製品開発をする際はobnizが大きな効果を発揮するのです。
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◆競合製品は日本にはなく、世界中を見渡しても数えるほどです
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obnizの競合製品は日本にはなく、世界中を見渡しても数えるほどの数しかありません。ただ、最大手の企業の製品は月産は50〜60万台で、累計で1700万台も売れております。つまり世界中にニーズはあるのです。
競合製品と比較した際に、obnizの特徴は「操作が簡単なこと」です。
obnizと比較して競合製品は操作においての難易度が高く、使用する上でハードが高いと感じる層のユーザーも多いようです。使いやすさと作れるものの幅が広く、グローバルにおいて、動くものを作る際の選択肢として最初に想起されるような存在を目指したいと思っています。
個人だけでなく企業におけるPoC(概念実証)などプロトタイプ作成や、IoTへの導入目的でも使われ始めています。具体的には遠隔地のデータ収集や装置の監視などでの利用が考えられ、とある装置の故障予知を目的とした実証実験も企業と計画しています。