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なにをやっているのか

ドイツ・デュッセルドルフでの法人営業
ジェリクルは東京大学発のバイオベンチャーであり、ゲルを用いて医療を革新しようとしているスタートアップ企業です。これまで医療で用いることができなかったゲルという素材の医療化に挑戦しています。 世界に存在しているゲルは不均一であり、物性のコントロールができないため、ゲルを医療に用いることができませんでした。しかし我々が開発したゲルは均一な構造が特徴であり、詳細な物性のコントロールができるため、医療に使うことができるようになりました。(出展:https://pubs.acs.org/doi/full/10.1021/ma800476x) 東京大学病院を始め、様々な病院と共同研究として止血材などの医療製品を生み出し、それを企業と共同開発をして治験などを行っていくことで複数の医療製品を同時に社会実装していきます。すでにパイプラインは十数個に及び、狙う市場としては数兆円に及んでいます。オープンにできない情報もあり恐縮ですが、水面下で海外企業とも共同開発も複数進んでおります。

なぜやるのか

ドイツ・デュッセルドルフにて開催された「MEDICA / COMPAMED 2023」に出展
台北の南港展覧館にて開催された「MEDICAL TAIWAN」に出展
実はあまり知られていませんが、ゲルというものは世の中に溢れています。イメージしやすいものはゼリーやコンタクトレンズがあると思いますが、実はみなさんがよく食べるご飯やタピオカ、その他にも人間の皮膚や臓器もゲルなのです。 そのためゲルを体内で医療のために使用したいという期待は昔から存在しておりましたが、ゲルが持つ不均一でコントロールできないという特性上、体内で使用することができませんでした。もしゲルが体内で使えれば治療できるものがたくさんあるにも関わらず、それができないような状態でした。 ジェリクルはその期待に答えられるゲルを世の中に生み出したため、今後ゲルの医療の領域を開拓していき、たくさんの医療製品を世に出していきたいと考えています。特に、このテトラゲルを海外に売り込んでいきたいと考えています。

どうやっているのか

カリフォルニア大学バークレー校発の世界的なスタートアップアクセラレータプログラム「Berkeley SkyDeck」に採択
アジア最大のバイオ系展示会BioJapanに出展
現在少人数で20名を超えるアドバイザー医師と協力しながら多くの医療製品の開発にあたっております。止血材、癒着防止剤、腱再生材、眼科手術補助材、神経再生等を始めとして多くの医療製品を社会実装するために日々研究開発を続けています。 今後は短期間でその数を数倍まで拡大し、開発パイプラインも数倍まで拡大していきたいと考えています。年齢や経験に関わらず、大きな裁量をもって働ける職場があるとお約束します。(海外事業は弊社の注力分野です!)