こんにちは!
AZXの採用担当、本間です。
先週税理士試験の合格発表がありましたね。
合格された皆さま、おめでとうございます。
本日は、AZX総合会計事務所で活躍しているメンバーに、AZXで今年チャレンジしたことや現在チャレンジしていること、業務に携わる中で成長できたことなどをインタビューしてみました!
会計事務所の中でもベンチャー・スタートアップ支援に強みを持つAZX総合会計事務所の業務のイメージを持っていただく機会にもなれば幸いです。
<登場人物>
・余吾直紀(税理士/入社4年目)
・大塚龍之介(税務会計スタッフ/入社1年目)
─ AZXにて様々な業務を行う中で、今年チャレンジしたことや現在チャレンジしていることはありますか?
余吾:私がいま取り組んでいるのは、「クラウド会計ソフトの活用による業務改善」です。最近の「クラウド会計ソフト」は搭載されているAI機能に業務を記憶させることで単純作業を自動化することができます。オンプレミス型の会計ソフトに、紙のデータを目視しながら入力していくという従来の処理方法とは異なり、人の手を動かさずに済むため、手間も時間も大幅に削減できるようになります。
私がAZXに入社したとき、既にクラウド会計ソフトは導入されていましたが、AI機能を活かしきれておらず、従来の会計ソフトに近い使い方をしていました。人の手で作業をすれば、どうしてもエラーが生じる可能性があり、そのエラーを防止するための確認作業という新たな業務が発生し、必然的に業務量が増えてしまう傾向にありました。
単純作業はクラウド会計ソフトの機能に任せてしまい、そこから創り出された時間をプロフェッショナルな視点での確認作業に充てる方が時間を有効に活用できると考え、佐瀬さん(代表税理士)に相談したところ、同様の考えであったことが分かりました。そこで、佐瀬さんに時間的猶予を許可してもらい、まずは私自身がクラウド会計ソフトの機能を一から理解するところから始め、その機能に自身の過去の経験を織り交ぜることで、ひとまずはベースとなるノウハウができあがり、現在、それを全体に共有している段階です。大塚さんのような新しいメンバーに、そのノウハウを教えつつも、新しい意見・気付きがあればそれを取り入れて改善できればと思い、日々、トライアンドエラーを継続中です。
─ 課題を共有しやすい、且つ解決策を提案・実行しやすいのは良い職場環境ですね。大塚さんはいかがですか?
大塚:私は、これまであまり携わってこなかった税務に新しくチャレンジしています。ずっと挑戦したいとは思っていましたが、以前働いていた会計事務所では業務が細かく分業化されていて、それぞれに専任がいたのでなかなか税務に関わる機会がありませんでした。そこで、AZXに入社する前から佐瀬さんに「あまり得意ではないが税務に携わっていきたい」という話をして、いま少しずつ挑戦しているところです。
AZXには特徴あるクライアントが多く、一般的な会計事務所では経験できないような業務に携わることができますが、それは特別なキャリアや経験があるメンバーのみに与えられた機会ではありません。これまでのキャリアや経験で担当業務を固定されることなく、興味のある分野や挑戦したいと手を挙げたことにチャレンジできる環境はAZXの強みだと思います。
─ これまであまり経験されていなかった税務へのチャレンジは入社後からすぐ始まったのですか?
大塚:はい。入社後に取り組みたいことについては面接の段階で話をしていましたし、佐瀬さんも「いまは苦手でも経験を積んでいけばすぐにできるようになる」とチャレンジにはとても前向きだったので、入社後、間もないうちから少しずつ業務を頂いていました。そのあとも毎月、佐瀬さんが一対一の面談を設けてくださっているので、その場で今の業務状況や次に挑戦したいことなどを話すことができています。
─ 税務以外にも何かチャレンジしたことはありますか?
大塚:ちょうど入社して3ヶ月ほど経った頃に、立ち上げたばかりの会社を担当する機会をいただきました。他にも、別の会計事務所での長期契約を経て、AZXと新しく契約を結んだクライアントを担当する機会をいただいたこともあります。AZXが長く担当しているクライアントと比べると引き継ぎの難易度が高いのですが、挑戦してみないかとお話を頂いて引き受けました。
─ IPO関連の業務にもチャレンジされているのでしょうか?
大塚:私はまだしていませんが、上場を目指しているクライアントの状況は共有していただいていて、後々携われる機会があればぜひチャレンジしたいという希望は伝えています。
余吾:大塚さんにはちょうど今月から、出資する企業側の対応に携わってもらおうと思っています。私が担当しているクライアントには、普通の株式会社や上場を目指すベンチャー企業のほかに、出資をする側の企業もいます。恐らく入社前の大塚さんは、そのような企業を自身が担当するとは想定していなかったと思いますが、私がクライアントとミーティングをしている様子を見て、業務内容に興味を持ってくれました。知らないことや経験のないことでも、興味を持って積極的に関わっていこうとしたことが今回の新しい業務に繋がっています。
─ お話を聞いていると、余吾さんや大塚さんを含め、事務所全体が「チャレンジ」に対して前向きな雰囲気であることが伝わってきます。
余吾:そうですね。AZXのメンバーには、「もっとこうしたら良いのではないか」という気付きやアイデアを、今どのような課題があって原因は何なのか、その課題を解決するためにはこのような方法が良いのではないかと、話せる環境があります。聞く側もアイデアが出てきた際は真摯に耳を傾けて、しっかりと検討した上で実行するかを決定しています。こうした発言のしやすさや、提案を受け入れてもらえる雰囲気があるため、「自分の努力次第で理想の職場に近づけられる」と思える環境です。
大塚:チャレンジしたいことに手を挙げやすいというのもありますが、興味を持ったことに関して他のメンバーに質問した際に快く答えてもらえるのもAZXの良さだと思います。質問しやすい、話しかけやすい雰囲気があるのでコミュニケーションも活発になりますし、そのような会話がきっかけで新しい業務の担当にお声がけいただくこともあるので、それもチャレンジしやすい環境に繋がっていると思います。
─ そのようなチャレンジしやすい環境で働くことで、何かポジティブな変化はありましたか?
余吾:AZXには私のような税理士だけでなく弁護士や社会保険労務士もいるので、自分が携わっている案件に、自分とは異なる職種のメンバーがどう関わっているのかにもアンテナを張るようになりました。自分の担当業務を進める中で、弁護士や社会保険労務士に質問や相談をする機会があるので、そのようなコミュニケーションを通して情報を交換することにより、これまでより視野が広がったと思います。
大塚:私はメディアやインターネット上で話題になっているものに、より興味を持つようになりました。余吾さんも仰っていた通りAZXには様々な職種の方がいるので、馴染みのないワードが話に上がることもあります。これまではそのようなトレンドに興味を持つ機会もありませんでしたが、最近はわからないことがあればすぐに調べて、「もし自分が関わるとしたら…」と自分の仕事と繋げて色々と考えるようになりました。
─ お二人とも、ご自身とは違う職種のメンバーと共に仕事をすることで、知識やコミュニケーションの幅が広がったのですね。最後に、AZXで働く魅力を教えていただけますか?
余吾:一番の魅力は、AZXを頼りにしていただいている特色のあるクライアントを担当することによって、専門的なスキルを身につけられることだと思います。専門家として働きながら専門スキルを身につけるのは、ごく当たり前のように聞こえますが、税理士として会計事務所で働いていても、特殊な専門スキルを必要とされる機会はそれほど多くないように感じます。ほとんどの業務はルーティンワークで、税理士でなければ対応できないという業務は多くないので、専門スキルを身につけるのは意外と難しいんです。
その点、AZXのクライアントに多い「上場を目指す企業」のサポートは、様々な人が知識やスキルを結集して対応していくため、税理士はその中で税務に関する専門家として課題を解決していかなければなりません。上場を目指す企業は世の企業の中のほんの一握りほどしかなく、前例がないことや難しいことも多いため、そのような希少なクライントのサポートは特に貴重な経験になります。
また、新しいことに挑戦する人たちの中にいると刺激も多く、新しい気付きを得たりと、専門家としてキャリアを積む上でプラスになることが多くあります。そういった貴重な体験を通して、プロフェッショナルなスキルを身につけられるのが魅力です。
大塚:会計事務所にはルーティンワークが多いイメージを持っています。変化がないと、自分が担当している業務の意義も感じにくくなるので、何か新しいことをしようという気持ちも薄れていきます。しかし、AZXでは、これから新しい事業を始めようとしているクライアントを相手に仕事をするので、知識やスキルを常にアップデートしていく必要があり、日々新しい学びや気付きがあります。
メディアに取り上げられている新しいサービスや企業の中に、AZXのクライアントを見つけることが増えたり、これまで関心を持つことのなかった話題にも興味を持てるようになったりと、自分の仕事と世の中の動きとの関連性を感じながら仕事ができることが、この環境で働く魅力だと思います。
─ AZXならではの魅力がたっぷりと感じられました。毎日ワクワクしながら働けそうです。本日はお話いただきありがとうございました!
今回は、AZX総合会計事務所でのチャレンジについて詳しくお話していただきました。AZXは、刺激的な環境の中で新しいチャレンジを始めやすい職場です。
私たちは、皆さんと共に新しい挑戦が出来る日を楽しみにしています。
AZXでは一緒に働く仲間を大募集中です!
少しでも興味を持っていただいた方は是非お気軽にご連絡ください!
それではまた、次回の記事でお会いましょう。