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大王わさび農場のこれまでこれから

皆さま、こんにちは。

株式会社大王 代表取締役 深澤大輔 と申します。この度はアクセスいただき誠にありがとうございます。

弊社は日本一の広さを誇るわさび畑を保有し、これを資源として生産、製造、物販、飲食まで行っている6次産業企業として、これまで多くの観光客の方にお越しいただいております。

大王わさび農場は、初代深澤勇市が砂利だらけだった荒地を開墾したことから始まり、2代目で漬物製造、3代目で観光地化するなど、歴史の中で大きく事業を展開してまいりました。私は昨年4月に5代目ということで代表取締役に就任致しました。

初代が熱いロマンを掲げて不毛だった土地を私財を投じて開発し、当時河川氾濫が多かったこの地に治水をもたらし、地域住民の為に労働機会を作り、そして安曇野を高付加価値作物である『わさび』の生産地に生まれ変わらせた歴史を各承継者は大事にし、これまで大王を運営して参りました。

しかしながらここにきてコロナウィルス感染症の影響を大きく受け、お客様に来ていただいてなんぼのビジネスモデルだったこれまでから脱却しなければいけないフェーズに来ております。また、気候変動など人間ではどうしようもない外部要因の変化もあり、大王の根本であるわさびの生産も昔のように上手くいかなくなってきております。そのような中での代表就任となりました。

私は、これまで大王が過去から積み上げてきた歴史は大事にしつつ、これからは何となく来てもらえる観光地から『本格的な観光体験、本格的な感動・癒しを与えられるオアシスの様な施設』を目指しております。そこには大王でなければ味わえない何かがあり、また地元のお客様にとってもついつい来てしまうというフレンドリーな場所を目標としております。同時に、厳しい環境下においてもう一度わさび生産を見直し、質を求めたわさび栽培を徹底していく所存です。

ありがたいことに旅行などで多く使っていただけてきたということで知名度はありますが、そこにおごらず各々社員がオアシスのような施設というビジョンの下、自身で今後の大王をデザインしていくという活発でクリエイティブな会社になり始めております。これまで強かった縦割りを徐々に排除し、今では部署を超えた横断プロジェクトを組織しており、製品開発、働き方改革、SNS発信などの強化を行ったりして、それに伴い社内の雰囲気は改善してきていると感じております。

企業風土として特に大事にしたいのは、上から強制されるのではなく自身のやってみたいことを真剣に追求し、PDCAを回す中でそれが成果につながり、自信に繋がるようなことを皆が積極的に後押し出来ている状態です。いくら資源があっても結局は『人』。大王=関わる全ての『人』を心から大事に出来る人間の集合体を作り上げていきます。

社員一同未来に向かって再スタートを切りました!弊社は創業106年目になります、しかしながら第二の創業という気持ちで大王の新しい形を作り上げ始めました。大王には磨き切れていないポテンシャルが満載で、それを最大化しようと取り組んでおります。そのような状況を楽しめる方、大王に秘めた力を感じてくれる方を集めたいと思っております。

株式会社 大王では一緒に働く仲間を募集しています
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