本日は、インサイドセールスチームのリーダーを務め、またキャリアアドバイザーとして学生との面談を行う、新井諒(あらいりょう)さんにお話をお伺いしました!新井さんは過去3回の転職を経て、スカラに入社に入社されています。
今回のインタビューでは転職の経緯や各企業で学んだことに加え、新井さんの粘り強さや、成長意欲の高さがお伺いできました✨
ーーまずは過去の経験からお伺いできればと思うのですが、大学時代はどのような学生さんだったのでしょうか?
僕は、小学校の頃から教師を目指していて、教員免許を取得するために、教育学部のある大学に入学しました。
しかし入学し、「僕よりも小さい頃から勉強を頑張ってきたやつがいるんだな」と周りと自分を比較してしまったんですよ。
僕なんかが教師を目指しても、この人たちには叶わないなと思うようになり、そこから大学に行く価値が見いだせなくなって、留年してしまっているんですよね。
その後なんとか教員免許をとったものの、「大学生活を充実させなきゃな」という気持ちが漠然とありました。そんな時にたまたま友達から、学校でキャリア教育をする支援団(キーパーソン21)を紹介してもらい、入会しました。
企業が支援してくださるような団体で、企業の方と一緒にキャリア教育をしに行くような活動をしていました。その中で、有名企業の社員さんや、キーパーソン会員のCA(キャリアアドバイザー)の方とお話しできた経験は、面白かったですね。
その中でも印象的だったのは、僕は今まで、教師でなければ教壇に立てないと思っていたのですが、そうではないということに気づいたことです。教育実習に行き教師の方ともお話ししたのですが、それよりも、キーパーソンを通じて出会った大人の生き方が、きらきらして見えました。
これらの経験を踏まえて、教師ではなくキャリアコーチングを行うことを目標とし、そこから民間企業のトレジャーファクトリーに入社しました。
ーー教師を目指されていたことはなんとなくはお伺いしていたのですが、民間企業に就職されたのはそのような経緯があったんですね!
そこから新井さんは、3回の転職をされていると思うのですが、それぞれのきっかけはなんでしたか?
■1社目:トレジャーファクトリー
1社目のトレジャーファクトリーは、リユース品の買取や販売を行う会社で、僕は店頭で接客をしていました。
人事の方や社長が魅力的な方々だったのに加え、たくさんの商品を扱っている会社だったので、人との会話に活かせそうだと思い、入社を決めました。
いずれ営業をしたいと思っていたので、その際に活かせるのではと思っていました。
■2社目:(旧)リクルートライフスタイル
(旧)リクルートライフスタイルは、旅行サイトの利用促進の営業を行う会社でした。
転職した理由としては、営業を学びたかったからです。
学生団体で、さまざまなことを経験したのちにいずれは人材に関わる仕事を行いたいと思っていました。大学卒業していきなり独立し、キャリア支援を行ったとしても生計を立てられないと思っていたからです。
人材業界は人と関わる仕事内容で、営業要素があるな、と感じていました。ちょうど営業を行いたいと思っていた時に、リクルートライフスタイルを紹介してもらい、転職を決めました。
ーーなるほど!将来人材系の仕事をする前段階として、営業を学ばれたんですね!実際に営業を行ってみて、どのような力が身についたと感じられますか?
人に対してリーダーシップをとる、というスタンスが身についたと感じます!顧客に対して旅行サイト利用を提案していくような営業だったので、自分がリーダーシップを求めて会話を進めていく必要があったからです。
■3社目:NTTアド
NTTアドでは、広告代理店としてNTTという社名をオリンピックと絡めて、広めていく、というような仕事をしていました。
スマイルリレーという、いろんな人の笑顔を集めて、聖火ランナーの後ろに走っている車に、全国の方の笑顔をランダムで表示させる。というような仕事も行いましたね。
転職した理由としては、コロナの影響で前職の会社が行き詰まってしまったことです。旅館に営業をしにいくことがなくなってしまい、転職を決意しました。
NTTアドでは、主にディレクター業務やスケジュール調整をメインで行っていたので、社内調整の力が身についたと感じます。
リクルートライフスタイルはアピールする営業でしたが、今回は社内調整の営業と、全く違う営業でした。この2社を通じて、いろんな視点からの営業を経験できたな、と思います。
ーーキャリア支援を行いたい、という目標のステップとして、自身のキャリアを形成されてきているのが、とても印象的です!目標から逆算してのキャリアステップを着実に歩んでいらっしゃいますね。
それでは、スカラに入社した理由を教えてください!
2つあります。
まず、転職支援でスキルを高めるというよりかは、その人にとって、大事なものを見つけられるような仕事につきたいと感じたことがもっとも大きな理由です。利益のためではなく、新卒の学生さんがキャリアのオーナーシップを持てるようにサポートしているスカラであれば、それが実現できると感じました。
2つ目は、社内に誠実な方が多かったことです。
最初に話した森さんには、主にスカラの事業についてお伺いしたのですが、僕の質問の意図まで汲み取って回答してくださったのがとても印象深いです。
また、太田さん(スカラの経営アドバイザー)は最終選考官だったのですが、「新井さんが目覚ましい成果を出せなかったり成長しない理由は、いまこの瞬間も自分で決断できていないからだよね。」と言われました。
とてもストレートな言葉ではありますが、この方は、ビジネスとして人を見るというよりかは、1人の人間として接してくれているんだな、と感じました。
ーースカラは利害関係なく、接してくれる、と学生さんからご評価をいただくことも多いですよね。
そんなスカラではどのような力が身についたと感じられますか?
ズバリ、「サバイバル能力」ですね!(笑)
本間さん(代表)によく言われるのが、「とりあえずやってみろ!」という言葉なんですね。「明日この商談よろしく!」と急に任されることがあったりするんですよ。いきなり野に放たれるわけです。(笑)
その中で僕は、まずはやってみてその上で、できたこと・できなかったことを振り返ることを行っています。やってみて気づくことが何かしらあるので、まずはやってみて振り返ることをしています。
僕は元来、完璧にやらなきゃいけない、という思いが強い人間です。
しかし、本間さんには「準備は最短でいいから、まずやってみよう。1時間準備しても10分準備しても変わらない。」と言われたんですよ。(笑)
これは極論だとは思いますが、まずやってみる、という姿勢はスカラに入ってから身につきましたね。
ーー新井さんは、本間さんから急に野に放たれても、諦めずに食らい付いている姿が印象的なのですが、なぜ諦めずにそこまでできるのでしょうか?
2つあります。
1つ目は、自分に自信が欲しいからです。
かっこいい父親になりたいんです。家庭を引っ張るために、はたまた人生においては、どこかでリーダーシップをもつ必要があると思っています。自信を持つために、リーダーシップを鍛えています。
2つ目は、年齢的なものです。僕は今年31歳なのですが、自分以上に努力している人もいっぱいいるじゃないないですか。まだまだだな、とは思いながらも、過去、僕自身がメンタルブロックが働いたり、知識が足りず動けなかったことがたくさんありました。
だからこそ今は、「やってみてわかる」を体感する中で、30歳を超えて最短速度で成長するために、好き嫌いせず日々新しいことを吸収して成長していきたいという風に思います。
自分に対しての自信や、再現性のあるスキルなど、ビジネスマンとしての土台をみにつけた上で、自分らしく振る舞える人になりたいですね!
ーー新しいことを吸収して成長していきたい、という想いが強い新井さんだからこそ、日々粘り強く仕事に食らい付いていらっしゃるんですね。
それでは最後に、今後の展望を教えてください!
キャリアコーチングの中でも、NLPという分野に興味があります。NLPとは、卓越したコミュニケーション体系を心理学・言語学の観点からコーチングに融合したコミュニケーション技術です。自己変革・他者支援に効果性の高いコーチング手法になっています。
僕は、家庭環境があまり良くなくて、自分に蓋をしてきた人生でした。言いたいことがあっても、我慢をしてきた人生でした。社会人になって、ある方から、「新井くんは、自分に蓋をし続けている人生を歩んでるよね。」とズバッと言ってくださいました。
そんな僕の蓋を外してくださった方々もいらっしゃって、自分はもっと自由に自分らしく、自分を表現して行きたいと気づかせてもらいました。
そして今度は、自分がそのような人たちの蓋を外せるようになりたいと思っています!その人自身がどうなりたいかを導ける側になりたいんですよね。
しかし、まだ自分自身が、自分の人生を導いた経験があるかと言われれば、まだその途中だな、と思うので、まずは、自分が決めた目標を達成したり、自己承認ができるようになったりを積み重ねて、自分らしさを出して、自分の人生を主導できるようにしている段階です。
ーーありがとうございました!!
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