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人生を変えるほどの成長を求めて。急成長中のベンチャー企業を辞め、正社員1桁のスタートアップへ飛び込んだ私の揺るがない覚悟について

こんにちは! 中本 康太郎 と申します。

この度、絶賛急成長中のベンチャー企業 株式会社SUPER STUDIO を退職し、
創業期スタートアップである 株式会社グラフの CTO に就任 したことをご報告いたします。

今年で新卒3年目を迎え、20名以上のメンバーを抱えるecforceの開発チームを率いていた私が、突如として名もなきスタートアップへ飛び込んだことについて、不安がなかったかというと一概に否定はできません。

しかし、

「人生を変えるほどの成長をするなら、今しかない」

と確信した結果、この度の決断に至りました。

今回は、その背景と、CTOとして参画したこれからの覚悟について、これまでの人生を振り返りながら、ありのままに綴りたいと思います。

簡単なプロフィール

1994年生まれ。慶應義塾大学薬学部卒業。
株式会社SUPER STUDIOに新卒入社。入社2年目でECプラットフォーム「ecforce」の開発チームリーダーに就任。20名規模のチームマネジメントをはじめ、新規事業開発、新卒採用、社内広報・イベント運営、労働者代表業務など、エンジニアリング以外の幅広い業務を経験。
2021年9月より、株式会社グラフのCTOに就任。営業予実管理SaaS 「GRAPH」のプロダクト開発を統括。


目次

  1. 全てを捨てエンジニアへ。人生0から再出発した新卒時代
  2. 急成長している時は、決まって何かに夢中になっている
  3. 現状で満足。だけど、また人生変わるくらい成長したい
  4. 移籍しても SUPER STUDIO で得た DNA は変わらない
  5. スタートアップへ飛び込んだ。その先に向かう未来は
  6. 私たちは、一緒に世界を変える仲間を募集しています

全てを捨てエンジニアへ。人生0から再出発した新卒時代

薬学部を卒業後、周りが進学や就職をする中、語学留学のため一人アメリカへ渡り、長い間「自分探し」をしていた私は、帰国後、漠然とあこがれていた「エンジニア」になることを決意。たまたま当時アドバイスをもらっていた方がエンジニアであることを知り、その方の会社で働かせてもらうために猛烈にアピール。

その結果、幸運にもインターン生として雇ってもらえることが決まり、そこから私の「エンジニア」人生が始まりました。

プログラミングに関して全くの未経験だった私は、当時エンジニアチームが日本に2~3人しかなかった SUPER STUDIO で「いち早く仕事を覚えて」「どんな仕事にも全力を尽くす」ことを常に意識して行動していました。

一人前を目指すエンジニアとして1番の大きなきっかけになったのは、自社メディアサイトの立ち上げの際に、私にまるまる開発責任者を任せていただいたことです。「ECプラットフォームである『ecforce』をご利用くださるクライアントに役立つEC運営ノウハウを共有できるメディアサイトを構築してほしい」と、当時インターン生であった私に、COOである花岡さん直々に依頼された時は、「こんなチャンス、二度とない。」と自分を奮い立たせました。

ありとあらゆる情報をかき集め、スクラッチでゼロからシステムを開発しながらも、同時にデザインやメディア運用、プロダクトの方向性などを各部署に所属するデザイナーやディレクター、マーケターの方と毎週議論し、プロジェクトを主体的に進行していきました。

そして無事、D2C・ECの運営ナレッジメディア「success board」のローンチを迎えることができた上、これらの成果もあり、そのままSUPER STUDIOに入社することができ、気づいた頃には「駆け出しのインターン生」から、「正社員エンジニア」へと成長していました。


SUPER STUDIO から、エンジニアとしての人生が始まりました。

急成長している時は、決まって何かに夢中になっている

その後も勢いを緩めずただひたすら会社にとってできることをやり続けました。結果、主力サービスの「ecforce」の開発や、新卒採用の企画・実行、会社の従業員代表業務、社内イベント「Sナレッ!」の立ち上げ・運営、社内広報プロジェクト「スタメン!」の発足・運営など、エンジニアの領域を超えた数々の仕事を経験でき、会社の成長とともに私自身、見違えるほどの成長をすることができました。

この時期を振り返ってみて学んだことは、

「何かに夢中になっているほど、手にとるように成長を実感できる」

ということです。

本当に、毎日毎日が楽しく、仕事に没頭できていたと思います。そういう時期こそ、気付かぬうちにスキルや経験を積むことができる。これを早期に味わうことができたのは非常によかったと思います。


仕事に夢中になっていた新卒2年目の時期に書いた記事はこちら

現状で満足。だけど、また人生変わるくらい成長したい

常に、夢中になって仕事をしてきた私ですが、開発リーダーに就任して約一年が経とうとしていた新卒3年目の夏。ふと、

「あともう一回人生が変わるほどの成長がしたい」

と、心の奥底に眠る欲望が叫んでいることに気づきました。

年齢としても、ちょうど27歳を迎えた時期だったので、30歳まで残り3年を、もう一度人生を変えるほどの大きなチャレンジに懸けようと決意しました。

(その当時の心情を、こちらに細かく書いていますので、もしよければご覧ください。)

このタイミングで私は、YOUTRUSTをきっかけに現在所属する株式会社グラフの代表藤田と出会いました。

出会った当初から「すごい人」オーラが漂う藤田は、初めから最後まで私の思いに耳を傾け、そして賛同してくれました。

そして、何回か話すうちに、

「この人の心の中で燃える炎は、私の心の中にある炎と同じ色がする」

ことに気づきました。

もちろん、炎の大きさや種類は違えど、「この人となら信頼して仕事ができる」「この人とならもう一度人生を変えられるほどの成長ができる」と確信しました。

結果、会社経営を担えるCTOポジションとして参画することを双方合意。私は、前職のSUPER STUDIOを退職することに決め、2021年9月より正式に現グラフCTOに就任することになりました。


入社を決意した際の記念写真。左が中本。右が代表の藤田。

移籍しても SUPER STUDIO で得た DNA は変わらない

私が前職で、「なぜこんなに仕事に対して夢中になれたのか」というと、シンプルに 「SUPER STUDIO という会社がいい会社だったから」に尽きると思います。

もちろん、仕事に対して真摯に向き合っていた面もありますが、決してそれだけではありません。

周りの方が本当に「信頼」し合って一緒にお仕事ができる人ばかりだったり、仕事に対して「プロフェッショナル」である自覚を持っていて、どんな立場の人とも対等にコミュニケーションを取れる「尊敬」のできる人が多かったりと、一緒に仕事をする仲間から受けた影響がとても大きいです。

そんな環境から外に出たとしても、ここで学んだ「良いメンバーとはたらく」という DNA は変わりません。

実際に現在グラフに所属するメンバーは皆、「信頼と尊敬のできるプロフェッショナル」です。

会社に「入る」側から「作る」側になった今、これからも SUPER STUDIO で学んだ「良い組織作り」に私自ら率先してコミットして、いい会社を作り上げていこうと考えています。


信頼と尊敬のできるプロフェッショナルなメンバーたち。

スタートアップへ飛び込んだ。その先に向かう未来は

私が弊社で成し遂げたい目標。それは、3つあります。

1. 「達成が身近になれば、世界は変わる」ことを証明する

1つ目は、弊社のビジョンである「達成が身近になれば、世界は変わる」を証明する、ということです。

「目標を掲げるのは簡単。でも達成までの道のりは難しい。」

私自身、今までの人生を振り返ると高い目標を掲げたはいいものの、達成できなかったことばかりです。それでも、「人生を変えてやる!と奮起して目標を達成した時ほど、嬉しいことはない」と、身をもって感じています。

そんな達成の喜びを、もっと多くの人、多くの組織、多くの社会で実感してもらいたい。

このビジョンは、私がグラフにジョインした後に、代表藤田とCOOの飯塚とともに熱い議論を交わした結果、再構築したものです。

私は、この弊社のビジョンを証明するために、CTOという役割からあらゆる戦略を投じていきたいと考えています。

2. 社内全ての組織で「勝てるチームを作る」

2つ目は、弊社内の全ての組織で「勝てるチームを作る」ことです。

「勝てるチームを作る」というのは、弊社が掲げているミッションでもあります。私はこれを、社内の全ての組織で実現します。

『クライアントを勝てるチームにするんだから、社内も勝てるチームになっているべきでしょ』というのは当たり前のように思えますが、実際、クライアントへ提供する価値を社内にも同様に与えられている会社は多くありません。

だからこそ、しっかり明言して実行に移すことが重要であり、私はこの点において責任を持って働きたいと考えています。

まずは、エンジニアやデザイナー、PdMの所属するプロダクトチームを、「勝てるチーム」にすることを目標に、日々トライアンドエラーを繰り返していきたいと思います。

私が「勝てるチーム」を作る上で具体的に何をしていくのかは、また別の機会で記事にしようと思います。

3. 人生を変えるほどの成長をする

そして、3つ目は、自分自身のミッションでもある「もう一度人生を変えるほどの成長をする」ことをこの会社とともに体現していきたいと思います。ここまで読んでくださった方なら理解してもらえると思うので細かい説明は割愛しますが、代わりに、Y Combinator 創業者 Paul Graham さんから、今の私に一番ピッタリな一言を紹介します。

Startup = Growth
by Paul Graham | http://www.paulgraham.com/growth.html


以上3つに関して、私がスタートアップにジョインしたうえで、絶対に成し遂げてやると覚悟を決めたものになります。

これら全て達成できるまで絶対に諦めません!

もし万が一でも、同じような思いを持っていらっしゃる方がいましたら、ぜひ私と一緒に仕事しましょう。

いつでも、熱く、お待ちしております!


私たちは、一緒に世界を変える仲間を募集しています

「達成が身近になれば、世界は変わる」というビジョンを実現するために、私たちは「勝てるチームを作る」ことをミッションに掲げ、営業予実管理SaaS「GRAPH」を提供しています。

このビジョン・ミッションに共感してくださる方、特に現フェーズでは、組織をゼロから一緒に作り上げてくださる方を求めています。

「話を聞いてみたい」「面白そう」など、少しでもご興味いただけましたら、ぜひ気軽にご応募(もしくは、Twitter、YOUTRUST、Meety、その他各種SNSアカウントからのDM、メール等なんでも)ください!いつでも、お待ちしております!

現在、創業期エンジニアを募集しております。

この記事では伝えきれなかった、技術的な話や、目指すべきエンジニア組織や技術スタックなどは、別の記事でまとめようと思いますが、もし少しでも「気になる」という方がいらっしゃれば、ぜひカジュアルにお会いしてお話ししましょう!

エンジニア
創業期エンジニア/営業予実管理SaaSでユーザーの事業成長を支援!
株式会社グラフは「勝てるチームをつくる」をミッションとし、2020年11月に創業しました。 セールスイネーブルメントツール「GRAPH」の開発・提供と、営業コンサルテーションの両軸で、クライアントの「勝てるチームづくり」を支援します。
株式会社グラフ

皆さまとお話しできることを、楽しみにしております!

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