なにをやっているのか
AIを活用して介護業界の「不安」を「希望」に変えていくことに挑戦しているAI×介護領域=ケアテック企業です。
これまで経験知に頼っていたケアプランの策定に、
世界最高峰、同時代最先端のテクノロジーで革新を起こしていく。
その先に描く理想像は、『介護領域における社会課題をAIで解決する会社』
それが株式会社シーディーアイです。
介護の世界では「ケアマネージャー」という方々が、利用者に対して「ケアプラン」という介護サービスの計画を作成しています。
このケアプラン作成を、デジタル、AIの力を活用して、より利用者の自立支援につながるよう提案・予測を提供するサービス「SOIN(そわん)」を開発・運営しています。
「SOIN(そわん)」では、日本各地の自治体が持つ要介護認定調査や国保連請求データ(約50万件)を基に、人工知能が一人ひとりの改善の可能性を予測することができます。
1年後のリスクを予見し、今このサービスを受けた方がより長く自立した生活が送れます、とリスクを予見しマネジメントできるのが「SOIN(そわん)」の強みと言えるでしょう。
この様に、介護に関するビッグデータと予測機能により、利用者の方々にとってより自立した生活の維持につながるケアプランを提案し、ケアマネージャーの皆さんのケアプラン作成を強力に支援。
ケアマネジメントの「質」を向上させることにより、利用者の皆様はもちろん、ケアマネージャーの方々、そして介護保険制度を担う自治体にも貢献しています。
なぜやるのか
これまでも介護の世界においては多くの創意工夫が生み出され、
介護を必要とされる方々に提供してきました。
しかし昨今、介護現場の人材不足や介護利用者増加の問題(2025年問題)、そして介護保険財政の悪化などが社会問題としてささやかれています。
また、介護の現場ではITの活用も遅れており、ICT化推進による生産性の向上も避けては通れない課題です。
ですが、それ以上に今求められているのが、「自立支援型ケアマネジメント」や「ケアプラン作成におけるAIの活用」といった先進的取り組みです。
弊社はその実現に向け、INCJ様(政府系の投資ファンド:旧産業革新機構)にも出資頂き、セントケア様やツクイ様、損保ジャパン(SOMPOケア)様をはじめとする介護事業者様、エヌ・デーソフトウェア様や日本ケアサプライ様など介護関連事業者様、その他損害保険会社様や地域金融機関様など多くの大手企業様の出資を受け、まさに「介護業界のプラットフォーム企業」として創業しています。
どうやっているのか
ケアテック企業にとって、介護業界は中小規模のプレーヤーが地域ごと・サービスごとに多数存在する構造になっており、業界全体を一気にカバーする事が非常に困難な市場です。また、AIはもとよりICT化(IT化)もほとんど進んでいない意味でブルーオーシャンと言える領域でした。
その様な状況にあって、弊社は業界を代表する大手介護事業者を株主に迎え顧客基盤を獲得すると共に、介護関連サービスの事業者においても、介護事業所向けソフトの「エヌ・デーソフトウェア社」、そして福祉用具レンタルの「日本ケアサプライ社」との業務提携で事業を成長させる基盤を確立しました。
その甲斐あって、「SOIN(そわん)」は2021年10月時点でユーザー数5000人を突破し、
利用事業者数は1500社に到達するサービスとなりました。
<働く上での特徴>
・エンジニアはお金を気にせず、フルスピードで仕事を進めることができる
(総額20億円の資金調達済み)
・基本的にはリモート勤務可、最高レベルのスペックを搭載しているPCを支給
・オフィスはwework
・IBM出身の代表はエンジニアリングができるので、代表にも直にアドバイスを受けながらサービス開発ができる環境
また、次の一手として、「介護施設利用者向けの見守りサービス」の開発や、
「SOIN(そわん)」の50万件を超える介護のビッグデータを駆使してより良い介護の実現を目指すデータプラットフォーム事業の構築など、更に広い範囲の介護業界に対するサービスも構想しています。
当社は「介護業界のプラットフォーム企業」として、
今後もどんどん参画頂く企業を増やし強固な事業基盤を築くと共に、プラットフォームの幅を広げるべく事業展開を進めていきます。