Philduct Inc.(株式会社フィルダクト)は、2018年3月に創業したオーラルヘルステックのスタートアップです。
日本では約50%以上の国民に歯並びの改善が必要であるにも関わらず、治療することができていない状態でした。さらに、歯科矯正の国内価格相場が約100万円にのぼっていることや、矯正期間中の通院回数の多さ等の懸念から、日本の歯科業界は他の先進国に比べて大きく遅れを取っている状況が続いてきました。
歯並びが悪いと、審美的なコンプレックスが生じるだけでなく、かみ合わせや口腔衛生の悪化に伴う肩こりや生活習慣病など全身の健康にまで影響をもたらします。そのため、歯科、特に矯正歯科領域は、全身疾患の予防の一手として期待され多くの研究がなされてきましたが、その研究結果が現場の歯科医療にまで還元されていないことに、金子は大学院時代にもどかしさを感じました。歯科業界はもっと生活者の潜在的なニーズに寄り添い、テクノロジーを活用して最適な歯科医療をより多くの人に届ける必要があります。歯科医療が、「悪くなってから治す」という通念で終わるのではなく、予防ヘルスケアとしての役割を果たせるように歯科のポテンシャルを底上げしたい、と思ったのがサービスのはじまりです。世界先進の超高齢社会である日本は、口腔と全身のつながりの観点から予防の観点でオーラルヘルス(=口腔の健康)の大切さにもっと目を向ける必要があると考えています。
こうした背景から、当社ではデジタルで効率化した独自のワークフローを構築する事で、現代の生活者のニーズに即した歯科矯正サービスをより多くの人々に届けるべく、3Dテクノロジーを用いたマウスピース型歯科矯正サービスDPEARLの事業開発を着想しました。歯科医院のDXツール導入を含む効率的なワークフローの構築により中間コストを削減し、約1/2のコストダウンと通院回数の低減、治療期間の短縮を実現。症例経験豊富な歯科医がライフスタイルも踏まえたプランをコーディネートし、データに基づく良質な矯正と予防歯科の機会を多くの人々に届けます。
そして、私たちが手がける歯科矯正サービスはビジョン実現に向けた第一歩に過ぎません。
長年旧態依然な歯科業界に風穴を通し、潜在的なニーズを掘り起こしながら、予防ヘルスケアとしての歯科のインフラを築いていける企業を目指し、一人でも多くの人がLively(イキイキ)を実現できる社会を築いていきたいと思っております。
サービスのビジョンである、「Create Lively Lives 一人ひとりのかけがえのない人生をイキイキとしたものに」をオーラルヘルス(=口腔の健康)というテーマから挑戦するのがPHILDUCTです。
PHILDUCTでは、幅広い職種で横断したコミュニケーション、最先端のテクノロジー活用を短期サイクルで実践し仮説検証できる環境があります。
・テクノロジーと新たな仕組みを掛け合わせて新たな歯科業界の時代に即したソリューションを生み出したい
・レガシーな産業・ヘルスケア領域の社会実装に興味ある
・スタートアップのアーリー期で優秀な仲間と高次で大きな課題挑戦したい
という方がいらっしゃいましたら、ぜひ大歓迎いたします。
関連リンクは以下をご覧ください。
▼会社ホームページ
https://philduct.com/
▼透明マウスピース型矯正「DPEARL」ブランドページ
https://dpearl.jp/
▼2023年に東京医科歯科大学発ベンチャーに認定されました!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000050457.html
▼ICC KYOTO 2020 での登壇の記事
https://industry-co-creation.com/catapult/59932
▼その他ニュース
・プレシリーズA調達記事
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000050457.html
・DIME最強のスタートアップ100
https://www.wantedly.com/companies/company_917215/post_articles/493115