こんにちは、フィルダクト広報です。
今期がはじまりはや2ヶ月。拡大フェーズ期のフィルダクトでも、この短期間で成長に向けた様々な動きがありました。
そこで今回は、代表取締役CEO・金子奏絵にインタビュー。昨年度の振り返りから、今後について代表が企んでいることとは......。
▼前回の代表インタビューはこちら
ー まずは2023年度の振り返りをお願いします!
2023年は盛りだくさんの年でした!
年度始めの4月に、歯科分野での第1号として「東京医科歯科大学発ベンチャー」に認定されたことが良いスタートとなったと思います。
事業拡大に向けた資金調達にも励み、夏にはDPEARLの新プロダクトである歯ぎしり用ナイトマウスガードをリリース。DPEARLの提携医院が増加したことも大きなトピックとなりました。拠点が増えた分、それぞれの提携医院さまによって異なる要望にどう応えるか、良いパートナー関係をどう築くか模索した1年でもありましたね。
年度末には提携医院が50拠点を突破し、売上も前年度の200%越えとなるなど、医院と患者様、両方からのニーズが増え成長を実感しています。
海外に行く機会も多かった中で、10月に訪れたオーストラリアのメルボルンが印象に残っています。スタートアップ約10社と一緒に、オーストラリアのスタートアップ企業の取り組みを学びグローバルな視点が磨かれました。
ー 前回のインタビューが3年前でした。そんな盛りだくさんの2023年を経て、前回のインタビュー時と変わらないこと、変わったことをお聞きしたいです。
DPEARLを日本全国・海外へと広げていくこと、予防ヘルスケアとしての歯科の確立、歯科業界の最適化というミッションは変わりません。ここ数年の成長を経て、会社が目指すところはさらに大きくなっています!
一方個人としては少し変化があり、Lively(=イキイキとした状態)を作ることを掲げつつ、目の前の課題に奔走する中で、結果がついてこない時期は非常にしんどく、自分がイキイキしていない状態が続いていると感じたこともありました。
フィルダクトを立ち上げた原点がぼやけてしまうと不安に思い、現在では純粋に楽しむことを考えるようになりました!自分の心身も大事に。運動をしてリフレッシュしたり、やるべき時に本領発揮ができるようにセリフマネジメントを意識しています。
ー 続いて、今期動き出している新しい取り組みはありますか?
「MEDILEAP」という医院向けの患者データ管理システムのアップデートや、マウスピースのプロダクト改善などは、引き続き力を入れて取り組んでいます。
また、患者様向けにオーラルヘルスやウェルネスを広めるプロジェクトも計画しており、SNSなどのコンテンツ発信やコミュニティ活動などを行っていく予定です。もちろん、きっかけを作る上ではリーチがしやすい広告も効率的ですが、より踏み込んでオーラルヘルスに興味を持ってもらうために広告以外のマーケティングも行っていきたいと思っています。
ー では最後に、今後会社として、金子さん個人として挑戦していくことを教えてください。
会社としては、提携医院を全国に増やし、均質な歯科医療へのアクセスを向上させていく中で、歯科医院での体験を再提示し、ロールモデルを作り全歯科医院で共通したサービスをお届けできるように整えてまいります。
審美志向の高まりや研究の進歩から口腔の健康への関心がさらに高まっていく中で、まずは歯科矯正とテクノロジーの分野から、業界の改善にインパクトを与えていきたいです。
個人としては、先ほども申し上げた自分自身がイキイキするための努力を引き続き行います。運動、健康な食生活、昼夜逆転を直すなど基本的なことはもちろん、今年は事業の目標が達成したらホノルルマラソンに挑戦したいです!
最後にもう一度会社のことですが、スタートアップを成功させる上で「PMF(Product Market Fit)」という考え方が大切だと言われています。「顧客の課題を満足させる製品を提供し、それが適切な市場に受け入れられている状態」をさすのですが、達成するためには地道な探索活動が必須です。そしてそれは通過点ではなくずっと向き合っていくものだと捉えています。そのため燃え尽きないスタートアップ精神でここからまた新しいフェーズをつくる、いいチームを作っていきたいですね。
ー ありがとうございました!
今回は、フィルダクト代表の金子のインタビューを行いました。
歯科業界の課題解決にスタートアップという切り口から挑戦することに関心のある方は、ぜひフィルダクトのカジュアル面談に気軽にご応募ください。