64%が内覧3件以内で家を買う？過去3年以内に自宅を購入した人441名に聞いてみた！令和の不動産購入のリアル。

こんにちは！サマンサ・ホームステージング広報の南です。

サマンサ・ホームステージングでは、過去3年以内にご自宅を購入した方に限定したネットリサーチを行いました。リアルな声を元に不動産物件購入プロセスや内覧時の本音などを調査・分析を実施しましたのでご紹介します。

■ 調査企画：株式会社サマンサ・ホームステージング
■ 調査方法：インターネットリサーチ
■ 対象：以下すべての要件を満たす方
・20～40代の日本国内在住者
・3年以内に不動産物件を購入し、且つ検討に携わった経験がある
■ 調査期間：2023年7月26日〜2023年7月27日
■ 有効サンプル数：441

64.2%が気軽に情報を得て簡単にシェアできる「ポータルサイト」で物件探し。

過去３年以内にご自宅を購入された方に、どんなツールを使って新居を探したかを伺ったところ、ホームズやSUUMOのような複数の不動産会社が物件情報を掲載している「ポータルサイト（64.2%）」が最も多い結果に。駅などに設置されている「不動産情報誌」や「新聞折込」で情報を集めた方も、約７割がポータルサイトを併用していることがわかりました。

この結果から、人を介さず購入検討者自身が自由に詳細条件を設定して、好きな時間に好きな場所で気軽に情報を得て、簡単にシェアできるポータルサイトが物件探しの主流になってきたと言えるのではないでしょうか。

約64%が内覧数0～3件以内で新居決定。オンラインで物件詳細から厳選し、効率よく「比較検討～内覧～成約」が潮流。

新居を決めるために内覧（＝実際の不動産物件を見学して事前に確認すること）した数を伺ったところ、「３件以内」が最も多く53.3%、さらに10.2%が「内覧していない」という結果に。

国土交通省が発表している「令和４年度住宅市場動向調査報告書」による住宅取得回数のアンケート調査で77.9％が「今回がはじめて（＝はじめて自宅を購入する）」と回答しているように、「一生に一度の大きな買い物」と言われることの多い不動産購入において、約64%が内覧数0～3件以内で新居を決めたというのは驚きの結果でした。

物件探しにポータルサイト使う方が圧倒的に多いというデータと合わせると、オンラインで物件情報を詳しく見て物件を厳選して比較検討したうえで、内覧する物件を絞り込んで効率よく物件選びをしているという傾向が見えました。

出展：令和４年度住宅市場動向調査報告書

「内覧数を伸ばす」には、空間演出×プロ撮影の高品質なコンテンツをサイトに多数掲載することが重要。

さらに、内覧する物件を絞り込む条件を聞いたところ、「立地や価格、間取りなどの条件面」に次いで「写真や動画などの情報量」が59.3%、「写真や動画から具体的な生活が想像できるか」が44.7%との結果に。

このことから、内覧数を伸ばすためには、ポータルサイトやホームページに載せる物件情報に多くの写真や動画を掲載することはもちろん、物件購入のペルソナを意識した空間演出で物件の魅力を最大限に引き出し、プロカメラマンが撮影した高品質なコンテンツを掲載することの重要性が示唆されます。

ホームステージングが検討者の購買意欲をアシスト。購買層のペルソナを捉えた空間演出で具体的な生活イメージを提供、新生活への夢を広げる。

バーチャル内覧が飛躍的に進化しても約95%が現地での内覧を希望。検討フェーズを進めるにはオンラインとリアル両軸での訴求が必要。

バーチャル内覧は遠方からも気軽に体験できたり、未完成の物件もまるでリアルに存在するかのように内覧できる便利なツールですが、現地での内覧に比べて眺望や日当たりなどの情報が得づらいのが現状です。このアンケートでは、技術進化によってそれらのデメリットがクリアしたら、バーチャル内覧だけで完結できるのかを聞いたところ、進化しても現地での内覧を希望する声が約95%という結果に。