今回は、サマンサ・ホームステージング「トレーニングセンター」副所長、清水さんのインタビューをお届けします。
20年の専業主婦生活から一転、急成長企業のマネジメント職へ
専業主婦歴20年から一転、フランス伝統工芸の講師を経て、サマンサ・ホームステージング「トレーニングセンター」の副所長として、ホームステージャーの採用から人材育成、クレームの対応まで担う清水さんに、入社のきっかけや仕事への思い、これからホームステージングを目指す方へのメッセージを伺いました。
ホームステージャー求人情報▶https://www.wantedly.com/projects/1265790
株式会社サマンサ・ホームステージング 清水 陽子(しみず ようこ)
専門商社や住宅メーカーでの経験後、20年間専業主婦として家族へ愛情を注ぐ。娘の大学進学をきっかけにビジネスの現場へ復帰を決意。フランスの伝統工芸「カルトナージュ」の講師経験を経て、サマンサ・ホームステージングにホームステージャーとして入社。その後、実績を認められ、社員として「トレーニングセンター」に配属される。現在は同部の副所長として、ホームステージャーの人材育成を担う。
インテリア業界への「興味」が「仕事」へと変わった
ー まずはこれまでの経歴を教えてください
新卒で専門商社に入社しました。インテリア業界とのご縁はそのときからで、お昼間はお仕事をして、夜間のインテリア専門学校に通っていました。特に転職しようと思っていたわけでもなく軽い気持ちで通っていたのだけど、専門学校の卒業制作で賞をいただいたことがきっかけで、学校を運営していた住宅メーカーさんからお声がけをいただいて、インテリア開発課という部署でインテリアコーディネートの経験を積みました。
その後、結婚をきっかけに退職してから20年間、専業主婦として家族の健康管理や家事、育児に専念してきました。
こどもの独立をきっかけに、社会復帰の道へ
ー 社会復帰のきっかけは何でしたか?
次女が大学に進学したのをきっかけに、社会復帰を決意しました。
以前から趣味で続けていたフランスの伝統工芸「カルトナージュ」の講師として、フランス雑貨屋さんで週1回、カルチャーセンターで月に2回、クラスを持っていました。
でも、長女が独立した時にとても大きな喪失感があって。。
次女のときにも同じ失敗をしないように、講師の他にもっと夢中になれること、社会に出て働くことを探してみようという気になって、アルバイト探しをはじめました。その中で見つけたのがサマンサ・ホームステージングでした。
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「好きなことを自分のペースで」が入社の決め手
ー サマンサ・ホームステージングに決めた理由は?
もともとインテリアが好きだったことや、住宅メーカーに勤めていたこともあったので、サマンサ・ホームステージングに興味をもちました。
他にも候補はあったのですが、週に2日、1日数時間から働けるという条件面がわたしのライフスタイルに合っていたことが入社を決めた理由です。
ホームステージングの現場は、文化祭のような高揚感と達成感
ー 実際に仕事をはじめてみていかがでしたか?
居住中ホームステージングのアルバイトとして入社しました。
最初に現場研修があったのですが、それはもういそがしくて!高校の文化祭準備を思い出しましたw
みんなが一つのチームになって助け合いながら作業を進めて、楽しくお昼に行ったり。作業が完了したときには、本当にお部屋がきれいになって、お客様もとっても喜んでくださって。
軽い気持ちではじめたアルバイトでしたが、辞めたいとは一度も思わなかったですね。
子育ての経験がマネジメントにも活かせる
ー アルバイトで入社後約3年で管理職に抜擢され生活が激変したと思いますが、躊躇はありませんでしたか?
ホームステージャーとしてアルバイト採用されて、途中リーダーに昇進したりと、少しづつ働く日数や時間を増やしながらキャリアを積んでいきました。
3年過ぎたころに、いきなり社長から「社員にならないか」と声をかけられて、これまでは深く考えて結論をだしていましたが、この時はいろいろなご縁や思いがあって「飛び込んでみよう!」と。今はトレーニングセンターでマネージメントをしていますが、その時にも躊躇はなかったですね。
これまで子育ての経験で培った、ひとつの物事を違う角度からも見る、一歩引いて俯瞰してみるところはマネジメントに活かせているかと思います。
お客様の表情が明るくなっていくことにやりがいを感じる
ー 居住中のホームステージングのやりがいを教えてください
居室中のホームステージングとは、住みながら持ち家を売却するために行うサービス(演出)です。住んでいるお部屋に内覧が入りますので、まずは生活感を消すために「片付け・掃除」からはじめ、最後にインテリア演出をしていきます。
片付くにつれ、お部屋の空気が入れ替わり、お客様の表情が明るくなるところには、きっとやりがいを感じていただけると思います。
― ホームステージングは専門知識が必要で、難しい仕事のようですが初心者でも大丈夫ですか?
大丈夫ですよ! わたしたちトレーニングセンター(通称:トレセン)がしっかりサポートしていきます。新人スタッフさんには、座学での講習を受けていただき、最初の2回は経験豊富な先輩と一緒に現場にはいって、しっかりと現場の雰囲気や段取りを体験していただきます。
基本的に現場はリーダーとサブ担当の二人体制で入っていただきます。3回目からはサブ担当としてリーダーについて作業してもらいます。
現場デビュー後も、現場に入った回数やスキルに合わせて、リーダーへの昇格試験や、スキルアップ研修を用意していますので、自分のペースにあわせて成長できます。
ー 研修制度がしっかりしているので、初心者でも安心ですね
はい。これは、長年のホームステージング事業で様々なノウハウを蓄積してきたサマンサ・ホームステージングだからこそ、ホームステージャーへしっかりとした教育できるのだと思います。
ホームステージングはアメリカで生まれた不動産売却に役立つ素晴らしい手法です。しかしそのまま日本で展開しても日本ならではの文化や習慣に合わない部分もありました。わたしたちサマンサ・ホームステージングは日本ではじめてのホームステージングを展開した国産事業者として、お客様に信頼していただくために「質の高い仕事とサービス」をご提供していく必要があると考えています。
そのためには、現場で直接作業にあたるホームステージャー全員がハイレベルの技術を習得すると共に、お客様に寄り添う心や、チームで協力しあうなどの考え方についても理解いただけるように研修でお話ししています。
― ホームステージャーは、どんな方が向いていますか?
ホームステージングは、現場の状況(お客様のお宅の様子)も、一緒に作業するスタッフも毎回違います。時には想定外のことが起きることもありますので、明るく前向きに物事をとらえる方に向いているかと思います。
常にチームワークを大事に、相手を思いやりながら気持ちよく作業することが求められます。これは単なる心構えというわけではなく、その先には作業をスムーズに進めることに繋がっていく、あらゆる面でとても大切なことです。
―これからホームステージャーを目指す方へ一言お願いします!
ホームステージングは単に家の販売促進手法という価値だけではなく、売主様を幸せにするサービスです。「世界中の家をホームステージングする」という夢をもって、是非ホームステージャーを目指してください。
サマンサ・ホームステージングでは、ホームステージャーを大募集中です。ホームステージャーのお仕事が気になった方は是非気軽に応募(カジュアル面談からスタートできます)してみてくださいね!