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「期待よりちょっと上を出す」 フルリモート×非同期で働くエンジニアの流儀 (BackApp 社員紹介 Vol.2)

<メンバープロフィール>
大学在籍時にAndroidアプリを作成してアプリ開発に興味を持つ。
IT企業に就職後、iOSエンジニアとして自社サービスやBtoBtoCのアプリの開発などに携わる。
2018年頃よりBackAppに参画し、子育てと仕事を両立する日々を送っている。

育休で仕事から離れ、ブランクができるのはエンジニアにとって恐怖だった

──小川さんは最初は週末メインの副業からの参画でしたが、BackApp に来たきっかけは何だったのですか?

最初に BackApp と出会ったのは、お小遣いを稼ぐために副業先を探し始めたことがきっかけです。

当時は渋谷の会社で正社員として働いていたんですが、毎日近隣のお店にランチを食べに行っていて、月に数万円の出費になっていました。家計簿アプリを夫婦で共有していたので、妻から「これ何?」「減らせないの?」と突っ込まれまして(笑)。

一緒にランチに行っていたフリーランスの方に相談したら、「節約するのもいいけど、お金を増やすって方向で努力するのもいいんじゃない?」と、当時その方が仕事を請けていた BackApp を紹介してもらいました。

──出会いは軽い気持ちだったんですね。その週末の副業から、BackApp にフルコミットするようになったきっかけは何だったんですか?

子供が生まれたことが大きく影響しました。

当時社員として働いていた会社でも育休制度はあったので、「子供との時間を大事にしたい」と思って検討したんです。でも、完全に仕事をしない期間が半年、むしろ 1 ヶ月でも “ブランク” ができてしまうのは、エンジニアとしては恐怖でした。

子供と過ごす時間を作りながら仕事のペースも維持しようと思うと、働く時間と場所が問われない BackApp は相性が良いと感じました。

ただ、すぐに社員として転職ではなく、一旦フリーランスとして独立しつつ、BackApp 一社にフルコミットという形式にしてもらいました。

“フルリモート×非同期” ゆえに、家族と過ごしながら仕事面でも成長できる

──とはいえ、最近ではリモートワークの求人も増えてきましたが、BackApp の環境と特に相性が良いと感じている部分はありますか?

2018 年当時も貴重でしたが、今でも出社日がないフルリモートワーク、かつ働く時間も自由という “非同期コミュニケーション” である BackApp の環境は貴重だと思います。

やっぱり「この時間帯はアクティブでいてね」「アクティブ時間中はチャットには即レスしてね」というルールが存在する会社が多い印象です。

※注釈:コアタイムがなく、特にエンジニアは緊急の対応や即レスを求められる場面がほとんどないことが BackApp の特徴です

実際に、BackApp で働いてきた 4 年間で、子供が生まれたり保育園に通い始めたりというライフステージの変化があったのですが、フルリモート×非同期という働き方のおかげで仕事と育児を両立することができました。

だから、この先子どもが小学校にあがったり、たとえば親の介護が必要になったりなどさらなる変化があっても対応できるし、生活の変化とともに自分も成長していける環境だと思っています。

働きやすい環境だからこそ「成果を上げなければ」という気持ちに

──BackApp とは長い付き合いになっている小川さんから見て、こんな人と働きたいとか、こんな人なら相性がいいというイメージはありますか?

一番は、フルリモート×非同期コミュニケーションという働き方に甘えず、いかに能動的に自分をマネジメントできるか だと思います。

働く場所と時間を問わない上に、BackApp にはエンジニアを守る文化もあると感じています。想定されている稼働をオーバーするような依頼は PM がお客さんと折衝して回避してくれますし、“緊急” の依頼は年に一回あるかどうかです。

だからこそ、私の場合は普段から「期待されているより、ちょっと上をいくこと」を心がけています。指示された通りにコードを書く単純な作業としてこなすのではなく、コメントを追加したり、自分として何かできることを+αで出すように意識しています。

エンジニアって、“実装” という作業に向き合って、悩みながら乗り越えていく…という繰り返しだと思っています。働きやすい環境だからこそ、私の場合は「成果を出さないと後がない」という気持ち、常に追い込まれている感覚でやっていることが多いです。

──「働きやすい環境だから楽できる」ではなく「期待に応えなければ」という思考が重要なのですね。他に自分をマネジメントするコツや意識していることはありますか?

実は最近、正社員になった一方で、BackApp の稼働を少し減らして他社でも仕事をするようになったんです。

ずっと BackApp で、フルリモートで働いてきて、良くも悪くも環境に慣れてしまっていたので、今は新しい技術のキャッチアップや出会いなどの刺激を得るための期間にしようと考えています。

週末のみ→フルコミット→他社の副業ありと、そのときの状況に応じて働き方を柔軟に変えさせてもらえるのはありがたいことです。なので、社外で得たものは何かしら本業に還元できればと思います。

アプリ特化の制作会社として、幅広い経験が積めることもメリット

──働き方や文化以外の BackApp の魅力や、「こんな人におすすめ」という点はありますか?

最近、BackApp で仕事を始めてから 4〜5 年でどれくらいのアプリに関わってきたのか数えてみたんです。すると規模が小さなものまで含めると 60 件以上あって、驚きました。

もちろん規模の大小に関わらず自分の仕事をこなさなければいけない責任はありますが、たくさんの・様々な業種のアプリ開発に携って経験が積めるところはアプリ特化の制作会社の強みだと思います。

また、最近は「PASTA」という自社のプラットフォームも立ち上がって、より多様な経験が積めるようになりました。

──iOS エンジニアの小川さんから見て、「ローコード開発プラットフォーム・PASTA」はどんな印象ですか?

最近だとノーコードがトレンドになっている印象ですけど、ローコードのほうがアプリ開発とは相性がいいんじゃないかと思います。

「アプリ事業をはじめてみたい」という企業の場合、いきなりフルスクラッチで何千万円もかけるのは現実的ではないですけど、完全にノーコードで作るよりはローコードのほうがさまざまな面で融通が効くのではないかなと。

サービスとして有名になるにはまだまだ時間がかかると思いますが(笑)、多少なりとも貢献していけたらいいなと思っています。

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