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「フルリモートでも働ける環境づくりが PM の仕事」(BackApp 社員紹介 Vol.1)

<メンバープロフィール>
フリーランスの Android エンジニアとして複数の企業と仕事をしている中、BackApp と関わりを持つ。海外を旅しながら働く「ワーケーション(旅 × ノマドワーク)」を始めることをきっかけに、フルリモートワークである BackApp の専業になり、アジア・ヨーロッパ・北米・南米の約 10 か国を旅しながらエンジニアとして働く。
帰国後、自身のキャリアを考えてエンジニアから PM になることを志し、正社員として入社。

旅しながらのリモートワークは「いかに集中して仕事を早く終わらせるか」

──もともと、ご自身が「旅をしながら働く」という生活スタイルに挑戦したきっかけは何だったんですか?

大屋:
日本で正社員として働いているときからずっと、海外で働きたいと思っていたんです。だから一度、海外に支社がある会社に転職しようかとも考えたのですが、話を聞くと自分のイメージとは若干違ったので、一旦フリーランスになって考えようと思いました。

フリーランスでも常駐エンジニアだと難しいのですが、BackApp の仕事はフルリモートだったので、ふと「このまま海外に行っても大丈夫だな」と思い、BackApp の案件だけに絞って旅に出ました。

──すごい行動力ですよね。「海外でのリモートワーク」って、最初はどんな印象でしたか?

大屋:
リゾート地でハンモックに揺られながらパソコンでゆったり仕事をしているイメージでした。でも、ちょっと甘く考えてましたね(笑)。

──「旅」と「仕事」の切り替えというか、1 日の過ごし方で心掛けていることはありましたか?

大屋:
仕事をする日もしない日も、10 時くらいに起きるようにしています。緊急の仕事がなければ、タスクに集中してだいたい 4 時間くらいで終わらせるようにしています。

1 日 8 時間働く日はあまりないようにしたので、観光したり興味のあることを勉強したり、海外ならではの色々なチャレンジができました。

──せっかく海外にいるのに、長時間働くのはもったいないですもんね(笑)。旅する中で、時差で困ったりはしませんでしたか?

大屋:
うーん、BackApp だとエンジニアに「緊急対応」を頼むことが少ないようにしていますし、あんまり感じたことがないですね。

そういえば面白かったのが、夜型の人が海外に行って時差ボケすると、朝型になるんですよ。だから、日本で夜型の人は、海外に行くと規則正しい生活が送れるかもしれません(笑)。

──なるほど(笑)。となると、旅しながら仕事するというスタイルで、デメリットは何だと思いましたか?

大屋:
仕事で人と会うことがないので、技術のキャッチアップは自分からやらないといけないですね。特にエンジニアの技術まわりはサイクルが速いので、自分から動かないとどんどん遅れていますしね。

──なるほど。机を並べているエンジニア同士であればそこで交流はできますが、基本 1 人ですからね。

大屋:
はい。だから自分から能動的にネットなどで調べる習慣をつけました。

リモート開発の鍵は、PM がエンジニアへの要求を必要最低限まで削ぎ落すこと

──現在 PM としては、どんなところに気をつけていますか?

大屋:
自社のエンジニアとクライアントの両方をバランスよく見るようにして、全体としてどうやったらうまくいくかということを考えています。

複数人のチームで開発しているので、あるエンジニアが「この期間は働けません」となれば、スケジュールをずらしたり、違う方にヘルプを頼んだりできるように体制を組んでいます。

──柔軟な開発体制をつくることが重要なのですね。

大屋:
これは代表の岡田さんから教わりましたが、BackApp では「いま」「みんなと」「ここで」というやり方はしていません。時間と場所が制限されない仕事の進め方をしているというか…。

PM は「このレンジの中で “これ” をこなしていけばプラン通りにプロジェクトが進んでいきますよ」という前提だけをエンジニアの方々に守ってもらうようにしています。 逆にそれ以外の幅は自由にやってもらえるようにプランニングするので、僕自身がリモートでエンジニアをしていても困ったことはあまりなかったですね。

──なるほど、ではエンジニアが働きやすい環境をつくるために、お客さんとのやりとりで気をつけていることはありますか?

大屋:
やっぱりスケジュール調整ですね。

自分がエンジニアだったとき、「納期を早くしてほしい」というクライアントの要望を PM が止めてくれたことがあったんです。だから、僕も急ぎの案件のときはその意向をエンジニアに伝えますが、何の根拠もなくただ納期を早くしてほしいとだけ言われると、クライアントに「何故ですか?」と確認するようにしています。そこに妥当性がないと、BackApp としては先に進められないですね。

──PM って板挟みになるわけですし、本当に大変ですよね…(小学生並の感想)

大屋:
リモートワークって、お客さんの理解ももちろん必要なんですが、何よりマネージャが手を抜くと絶対に成り立たないですからね。

自分が旅をしながら働かせてもらう中で実感したので、今は自分がそんな PM になれるように勉強しています(笑)。

──元エンジニアだからこそ、PM として何をすればメンバーが(副業やリモートでも)気持ちよく働けるかを考えられるんですね。本日はどうもありがとうございました!

大屋:
ありがとうございます!

実際の海外事情などを詳しく聞いたフルバージョンはこちらから!
https://backapp.co.jp/career/interview/oya

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