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なにをやっているのか

◇ ロボットやAIで農業の完全自動化を図る  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 農業をロボット技術やITテクノロジーによって全自動化することで、 持続可能な有機農業の実現を目指しています。 ◇ 高速開発とイノベーションを起こす自社農場  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 有機JAS認証の20a直営農場にて、有機ミニトマトを育成しています。 環境モニタリングや、収穫作業を含む作業工程の自動化を進めながら、 実地データを元にしたロボットの高速改良を実施。 すでに生産・販売を開始しており、有機ミニトマトは百貨店、オーガニックスーパー、ホテルなどで高い品質を評価いただいています。 ◇ トクイテンパッケージを通じたパートナーシップ農場拡大  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 循環型社会へのシフトや、人々の健康意識の高まりなど、 市場の成長が右肩上がりである有機農業への参入障壁を下げるべく、 これから農業に新規参入する企業や、規模を拡大する農業法人向けに 栽培技術・ロボット・ソフトウェア等をパッケージとして提供します。

なぜやるのか

気候変動の影響を受けやすく、担い手の高齢化により人手不足が進む慣行農法から脱却し、IT・AI・ロボットを活用した持続可能な有機農法の確立と普及を目指しています。 ◇ 持続可能な農業へのシフトを加速する  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 化学肥料を用いる旧来の農法は、原料となる鉱物資源の減少や、全量を海外輸入に頼っている現状、環境に対する負荷など課題の多いものでした。トクイテンでは、世界的にニーズの高い有機農業をIoT・ロボット・AIによってスケールすることで、人の手では成し得なかった科学的な栽培アプローチの自動化を図ります。 ◇ 代表・豊吉の実体験と想い  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 岐阜の緑深い山々で育ち、幼い頃から農業が身近にあった私にとって、課題が大きく、今後も成長の見込まれる有機農業市場とアグリテックの出会いは、まさに情熱をもって取り組める分野でした。企業売却を行なった前職のMisoca社を退職後、知り合いの紹介から人手不足で困っている農家の方向けにスマホで水やりができるシステムを作ったところ、その方の作業時間を年あたり数十時間単位で節約することに成功しました。 農業のIT化の遅れが著しい現状を知った私は、1年の農業大学校の研修受講や有機農家での研修を経て、農地所有適格法人・認定農業者として農業をスタートしました。 新しい農業へのイノベーションは、人類の歩みを直接的に加速させるやりがいがあります。社会的意義の大きい、これまでにない規模のチャレンジができることにワクワクしています。

どうやっているのか

◇ AI領域に精通したチーム  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 共同創業者である森は、深層学習を用いた柔軟な物体操作技術等の研究者です。その技術を植物への応用を通じて、全自動化ロボットの開発をリードしています。また、当社は開発に使える自社農場があるため、素早い実地試験と改善のサイクルを実現しています。 ◇ 従来にない新たな栽培方法の模索  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ロボットや機械による完全自動化を前提とすることで、人間のために必要だった工程や条件を度外視して、最大効率を求めた管理栽培を行うことができます。今のやり方にとらわれず、科学的で再現性のある有機農業にチャレンジできます。自社で使うことを最初に考えているためロボットの開発が難しければトマトの品種や施設を変えるという選択肢も検討できます。 ◇ 国内外に先駆けたアグリテック企業として  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 国内外80以上の農業ベンチャーと比較しても、有機ミニトマトの全自動化に取り組んでいる企業は他にありません(2024年現在/当社運営メディア調べ)。一部上場会社や大手企業が部分的に収穫や栽培を自動化している例はありますが、有機栽培に取り組んでいるケースはなく、業界的にも今後の動向に期待されています。 ◆◇ 農水省より約11.7億円の交付が決定!◇◆  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 農林水産省「中小企業イノベーション創出推進事業」に採択されました。 「みどりの食料システム戦略実現に寄与する大規模有機スマート農場の開発」をテーマに提案を行い、約11.7億円の交付を受けます。 社会的に求められる有機農業の大規模化における課題と解決策の検証を行い、栽培管理モデルを確立することで農林水産省「みどりの食料システム戦略」における有機農業の面積拡大実現に貢献することを目指します。