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なにをやっているのか

私たち株式会社ザ・ファージは、糖尿病の予防や管理、治療に役立つアプリケーションを開発する会社です。糖尿病の各患者が、個々にマッチした最適な治療を受けられるよう、日々活動しています。 ■事業内容■ ・プログラム医療機器(SaMD/DTx)の開発 ・ヘルスケア製品の開発及び支援 ・食品およびレシピ開発と販売 ・メディア運営とコンテンツ制作 患者それぞれに合った糖尿病の予防法・治療法を提案します。例えば、世の中にはリンゴを食べて「血糖値スパイク」になりにくい人・なりやすい人が存在するため、治療法は人それぞれといえるでしょう。 これまでの糖尿病治療は、一般的な患者のデータを元に治療が進められていました。しかし当社のサービスを通して、血糖値上昇などのデータを個別最適化し、患者それぞれの役に立つものを展開しています。その人の体に合ったプランを提案し続け、「おいしい食事が薬になるような社会」を目指します。 ■今後の展望■ まずは遠隔の食事指導・服薬指導サービスや、AI医療機器を生み出し、精度を高めていく方針です。テキストベースで治療法を提案してくれるAIや、食後血糖値の自動予測をするAI、服薬量を提案する機能の充実を図ります。 そして、ゆくゆくはヘルスケアの業界にも進出。当社のサービスを多くの方に利用いただくことで、膨大なデータが蓄積されます。そのデータを活用し、糖尿病以外の健康体の人にも役立つものを作っていきます。

なぜやるのか

■ミッション■ 「バイタルデータでおいしいを再定義する」 これまであいまいとされてきた「おいしい」をバイタルデータや心理指標を用いて再定義します。すべての人が、心にも体にもおいしい食事が楽しめる社会を目指します。 ■解決したい社会課題■ 糖尿病の患者は画一的な食事制限が課されるため、非常にストレスが溜まります。さらに治療法や食事を指導する「教育入院」もありますが、2週間で15万円のコストがかかります。以上のようなことがネックになり、治療を断念する方も少なくありません。 また医師は1人あたりの患者に対し、診察を5分しか行わないため、外来指導に時間が取れない課題もあります。そこで当社は、もっと患者に寄り添った治療法を提案しつつ、医師がより効率的に、かつ質の高い指導ができるような仕組み作りに貢献します。

どうやっているのか

■創業の経緯■ 2020年から2021年ごろ、新型コロナウイルスやワクチンに関して、さまざまな意見や情報が飛び交い、何を信用すべきなのかがわからなくなったと思います。 そのときに、創業者の志連は「バイタルデータ」と出会います。人間1人の脈拍や血圧、体温を示すバイタルデータは「自分自身」の偽りのない情報であり、この時代に最も信頼できる情報源だと感じました。このデータを活用して「世界の在り方を変えるようなサービスを生み出したい」と考えたのが創業の経緯です。 ■事業について■ 現在、血糖値測定器のフリースタイルリブレを用いて様々な血糖値データを集めながら、自社アプリglucose flightの食後血糖予測AIの精度を高める開発を続けながら、次回のシリーズ調達の準備を進めています。 ■職場の雰囲気■ 委託メンバー含め、約30名で活動しています。医療機器のBizDevや、専門医、管理栄養士、外資系出身のメンバーなど、濃いキャリアを積んできた方ばかりです。働き方は、フルリモートがメイン。オンラインの環境下でも、互いにリスペクトし合いながら働いています。