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不動産業界でAI革命が起きたらどうなるか

不動産業界で新たなものに置き換えるディスラプター(破壊者)による改革が既に始まっています。今、コロナの影響で外出自粛しないといけない状況ですが、経済的なダメージを受けている人がいる一方で、その間にも物件を買ったり、企業買収している資産家はいます。しかも、劇的に安く。

不動産業、建設業にもリモートワークの流れが来ていて、ZoomやGoogle hangout meetsなどのツールを使ってオンラインで仕事ができる様になりました。本来、不動産業は、フィジカルに在庫を抱えなくて良く、管理はアウトソースできるし、取引も契約は郵送でできるし、決済も銀行送金で良い訳なので、外出不要なビジネスです。今までは無駄に「足で稼ぐ」という固定概念があったので、根性論に固執するしかなかった訳ですが、これがいずれ、物件探し、設計企画、売却活動も、オンラインで自動完結していく流れになるでしょう。

一般的に公開されておらず、目に見えないけれど、日本は所得格差は低いけど、資産格差はとてつもなく大きい。インターネットが一般化した1996年を起点にすると、GDPは日本は0.3%、アメリカは150%、イギリスは100%という結果になっています。この資産格差は今後10年でさらに開くと見ています。主に不動産による差が大きく、金融緩和してお金を刷れば刷るほど、人口が増えれば増えるほど、この資産格差は開いていきます。都心の持ち家で20年過ごした人と貸し家で20年過ごした人、賃貸物件を持って20年過ごした人と何もせずに20年過ごした人、20年掛けてできた資産格差は計り知れないです。

そして、これからは不動産のAI革命によって資産格差×AI情報格差が始まり、間違いなく、指数関数的に差が開きます。不動産でAIを使いこなせる人と従来の属人的な情報しか得られない人、自動配信でS級都心物件を買える人とポータルサイトで出涸らし物件を買わされる人、売却先をターゲットマーケティングで高値で売れる人とマーケット価格以下で売らざるを得ない人。

私は開発投資を3年前に始めて十数億の純資産を積み上げることができたわけですが、私だけが特別ではなく、3〜40代の資産家でこういう人は既に出てきていますし、これからも増えてくるはずです。そして、今起きようとしている不動産のAI革命で、数年前まで普通のサラリーマンだった人が、今後5年で資産数百億レベルまで積み上げるのも難しい話ではなくなるでしょう。

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