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なにをやっているのか

”日本に成熟したワイン文化を根付かせる” ひとりでも多くの方々がご自身の感性でワインを選び、特別な時だけでなく日常の一部として自然体で楽しんでいただけるようになること。そして我々供給者は、上質なワインを厳選するだけでなく、世界的には無名であっても日本人の味覚や食事に合うという基準で選んだワインをお勧めできるようになること。この2つが実現してはじめて、日本独自の成熟したワイン文化が根付いたと言えるのだと私たちは考えます。 世界中の国々でそれぞれにワイン文化が根付いていますが、繊細な日本人の味覚が作り出すワイン文化は、そのどれとも異なる洗練された世界になることでしょう。私たちは世界から一目おかれるような日本独自のワイン文化の形成に寄与する企業でありたいのです。

なぜやるのか

“おいしいワインをお届けする” 時代の流れとともに私たちのいる世界のスピードもどんどん速くなっています。そんな現代において、時間の流れを緩やかにさせ、人をリラックスさせる力があるワインはとても魅力的です。知れば知るほど惹きつけられる奥深さがありながら、一方で難しいことを考えなくとも、人と人をつなぎ、場の雰囲気を華やげ、人を楽しい気分にさせる不思議な魔力がワインにはあります。多様な選択肢がある中でワインをお勧めするからには、ほかの飲みものでは味わえない、違う次元での“おいしい”を追求していかなければなりません。 この10年でワインは一般的にもさらに身近な存在になってきました。しかし一方で、大量生産の決して高品質とは言えないワインが多く飲まれているという現状があります。結果、ワインを飲んでいる方もそれなりの満足しか得られないので、その先に広がるワインの本当の美味しさや楽しさに気付くことなく、ワインの味わいに深い興味を持たないという方が多い印象があります。今のワイン業界の問題点はそういった方々に一歩先の本当にワクワクするワインの面白さを伝えきれていないことではないでしょうか。 ワインの魅力を伝えていくのにマーケティングや広告といった観点で、消費者の関心を惹き販売していくことはもちろん重要です。しかしそういった一時的な嗜好に訴えるのではなく、地道に美味しいワインを流通させ、その美味しさを伝えていただき、美味しいワイン飲んでいただくことでその魅力を知ってもらうことが、遠回りのようで結局本当のワインファンを増やす、永続的にワイン文化を広げる一番の近道だと思っています。

どうやっているのか

"ボジョレ・ヌーボーを取り扱わない” フィラディスではボジョレ・ヌーボーを取り扱いません。普段ワインをあまり飲まない方に飲む機会を持っていただくという点で、イベントとしては意味があると思います。またマーケットとしては非常に大きいことも理解しています。ただせっかくワインを飲んでいただくなら、商品の特性上コストに占める輸送費の比率が非常に高く、品質の割にどうしても割高になってしまうボジョレ・ヌーボーよりも、同じ価格でもっと高品質のワインを飲んでほしい、私どもはそういうワインをお勧めしたい、という思いからです。 "時代を生き抜くプロフェッショナルであれ" ビッグデータ、AI、IoT、…。 このように激変する世界でこれからの時代を生き抜くために最も重要とされるのは、 何かを究めたプロフェッショナルになることだと私たちは考えています。 私たちにとってその何かとはワインに他なりません。 ワインの世界に一歩足を踏み入れると、その圧倒的な奥深さに驚かされます。 だからこそ究めた人は、世の中の流行や働き方がどんなに変わっても、専門職として求められ続けるのです。 当社で磨き上げた一流の知識とスキルは生涯あなたの武器となることは間違いありません。ここにはそれが成し遂げられる環境があります。人生の中で多くの時間を費やすのが仕事であるならば、その仕事は自分が誇れるものでありたいと思いませんか?