なにをやっているのか
Toretate.は千葉県の横芝光町および周辺の市町村から都内までの輸送ルート上にて、朝収穫した極めて鮮度の高い農畜水産物を集荷し、その日の午後には都内の飲食店・小売店に届ける「圧倒的鮮度」によって農畜水産物の付加価値を高めて販売することで農林漁業の活性化および生産者の所得向上に貢献します。
サービス名:とれたて屋(Toretate8)
想い:
農産物・水産物・林産物・畜産物・顧客・生産者・仲間・笑顔の∞ループを
8つの感謝、持続可能の∞、命へ敬意と関わる人々全員を笑顔に、これらが持続可能でありますように。
なぜやるのか
農林漁業を取り巻く環境は年々厳しくなっています。基幹的農業従事者の平均年齢は67.8歳(令和2年)、耕作放棄地は約42.4万ha(平成27年)、カロリーベースでの食料自給率は38%(令和元年)となっています。また、昨今は、急激な円安によって資材、種苗、肥料、農薬等のコストが急騰しており、苦しんでいる生産者が大勢います。
しかし、直売所やスーパーでは農産物は「安い」商品としてレッテルが貼られてしまい値上げをすることすらできません。そこでToretate.では、産地で収穫したばかりの本当に高鮮度・高品質な獲れたての農畜水産物を、その価値を理解してくれる消費地のレストラン等の外食に販売することで生産者の所得の向上および産地の活性化に取り組みます。
また、世界の食品ロス量は年間で約13億トン、日本でも522万トン(事業系食品ロスで275万トン)にも及ぶといわれ、SDGs(持続可能な開発目標 )の目標12「つくる責任 つかう責任」でも課題として取り上げられておりますが、Toretate.では、毎日に必要な量を産地から届けるので飲食店での食品ロス削減に繋がり、かつ生産現場でも多少形が悪い、いわゆる規格外でも飲食店では料理にするので問題なく生産現場でのフードロスにも繋がります。
「今日使う分を、畑から。」を、コンセプトに流通の力でサスティナブルな社会に貢献し、時代に寄り添った新たなサプライチェーンを構築します。
どうやっているのか
≪需給ギャップを埋める≫
有機農法をはじめ、希少性の高い品目やこだわりのある高付加価値商品をラインナップし、今朝採れたての農産物を即日入手することが可能。
市場とは異なり相対取引による統一価格での販売になることで需給に左右されず安定的な取引が可能になります。
≪利便性が高い≫
小規模飲食店でも新鮮な農産物が扱えるように、お米はその日に使う分だけ精米、玉子も産みたてを少量から、魚や野菜も使う分だけ少量多品種をお届け、ホルモンも朝〆で少量ずつをまとめるなど自社独自の流通網を構築することによってワンストップ生鮮流通を実現しています。
≪都内の高級飲食店がターゲット≫
Toretate.の「圧倒的鮮度」の農産物は、サービス開始以降、都内の高級飲食店からの需要が高まっています。本物の食材を使用したいというプロの料理人にこそ「圧倒的鮮度」の価値が認められており、さらに野菜で差別化したいという飲食店へとその販路がどんどん広がっています。その結果、高単価・統一価格での取引が実現し、生産者の自信やブランディングにも繋がり更なる品質の向上に繋がるという好循環を生み出しています。