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社員インタビュー Vol.4(コンテンツ制作)

争いのない「滑らかな」企業活動の実現」株式会社リセで活躍するメンバーのご紹介です。

今回はコンテンツチームに所属するTAKERUさんのインタビューです。人生の岐路で悩み続けたTAKERUさんが弁護士になりリセに辿り着くまでのちょっとした物語にぜひお付き合い下さい。

<プロフィール>

TAKERU

慶應義塾大学大学院法学研究科を修了、弁護士。

司法試験合格後に都内の中規模法律事務所に入所、主に交通事故関連の業務を経験。法律事務所在籍中から業務委託でリセのコンテンツ作りの支援をしていたことがきっかけで2023年1月にリセに入社。

お世辞にも世渡りが上手だとは言えない、純粋に自分の気持ちに向き合い続けた人生の選択肢

─ まずはご質問の前に簡単な経歴を教えて下さい!

インタビューよろしくお願いします。

私は慶應義塾大学大学院法学研究科を修了後、4年間の浪人期間を経て司法試験に合格し弁護士になりました。司法試験合格後は10名程度の法律事務所に入り主に交通事故関連の業務を経験、1人で80くらいの案件を担当していました。事務所に所属している時からリセに所属している弁護士先生と繋がりがあり、業務委託として関わらせて頂いていたことがきっかけで3年ほど勤務した法律事務所を退所後、現在はリセの製品AIアルゴリズムの開発を行う、コンテンツチームに所属しています。

─ 弁護士になるまでに様々な経験をされたと聞いていますが、具体的にどのような経験をなさったんですか?

埼玉県出身で高校卒業まで地元の所沢エリアで育ちました。小さい頃はテニスやヴァイオリンなどを趣味としていて、今思うとちょっとニヒルで天邪鬼のような少年でしたw

高校卒業後は地元で公務員になろうと考えていて、法律とは全く関係の無い学部へ進学後、大好きだった野球に関わるアルバイトをしながら大学生らしい学生生活を送っていました。

就活の際には当初の希望通り市役所からの内定をもらえて、残りの大学生活を謳歌しようと考えていたのですが、そのタイミングで法学部でも無いのに何故か突然弁護士になるための勉強がしたいと思い出したんです。(笑)

とはいえ、就職先も決まり、大学院への進学試験も終わっていたので色々と迷いもあったのですが、自分の想いを大切にしたいと考え市役所の内定を辞退し、一旦大学を卒業してから大手通信会社の子会社に勤務し進学の勉強を続け、翌年に慶應義塾大学大学院法学研究科に入学しました。

未修コース(法学部出身では無い人向けのコース)で、基礎から司法試験の勉強を行うような形になり3年で卒業したのですがその後司法浪人となります。様々な職を転々としながら昼間は仕事、夜は勉強という日々が始まりました。土日も勉強漬けだったのですが、ふと大学時代の同級生のSNSなどを見るとみな順風満帆そうな生活をしていて、正直人生で一番辛い時期でした。

そんな生活ですから当然司法試験の合格だけを目指して一心不乱だったと言いたいところなのですが、大学院を出た後にこれまた全く関係無いのですが、ふと航空管制官募集のチラシを目にした事がきっかけで興味を持ち、司法試験の勉強と合わせて航空管制官の勉強もしていました。

英語、空間把握、瞬間記憶など、正直全く司法試験と異なる勉強内容なのですが、自分がやりたいと思ったことは絶対にやり遂げたいタイプだったので結果として2回目の挑戦で航空管制官の試験に合格しました。合格率でいうと司法試験より低いですし、当時は少し苦しい境遇だったこともあり、また国家公務員試験に合格したということで家族としては管制官としてキャリアをスタートして欲しいという思いが強く、内定者懇親会にも参加し、同期のLINEグループでメッセージを送り合うような状態にもなっていたのですが、年齢的に管制官として働くには少し遅かったこともあり、やりたいと思っていた現場仕事が出来ない可能性があったため内定を辞退、そっとLINEグループを抜けました。

紆余曲折ありましたがその後、4年間の努力が身を結び司法試験に合格しました。

─ その後、リセに出会うまでにはどのようなことをされていたんですか?

まずは広い分野での経験が積みたいと思い、企業法務、個人法務の両方ができる事務所に入所しました。ただ、蓋を開けてみるとどちらかというと個人法務がメインで且つ、案件数でいうと特定分野に比重が置かれていることもあり、持っている案件のほとんどが似たような交通事故関連の業務になってしまいました。

事務所の中では少し経験に偏りがある形になってしまったので、副業OKだったことを利用して弁護士繋がりでリセに所属する弁護士先生とお会いした事がきったけでリセの業務を手伝わせて頂くことになりました。その後1年半ほどご一緒させて頂く中で少しづつリセの業務やビジョンに共感し、リセへの入社する形となりました。

知る喜びに浸りながら、全く想像もしていなかったキャリアを歩みだす

─ 現在の業務内容を教えて下さい。

現在は、法務向け契約書レビュー支援AI「LeCHECK(リチェック)」のレビュー機能を向上させるための業務に携わっています。具体的にはチェックできる契約書の数を増やしていく仕事になります。アルゴリズム生成の詳細に関してはあまりお伝え出来ないのですが、リチェックもまだ世の中にあるありとあらゆる契約書を完璧にレビュー支援できるわけではないので、一つでも多くの契約書レビューができるように法律家としての専門性を活かしながらリセに所属している国内外の弁護士や、弁護士を目指す学生メンバーと連携しながら機能拡充を行なっております。

─ 働く上でどのようなことがモチベーションになっているんですか?

弁護士にはコミュニケーション力やトーク力を屈指して裁判などで活躍するようなタイプと、裁判などではなく相手の相談にのって解決方法を一緒に探していくようなタイプがいると思うのですが、私は後者のタイプです。なので、分かりやすく目の前の人に感謝された時に非常に喜びを感じます。

法律事務所の時代、一対一で相手から感謝されることも嬉しかったのですが、いまは自分が作ったAIアルゴリズムが実装されサービスを利用する多くのユーザーの助けになっていると思うととても嬉しく思います。

リセのプロダクトは法律事務所で弁護士が使用することも、事業会社で法律の専門性が無い人も使うサービスなのでどのような人からも信頼を得てられて、使いやすいサービスになるよう目の前の一つ一つの仕事に責任感を持って携わっていきたいと考えています。

これからリセの選考を受ける方へ

─ これからリセの選考を受ける方へメッセージをお願いします。

弁護士は比較的独立して業務をする世界なので、前職ですと一人の時間も多かったのですが、リセに入ってからは口頭やslack等での日々のコミュニケーションが豊富でチームで働いているなという印象がとても強いです。上司は仕事をキチンと見てくれてアドバイスもくれるのでとても気持ちよく仕事ができる組織だと思います。

また、組織が日々成長していて、毎日のように変化があるので中にいてとても面白いです。ルールはガチガチで無い方がやりやすいという方は、今のリセのようなステージには向いているんじゃ無いかと思います!

以上、TAKERUさんのインタビューでした。

法律事務所時代よりオン/オフの切り替えがしやすくなり、平日も子供と関わる時間が増えたと語るTAKERUさん。今後の活躍が楽しみです!

この記事を読んで少しでも興味を持ってくれた方、ぜひ一緒に働きましょう!

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