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なにをやっているのか

つくば研究支援センターは、1988年に茨城県や日本政策投資銀行をはじめ、76の団体・民間企業が出資して創設されたインキュベーション・センターです。当センターでは、過去20年にわたり、世界有数の大学や研究機関が集積している「つくば」において、革新的な先端技術を活用して新たなビジネスを生み出すベンチャー企業や事業革新を進める企業の創出と成長を支援してきました。 スタートアップというと、”GAFA”に代表されるようなIT企業がよく知られていますが、最近では「ディープテック・スタートアップ」に注目が集まっています。「ディープテック」とは、特定の自然科学分野での研究を通じて得られた科学的な発見に基づく技術を指します。その事業化・社会実装を実現できれば、国や世界全体で解決すべき経済社会課題の解決など社会にインパクトを与えられるような潜在力のある技術を有するスタートアップが「ディープテック・スタートアップ」と呼ばれています。 つくば研究支援センターでは、茨城県やつくば市などの自治体や、大学、各研究機関、民間企業などとも密接に連携し、地域におけるディープテック企業の創出と成長に向けて取り組んでいます。

なぜやるのか

つくば研究支援センターは、地域を代表するインキュベーション・センターとして、つくばの研究者の皆様の創業するディープテック・スタートアップ/ベンチャー企業に対し、貸オフィスや貸ラボを提供するというハード面のみならず、会社設立、組織開発、事業開発、資金調達などのソフト面についても、専門家と協働しつつ総合的に支援しています。 つくば研究支援センターでは、業務内容を紹介する note を定期的に執筆・公開しておりますので、以下のリンクから是非ご覧ください。 https://note.com/tsukuba_tci/

どうやっているのか

ベンチャー企業支援するため、インキュベーション施設の運営を行っています。企業が事務所を構えるためのオフィスだけでなく、実際に研究開発を行うためのラボ施設を提供しているのが大きな特徴です。入居企業様がしっかりと技術開発・製品開発に取り組めるよう、入居時の手続から入居後の各種サポートまで施設運営に関する仕事をしています。 加えて、当社社内のインキュベーション・マネージャーが、創業支援、グロースに向けたビジネスマッチングのサポートも行っています。例えば、ビジネスマッチングを目的として、産業技術総合研究所、筑波大学などと協働しつつ、域内の優れた研究シーズやスタートアップ/ベンチャー企業の尖った技術の発表会を定期的に開催しています。 また、資金調達について、ディープテック領域で活躍するベンチャーキャピタルや銀行などの金融機関と連携して、つくば地域のスタートアップの創出・育成に取り組んでいます。研究シーズの事業化に向けて、ベンチャーキャピタルと共同で創業相談にも対応しています。 さらに、つくば研究支援センターでは、技術系ベンチャーの創業に関するスクールを開講しているほか、茨城県のベンチャー企業成長促進事業を、日本最大級のイノベーション・プラットフォームであるCIC Tokyoと協力して進めています。