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イベント業から広告業界へ。想定外の異業種へ飛び込めた理由は「見たい景色がここにある」と思えたから

2020年、ライブなどの運営を行う企業に新卒で入社した堀百花さん。しかしコロナ禍で予定されていたイベントは軒並み中止に。大きな逆境ではじまった社会人人生ですが、その後、異業種であるスタートアップのデジタルエージェンシー、FUSIONに転職。現在は人事で、中途/新卒採用を担っています。堀さんが感じるFUSIONの魅力、仕事のうえでの思いを伺いました。

堀百花
2020年、プロスポーツやコンサート、テーマパークの運営を行う会社に新卒で入社。アルバイト採用や付随する業務全般を担当する。2023年4月にFUSIONへ入社し、プロダクション局に配属、同年9月に経営企画に異動し人事担当に。現在は、新卒・中途採用における業務を行う。

コロナ禍で研修期間は7か月!その中で得た習慣と社会人の基礎

ーーこれまでのキャリアについて教えてください。

堀さん:もともとイベントやライブが好きで、自分もイベントに携わりたいと思い、イベント関連を中心に就活しました。しかし、いざ就職となった時にコロナが到来し、イベントがすべて中止に。仕事がなくなってしまったんです……。その影響もあり、本来1.2ヶ月で研修を終えて配属されるはずが、私の場合は入社から7ヶ月後でした。入社初日からリモートだったり、これはこれで辛い部分もありましたが、社会人としての基礎や自分自身のことを考える機会にもなり、今となっては貴重な学びの時間でした。

ーーコロナが落ち着いてからは、どのうようなお仕事をされていたんですか?

堀さん:スタッフの採用、育成部門に配属され、人事に関わる仕事をしていました。イベントに携わる仕事を希望して入った会社だったので、就活時に思っていた携わり方とは異なっていました。ただ、入社当初やりたいこととは違いましたが、実際にやってみて私にとっては「何をやるか」より「どんな環境でどうやるか」の方が重要なんだなということに気付かされたんです。

FUSIONの面接で感じた「人として尊重されている」感覚

ーーそこからFUSIONへの転職に至るきっかけはなんだったのですか?

堀さん:前職でも仕事そのものは楽しかったです。ただ、年功序列の会社だったので、この先、見たい景色を考えたときに、かなり時間がかかるな、と思い転職を考えました。ただ、私は絶対にこれがやりたい!というのがなくて、「どんな環境でどうやるか」の方が自分が働く上で大事だなと気付かされたので業界は絞らずに、会社や社員の考え方や価値観をベースに転職活動をしました。

ーー異業種への転職は怖くなかったんですか?

堀さん:アルバイト採用の経験を積んでいたものの、転職時に強く出せるスキルや経験とまでは思えず、そこはコンプレックスでした。私って何ができるんだろう、みたいな。

そんなときに、FUSIONの面接があったのですが、きちんと人として見てもらえている感覚がありました。一個人として尊重されているなと。またnoteの発信も読んでいて、人に対しての考え方、感覚が近いなと思いました。

人に対して配慮はしても、遠慮はしない。対等に接する。役割やポジション関係なく、言うべきことはきちんという。もちろん、仕事の熱量もある。

「あ、ここなら、見たい景色が見られるかもしれない」そう思えたんです。

周囲の人がイキイキと働いている。私はまわりを支える人でありたい

ーー堀さんが見たい景色って、どんな風景なんでしょう?

堀さん:たとえば、キャンプファイヤーをしているとき、中央には炎があって、まわりの人は炎を囲んで盛り上がっていますよね。私はそのときに、炎に薪をくべる人でありたいんです。

私が目立ちたいとか、先頭に立ちたいとか、そういう欲はなくて、むしろまわりの人がイキイキと働いていて、私はその手助けがしたい。自分のまわりの人は楽しく働いていてほしい。

そんな風景を思い描いていたんです。FUSIONの面接を通してそれがより明確になり、入社を決めました。

業界未経験だからこそ、先入観なしに目の前の仕事に集中できる

ーーすぐに人事ではなく、制作や営業も担当されたのはなぜですか?

堀さん:まったくの異業種からの転職なので、まずは業界や業務を覚える必要があるよねということで、プロダクション局への配属を提案されていました。配属については面接時にはっきりと告げられていましたし、私自身も広告業界そのものを知らなかったので、「その必要がある」と納得していました。

プロダクション局では制作進行や営業などの一連の業務に携わり、クライアントとやりとりすることが多かったです。ここでは仕事の基本である“相手の目線に立つ”というコミュニケーションワークが活きました。

異業種からの転職は確かに大変ですが、広告業界の知識がなかったからこそ、先入観や過度な期待などがなく、「こういうものだ」と受け止められたのはよかったと思っています。

ーー入社後、半年で人事に異動になりましたね。

FUSIONが成長するなかでより一層の採用強化が必要になり、異動となりました。半年での異動なので驚きではありました。ただ、前職で経験していたのは「アルバイト採用」であった一方、FUSIONでは新卒・中途もあわせた「正社員採用」。現在のほうが、業務の重さや責任感などが異なるので、相当なプレッシャーがあります。

わからないことやできないことが多く苦しい場面も多々ありますが、自分自身が成長するためには「必要な苦しさ」だと考えています。何より、もがき続けられるのはこの環境だからこそであり、FUSION社員みなさんのおかげです。

実は挫けそうになるたび、24新卒内定式での前田さんのスピーチが書かれたnoteを読み返しています。私は新卒ではないですが、めちゃくちゃ刺さりましたね。(笑)

採用候補者と会社、双方にとって価値ある時間にすることを心がける

ーー採用という、会社も相手の人生も左右する仕事をするうえで意識していることはありますか?

堀さん:FUSIONが急成長するなか、中途採用は通年、新卒採用は2023年秋から行っており、たくさんの方とお話ししています。

意識していることとして、1つ目は会社のありのままをお話するようにしています。FUSIONの魅力を伝えることは大前提ですが、入社後はお互いが幸せになれるように働くことが双方にとってベストな状態で、私としてもそれが1番嬉しいので。

ただ、先方にもさまざまな条件、考え方があり、受け答えに必ずしも正解があるわけではないので、非常に難しいなと日々感じています。

2つ目は、採用・不採用という結果は別として、FUSIONの担当者と話せてよかった、何か新しい気づきがあった、こういう考え方や見方があるんだなど、双方にとって価値ある時間になるよう心がけています。

仕事としては大変ではありますが、自分が思い描いていた「見たい景色」には少しずつ近づいている実感があります。

ーーありがとうございます。最後に堀さんからFUSIONへの就職・転職を考えている人に向けてひと言お願いします。

堀さん: FUSIONは、意欲と行動を見せていけば、挑戦させてもらえる、真正面から向き合ってくれる会社です。何かを成し遂げたい人、変わりたい人、自分の可能性を諦めない人にはぴったりの環境だと思います。

さまざまな情熱や個性を持った方々と、これからもいっしょに働けたらうれしいです。

(取材・執筆=嘉屋恭子/撮影=山本良奈)

最後に

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