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10年後にも活躍できるエンジニアとは?IT企業が求める能力は〇〇!

皆さんこんにちは!WiLL Design人事担当の高橋です!

いきなりですが!皆さんはこんなニュースを目にしたことはありますでしょうか。

  

『2030年IT人材が最大79万人不足する』(経産省調べ)

  

ちょっとショッキングなニュースですよね・・・。

現在世界的にIT化が進行する反面、それに対応する人材が圧倒的に少なく、大きな社会問題となっています。特に日本では少子高齢化に伴う生産人口の減少も重なり、IT人材の減少は著しく、その数は2030年で最大79万人と言われています!

  

このままでは国の発展に向けて必要不可欠なIT化の促進が減速し、他国との差は開いていくばかりです。そこで国としてもこの問題は非常に重く受け止めており、現在厚労省が教育訓練プログラムを作成したり、経産省もセキュリティキャンプといった高度IT人材の早期発掘を目的とした合宿講習を開催したりと国をあげて課題解決に取り組んでいます。

  

IT人材白書2020/独立行政法人情報処理推進機構社会基盤センター参照

  

ただ今の日本では

「エンジニアは将来が安泰だ」

「エンジニアはひくて数多で就職に困らない」

「高待遇が約束されている」

    

などエンジニアに対する世間の印象は非常に魅力的に映っていると感じております。

たしかにこれだけ必要とされる人材なので、高待遇での就職や転職も見込めるでしょう。

   

ただ想像してみてください。

10年後、日本のIT人材が予定通りに不足したとき、

エンジニア市場でご飯を食べる人たちに求められることはどのように変わっていると思います?

  

今日はそんな10年後も希少価値高く、

勝ち残れるエンジニアに必要だと私が感じている内容を共有したいと思います!

    


目次

🔸IT人材の現状

🔸なぜエンジニアは不足していく一方なのか

🔸今、IT人材に求められていること

🔸10年後に必要とされるエンジニア像

  

IT人材の現状

昨年ヒューマンソリシア調査で発表された22年度版データで見る世界のITエンジニアレポートvol.5を見ると世界109カ国のIT技術者の数は約2,517万人でした。

その内、アジアが898.5万人、北米中南米が698.4万人、欧州が813万人となっております。

  

ただ国別で技術者数を見てみると米国が514万人、中国が281万人、インドが226万人と続き、現在日本は130万人で世界第4位のエンジニア数を誇る国です。130万人と聞くと多いように感じられる方もいるかも知れませんが、日本の人口からみるとたった1%弱の人々がエンジニアであり、今後のさらなるIT需要に対してどれだけ少ない状況なのかがご理解いただけると思います。ちなみにですがIT化が進む欧州の中でもスウェーデンは人口が約1,045万人(※2)対して約5%が現役のエンジニアというデータも出ており、技術力の差が伺えます。


※1:ヒューマンホールディングス https://www.athuman.com/news/2022/15713/

※2:外務省 https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/sweden/data.html

  

    

なぜエンジニアは不足していく一方なのか

最大の要因は「ITの必要性と変化速度の高速化」が求められたためです。

1995年以降インターネットの普及から今日までの間、ITはとんでもないスピードで変化してきました。

僕が携帯を持ちはじめた2010年頃はimodeやワンセグといった機能が最先端でした。

ただあれからたった13年の月日の中で、ネットワークの高速化や大容量化の進展、またICTによる生活様式の変化など国民生活に不可欠な経済インフラとなりました。

  

大企業をはじめ、地方自治体や政府も急速なDX化(デジタルフォーメーション)が進み、ITの管理や改善に必要な人材が不足しているのが現状です。またこの急速なITの黎明期を支えてきた凄腕エンジニアの皆様が数十年後には現役を離れていくため、技術者の不足はより深刻な問題になってくることが予想されます。

  

そこで学校教育の変化やエンジニア育成スクールの開校など、

プログラミングに関して学ぶ機会を国が積極的に創出しています。

    

今、IT人材に求められていること

結論、クオリティです。

  

単純に技術者の数が少ないことも大きな問題ですが、それ以上に問題なのが企業や国が必要とするレベルの技術をもったエンジニアがいないことです。エンジニアに対して求める基準もITの進化と比例して伸びており、この「不足しているけど、採用できない」といった矛盾に対してサービスを提供する企業も増えています。

  

例えば、ハイレベルなフリーランスエンジニアと企業をマッチングさせるレバテックフリーランスやFIND job!などのサイトがあります。こういった企業が抱える「エンジニアの質」という問題への対策として、採用以外の選択肢が出てきているのも面白い社会の変化ですね!

  

もし高い質をもつエンジニアになることができれば、

今の日本では非常に重宝され、高待遇で迎え入れてくれる企業や取引先が増えること間違いなしです!  

  

10年後に必要とされるエンジニア像

これまで高い質を持ったエンジニアは魅力的だという話を展開しておりましたが、この「高い質」の定義は時代の動きによって変わっていきます。例えば現代であれば、ハッキングやサイバー攻撃から機密情報を守る情報保持のIT人材は非常に魅力的です。

  

では2030年、IT人材が最大79万人不足すると言われる時代に必要になるIT人材とはどういった能力を持った人でしょうか。私は国外で活躍できるエンジニアが輝く時代になると考えています。

  

理由は今後国内で案件受注することが難しくなると想定されるからです。

日本のエンジニアは上述した通り、大幅に不足していることから単価が年々上がっています。

そうなりますと、大部分を占める中小企業はエンジニアを導入する予算が取れず、

IT離れやIT不足はより深刻化すると考えています。

つまり将来的に日本で何かDXの推進をしようとすると、シンプルに多額のお金がかかります

   

そこで企業はより安価でIT開発ができるよう海外エンジニアへの委託が選択肢に入ってくるでしょう。

そうなった時に海外エンジニアとの上流工程に対応できる人材の希少性は非常に高まると感じています。

  

WiLL Designでは、日々日本のIT技術導入に伴う大きな問題である「価格」と「質」を海外エンジニア500万人のネットワークを駆使して改善し、皆さんが頭の中でデザインしたアイディアをIT技術で形にしています。今後縮小するであろう国内マーケットでの活動にとどまらず、数年後には海外から案件を受託し、対応できる技術者になりたい方には非常に魅力的な環境だと自負しています。今、WiLL Designで海外エンジニアとの顧客折衝を経験し、自身の持続的成長やビジョンの実現に役立てていただければと思います。

    

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