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【ITエンジニアなら知っておきたい!】エンジニアの種別②

前回の続きです!

前回記事:

【ITエンジニアなら知っておきたい!】エンジニアの種別①


4.上流工程を担当するエンジニア

(1)ITコンサルタント

ITコンサルタントは、企業が抱える課題に対してITを使用した改善案を立案・提示し、問題解決の支援を行うことを主な仕事内容としています。

IT関連スキルはもちろんのこと、顧客の業務を素早く把握するための業務知識、経営層との折衝、プレゼンテーション能力が求められます。

最新のIT技術を取り入れようとする企業は増加していくと考えられるため、ITコンサルタントの将来性は高いでしょう。

(2)プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーの主な仕事は、ITコンサルタントが計画し、実現に向けて発足したプロジェクトの全体統括(メンバー統率、限られたコストの中で品質を高める、期限内にプロジェクトを完了させること等)を行うことです。

そのため、メンバーやクライアントとのコミュニケーションだけでなく、進捗管理や変更管理などのマネジメントスキル全般が求められます。

SEやWebエンジニアの最終的なキャリアパスとして、プロジェクトマネージャーが挙げられることが多いです。

5.その他のエンジニア

(1)社内SE

社内SEは、自社内のシステムの構築やメンテナンスを行うエンジニアです。

上記以外だと、社内のネットワーク環境の構築やメンテナンス、貸出PCや社用携帯の管理、新しいPCのキッティングといった業務を行うこともあります。

外部からの新システム導入の際には立ち合いをし、必要があれば打合せに参加することもあります。

社内SEは社内システムを利用する企業には必ず必要とされるので、一定の需要があるエンジニアです。

(2)データサイエンティスト

データサイエンティストは、蓄積された膨大なデータからビジネス上何が必要なのか結論を出し、ビジネス上の意思決定を支援するエンジニアです。

膨大なデータを人の手で分析するのは現実的ではないため、統計学をもとにAIに分析させます。

AIに大量のデータを読み込ませ分類や予測ができるように学習させる技術、意思決定を行う経営層に対してAIが導き出した結果を説明するプレゼンテーション能力が求められます。

(3)セールスエンジニア

セールスエンジニアとは、「セールス(営業)」と「エンジニア(技術者)」の両方を行うエンジニアのことで、顧客が抱えている課題に対し、自社プロダクトで解決できることを提案し、導入後の技術的フォローまで行います。

IT知識も必要ですが、それらを提案し契約に結び付けるための営業力やコミュニケーション能力が大きく求められます。

専門性が高く、営業力もあるセールスエンジニアは、市場からの評価が高く需要の大きい職種です。

(4)品質管理エンジニア(テストエンジニア)

納品予定のプロダクトの不具合調査を行い、品質の向上に努めることが、品質管理エンジニアの主な仕事です。

不具合調査は手順書に沿って実施することが多く、特別な知識がなくともテストを行うことが可能なため、ITエンジニア未経験者が挑戦しやすいです。

(5)フィールドエンジニア

フィールドエンジニアは、クライアント先に出向いてシステムや機器の導入、カスタマイズ、保守、修正などを行うエンジニアです。

特に、医療現場でのフィールドエンジニアの需要が高いため、将来性のある職種だと言えるでしょう。

(6)ブリッジSE

システム開発をする際、開発業務の一部を海外の企業に委託する場合があり、日本企業と海外企業との橋渡し役を行うのがブリッジSEとなります。

他のITエンジニアとは異なり、海外勤務の機会も多いです。

ブリッジSEはITエンジニアとしてのスキルだけでなく、高度な言語能力や委託先海外企業を管理するためのマネジメントスキルなどが求められます。

ブリッジSEがいることで海外企業に業務を委託できるだけでなく、海外からのグローバル案件を受注できるチャンスも広がるため、非常に需要の高い職種であり将来性のある職種です。

(7)3Dエンジニア

3Dエンジニアは、ゲーム・アニメ・動画などで使われる3DCGを制作するエンジニアです。

昨今では3D技術の進歩が目覚ましく急速に需要が拡大しているため、ニーズが高い職種です。

3Dエンジニアは、2Dで表現するCGデザイナーのスキルに加え、3DCG制作ツールを扱う技術や立体物を表現するためのデッサン力、多くのエンジニアと柔軟に対話できるコミュニケーション能力が求められます。

(8)フルスタックエンジニア

フルスタックエンジニアは、Webエンジニアが行う開発業務と、インフラエンジニアが行うITインフラ基盤構築の両方を行うエンジニアです。

スタートアップ企業やベンチャー企業では、少ない人数で業務を回さなければならないため、複数種類の業務をこなせるフルスタックエンジニアが注目されています。

フルスタックエンジニアになるには、Java・PHP・Pythonといった複数のプログラミング言語と、サーバー・データベースといったインフラスキルが必要となります。


以上、今回はエンジニアの種別について書いていきました。

いかがだったでしょうか?

今回読んでいただいたのを機に自分のキャリアについて深く考えてみるのもよいかもしれませんね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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