【新人が学ぶべきこと】質問において重要なのは○○思考?【質問力】
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新人シリーズ第二弾。
新人エンジニアが「的確に質問するには!?」を紐解いていきます!
エンジニアに限らず社会人にとって【質問力】は必須です!
特に右も左も分からない新人にとっては質問の機会は多いはずです。
では質問力を高めるには具体的に何を意識すれば良いのでしょうか?
【その1】質問力とは
前提として、この記事で言う質問力は「情報を相手から引き出す力」を指します。
ただ漠然と浮かんできた不明点を何でもかんでも質問していると相手の時間をどんどん消化してしまいます。
別の質問をしていて副次的にそういったことを聞くなら問題ないとは思いますが、主題がそれでは相手は困ります。
そこで、後述の考えを持っていればそういった事例を未然に防げます。
(知りたい方は是非チェック!)
【その2】質問において大事なのは「○○思考」
質問において最も大切なことは「工数削減思考」を持つことだと考えます。
効率化というのはエンジニアの永遠の課題ですので!
問題解決をゴールとした際にそこまでの工数を減らすため、質問者側が逆算するという事が大切です。
大きなメリットとしては、「先輩方の時間を極力奪わなくて済むこと」「問題解決までの時間短縮」だと考えております。
特に前者は絶対必要な考えです。
理由は、先輩方は他タスクをこなしながら新人の面倒を見ており超忙しいからです。
後者も大事ですが、創出価値が高い先輩方の時間を余分に頂かないことの方が優先度は高いと思います。
そして、工数削減思考を持つことができれば、仮説検証をしてから質問をしたり、質問をフォーマット化したりという工夫が生まれます。
そうすれば、自ずと安直な質問は減少していくはずです!
【その3】ではどうやって質問すればいいの?
では具体的にどんな質問をすればいいのでしょうか。
ではここで皆さんお待ちかねの具体例を挙げてみましょう♪
ダメな例 ########################
『 'Error: Cannot find module'』
○○画面でこういうエラーが表示されたのですがどうすればいいですか?
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良い例 #########################
1点ご確認お願いしても宜しいでしょうか。
機能:
お問い合わせフォームのバリデーション
問題:
どういったバリデーションをかけるべきか不明
試したこと:
- 他ファイルの参照『~~~.vue』
- 下記サイトを参照『qiita.com~~~~~~~~~~』
質問:
どのキーに対してどういったバリデーションをかければよいでしょうか。
参考になるファイルがあればご教示ください。
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まずは悪い例を見て見ましょう。
流石にこれは丸投げですよね笑
質問された側は、どこの機能に関して何を答えれば良いかをさらに聞き返さなくてはいけないので、その分だけ工数が増加します。
次に良い例を見てみましょう。
質問された側は「○○キーに○○といったバリデーションをかければ良い」「○○.jsファイルの13行目参照してみて!」等、一発で答えやすいと思います。
理由は「具体的な箇所」「問題点」「自分の仮説検証結果」「求めている答え」といった要件が揃っているため、相手は何を答えれば良いか明確なのです
(※あくまでも例なので簡略化しています)
【その4】かといって臆することはない
ここまで質問は先輩方の時間を頂くものであると述べてきました。
それを意識した瞬間、あなたは先輩に気を遣い質問を躊躇することがあるかもしれません。
ですが、先輩方も新人時代は沢山質問するものだと分かっています。
先輩方も新人時代はそうだったからです。
最初から何でも分かる人はいないので、準備をした上で躊躇わずに質問していきましょう!
さてさて、次回は新人シリーズ第3弾【リモートワークの心得】についての記事です!
お楽しみに~♪