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データアナリストとして成長途中のRIZAPを支える! データを使った影響力のあるしごと

技術だけでなくどう周りとコミュニケーションを取るかが大切

――自己紹介からお願いします

はい。現在、RIZAPテクノロジーズのデータマネジメント部所属の中西です。 

( RIZAPテクノロジーズ株式会社は、RIZAPグループのDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するために設立されたテクノロジーカンパニーです。2022年6月に設立され、アプリやサービスの開発、ECサイト運営の内製化を進めるとともに、データドリブンな事業改善に取り組んでいます。 ) 

大学ではデータサイエンス、具体的には統計学やコンピュータサイエンスの基礎を学びました。また、PythonやRを使ったデータ分析の実践にも取り組んでいます。実際のデータを用いたプロジェクトを通じて、データの前処理、可視化、評価についても経験があります。 そのまま「データを扱う仕事」の流れで、RIZAPのデータアナリストとして働く道を選びました。 

――現在は具体的にどのような業務にあたっていますか? 

今年の夏※にchocoZAPはキャンペーンをやっていて、その時期に出店する店舗数がすごく増えました。そこで、どこに出店をしたらいいのかであったりとか、どういう場所は避けた方がいいのかであったりといった立地の地理分析をしました。(※2024年8月時点) 

――いきなり重要な仕事ですね

さらに場合によっては社長定例まで内容が上がっていく仕事もありました。新卒一年目でもう社長に見せる資料の一部を作ったりする経験もしています。 

店舗の場所選びや社長への資料提出など、抽出や分析などを自分の思っていたよりも速いスピードで色々体験させてもらっています。 

――RIZAPでは同僚とはどのようなコミュニケーションをとっていますか?  

普段の業務でいうとリモートなので、Slackを中心にコミュニケーションツールを使って話をすることが多いです。すごく質問しやすい雰囲気があるので、特にそれで困ったことは私はないですね。 

直接話したい時は、Slackの機能のハドルでさくっと話したりとか、30分ぐらいのミーティングをしたりとかです。 

あと新入社員に対してはメンターが沢山ついていてくれます。技術的なところのメンターが1人ついていて、あと全体的なことというか普段の業務について聞けるメンターが1人ついていて、あと精神的なメンターも1人つけてもらっています。 

――複数人でのサポート体制があると安心しますね 

一方で、リモートでなく会社で働くことも多いんです。フルリモートの会社であれば、会社に行ったとしても誰にも会えない恐れもあると思うんですけれど、RIZAPであれば会社に行けば同期にも会えます。 

実際そのエンジニアの人たちもけっこう出社しているなっていう印象があります。話す機会はオンラインだけにとどまらずなので、人間関係構築といった面でもかなり素敵です。

――先輩や上司と働いていて、学びを得たことはありますか? 

最近あった学びなんですけど、分析業務とか抽出の業務とかをやったとして、悩むこともありますが、技術的な面は大学の間にも学べたことなんです。 

そうではなく、会社でやっていく難しさでを感じるところがあって。例えば、自分たちのやった分析が事業全体のためにはなるけれども、目の前の部署の人の喜ぶことではない、という場面。 

――そういったむずかしい場面で、どう考えますか? 

そういった時に、どうすれば反発を大きくしすぎずにやっていくかみたいな、折衝能力というか必要だな、と。これはやっぱり大学では学べないところなので、そこをどうしたらいいかというところで、周りの人に質問などすることがありました。 

――やっぱり伝え方は大事ですよね 

あとはそこでぶつかっている時点でなにかうまくいっていなくて、その前の分析設計であったり全体の設計の方をうまくやる必要があります。 

うまい話の進め方であったりがコミュニケーションの仕方であったりの大事さが、やっぱり自分にとっては会社で学べるところの一番大きなポイントだったのかなと思っていますね。 

”データアナリスト”にも、さまざまな働き方がある 

――RIZAPテクノロジーズに新卒で入社したきっかけを教えて下さい 

大きく言って、そもそもRIZAPテクノロジーズとの出会いと就活の時期とが別々なんですよ。 

まずRIZAPテクノロジーズとの出会いの方でいうとですね、今のデータマネジメント部の部長である五十嵐さんが、自分の母校である滋賀大学のデータサイエンス学部で授業をやっていたんです。そのなかで五十嵐さんと直接話す時間がすごく多かったんですね。 

――まず会社との縁があったのですね 

そういった流れの中で、自分が大学2年生だったところで、じゃあ、RIZAPがこれからchocoZAPというサービスをやるぞという時期にあたり、五十嵐さんからお声がけいただいたんです。そのお声がけっていうのが、インターンでchocoZAPのデータの分析をやってもらえないかという話でした。 

――データアナリストになるための就活はどうでした? 

就活のところではですね、インターンでRIZAPテクノロジーズ以外にも数社見ていたのですが、まずデータを扱うデータアナリストがいる会社ってどこなんだろうっていうのは、会社説明会ではなかなか話が出てこないんですね。もう総合職の端っこみたいな分野なので(笑) 

――最初から関門があったと 

そうです。それで、なかなか見つけるのも大変だったんですが、さらにその中で大事にしていたポイントとしては3つありました。 

1つ目は、自分のやった分析の発表相手というかどこに行くかっていうところでした。分析結果が経営層に行くのか、それとも普通の社員の方に行くのか、その割合がどうなのかっていうところですね。 

どちらかというと経営層であったりとか、自分のやった分析の与える影響の大きさ、それは責任感とか、難しさにもなると思うんですけれども、若いうちはチャレンジしたかったっていうところがありました。 

――自分の仕事の影響力が強いと働きがいがありそうです 

2つ目は、顧客との接点がある会社なのかです。例えばRIZAPでいうと、自分が直接ではないですけど、会社全体で見たときに顧客と接点ある会社になると思います。逆に分析だけやる会社は顧客接点あまりないのかなと思います。 

それと、あともう1つがですね、このデータを分析する人が、普段業務するときにアナリスト集団としてやっているというところなのか、それともプロジェクトチームの中の1人としてデータ分析者として入ってやっていくような会社なのか。RIZAPは前者ですね。 

部署の中でまとまっているのか、プロジェクトチームに入るのか、というところで、最初の、少なくとも自分が成長していくフェーズにおいては、プロジェクトチームに入るよりも、周りに色々聞ける人がいた方が自分の成長には合っているんだろうと感じました。 

この3つが、大きく会社によって色々違うなっていうことをインターンで感じていました。それで自分がRIZAPテクノロジーズを自分の求める方向に合致していたということになります。 

――データアナリストといっても様々な働き方があるんですね 

はい、総合してRIZAPテクノロジーズがいいんじゃないかっていう風に考えるようになりましたね。 

ワクワクした気持ちで働きながら、成長できる環境

――入社するにあたって不安はありました?

人間関係の面がやっぱり大きいのかなと思っています。どうしても世間のニュースを見ていると、新入社員がどうとか人間関係がどうとかで、仕事についていくのが大変過ぎてすぐ辞めるというので、若干ネガティブな気持ちになってはいました。

それで事前にRIZAPは先輩にいい人が多いよとは聞いていましたが半信半疑でした。しかし、入ってみるとほんとに先輩がいい人が多いなというのと、同期もいい人が多いなというのをすごく感じて、人間関係の不安な部分がなくなりました。

業務の方でいうと、自分の思っていたよりも早く業務の中心に入ったっていう驚きはあったんですけれど、それもまわりの人のおかげでストレスがすごく少ないので、ただワクワクした気持ちで働けています。

――先輩も同僚もいい人だったんですね。どういった点がいいと感じましたか?

そうですね。先ほど部署同士では意見が対立するっていうこともあるって話をしましたけれど、でも部署の垣根を1回取ってしまえば、べつに何か対立することもなくといいますか、

コミュニケーションが取りやすい環境というのがすごくあります。聞きたいことが聞けて、言いたいことが言えるような。

――逆に仕事をしていて苦労している場面があったら教えてください

データマネジメント部の体制的にもまだできて2、3年とかの組織なので、はっきり言って完全に整いきっているというわけではなく、どちらかというと作り上げている段階の組織であるっていうところがあります。

加えて会社の内部のデータ面ですけど、データの位置や、ここをこうしたらいいんじゃないかみたいなものがそこそこまだ残っているっていうのが悩みポイントではありますね。

――まだ組織が出来上がる途中なんですね

ただ、逆に自分から提案する力っていうのもそこで身につくかなとも思います。

実際に自分もより良くできるんじゃないかと思って、いろいろ動いたり、提案したりとかしている最中なんです。

――RIZAPテクノロジーズで成長を感じた面というのはありますか。成長したいという気持ちに答えてくれるのでしょうか?

そうですね。成長というと、もうシンプルに実践の機会が多いというのもありますね。社内には中途の方も結構おりまして、そういう方々がコンサルから来ていたりとか、様々なバックグラウンドを持っている方々なので、周りとやっていく力というのは成長の糧にできますね。

いろんな人がいるのでいろんな方面から成長できるというのがあります。

――今後のキャリアプランについて何か考えてることはありますか 

そうですね、キャリアプランを考える時に、やっぱり周りのデータアナリストの方とかを見ることになるんですけれども、これまでおそらくデータアナリストの人が1社で新入社員から定年までずっといらっしゃった方の例がないんです。 

その中で、自分が現状あまり転職する気もないもので、どう1社の中で成長していくかっていうのを考えたときに、直近で考えたときには、やっぱりさ先ほど挙げたように社内のことを知っていきたいです。 

ある程度他部署と対立があったとしてもやっぱりデータマネジメント部に求められるものは、そのデータが正しいといったものを相手に届けて、会社だ事業全体をより良くしていくところかなと思うので。 

――たしかに、そうした交渉力は学校では学べないところだと思います 

現状、大学時代に身に着けた分析の力っていうのにある程度頼ってしまっているという側面があるので、そこを身につけつつ、部署の人がそれぞれ別々の分野のスペシャリストになっていく必要があるのかなと思います。 

かつ、それと技術面と交渉面というか、社会性みたいな面とっていうの二軸で、それぞれ成長したいなと思っています。  

――いまのRIZAPテクノロジーズに向いている人はどんな人でしょう 

なかなか難しいところではあるんですけれども、自分だったり周りの新卒で入っている人とかを見ている中で、めちゃくちゃ安定を求めている人にはやっぱり絶対向かないなといます。 

なので相当チャレンジ精神があって、かつ、しっかり成長したいと思える人は、やりたい!とアピールさえすればその機会がしっかりとあります。 

成長したいという意識が強く、成長のために頑張りたいと思っている人が、この会社に向いているのかなと思っています。 

――こういう人と働きたいというような人はいますか? 

一緒に働きたい人としては向上心を持ちつつ、会社が整備されていく途中にあるので歪みを自ら直していきたい人とか、それをしっかり人に伝えていって情報共有できる人っていうのが向いている気がします。 

さらに追加すると、RIZAPテクノロジーズの中だけじゃなくて、やっぱり事業をやっている皆さんと一緒に、特にデータマネジメント部では会話することが多いので、そういったところで、データをもとに「これ大丈夫? おかしなことになってない?」って思うところもやっぱりあります。 

それがおかしいと指摘することがデータマネジメント部の役割にひとつとしてなるので、そういうところも言えるというところが、多分うちの部署に求められているところかなと思っています。 

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