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【スキルアップの手段のお話】

今回は、どのようにしてスキルアップをしてもらっているかのお話をします。

が、その前に、
様々な映像コンテンツを制作している弊社ですが、
配信はもちろんのこと、CMや企業VPなども制作を行っています。

そんな中でも今回は、企業向け動画撮影、通称VPのご紹介を致します。
「ぶいぴー」と呼んでいますが、正式にはビデオパッケージの略であり、
企業を紹介する映像や製品紹介コンテンツがVPのことになります。

こういったVPを制作する上でのワークフローは下記のようになっています。

1)ヒアリング
2)企画
3)シナリオ制作
4)撮影準備
5)撮影
6)CG制作
7)編集
8)MA(音の最終調整)

という流れです。

ここで一つ、わかりにくい業態用語があるのですが、
「映像制作会社」と聞くと、
映像作るすべての工程を行っている会社のこととも捉えられますし、
映像を作る企画や演出だけをする会社とも捉えられます。

これはどちらとも正解で、「映像制作会社」と言ってもその中身は様々です。

そして弊社の場合は、「全部やる」会社です。

そのため、スタッフ全員がすべての工程におけるワークフローを理解して、
各プロジェクトに取り組んでいます。

例えば、私はカメラマンであるため、5)の撮影がメインではありますが、
1)のヒアリングから関わることも多く、クライアントとの「意図」を直接耳にすることで、
2)の企画をディレクターが考える際にも、ディレクターの演出意図をすぐに汲むんで、
撮影を行うことができるのです。

また、制作業務をするスタッフやアシスタントも、現場によってはカメラやマイクを任せることもあるため、スタッフ全員がカメラなどの知識を持ってもらいます。


常にトライをしてもらうことを大事に考えているため、
そこで失敗をしたとしても、怒ることはありません。

さらに、本人がやりたければ、未経験であっても色々な作業にどんどん挑んでもらいます。 映像制作がしたくて入社しても、ナレーション録音などに興味があれば、 その作業ができる環境なので、8)のMAにも参加してもらいます。

新しいスキルを手にして、出来ることが増えれば、様々な作業を分担でき、
各プロジェクトにおいても「いつ」「何が」「どのように」必要かを誰しもが理解できるので、業務効率が上がって行きます。

また、撮影現場で生かされる知識とは別に、映像全般の一般常識にあたる知識は、
「映像音響処理技術者資格認定試験(通称:ポストプロダクション検定」という
映像業界の検定を入社後に受けて合格することで、つけてもらっています。
映像系の学校に通う学生が受けるような試験なのですが、映像制作に関わる問題が出題される、 年に一度だけある検定です。

もちろん弊社スタッフ全員が合格している試験で、
この試験に合格すれば、基本的な映像系の知識を取得したとみなしてます。
新入社員には、この試験勉強もスタッフがフォローして、勉強会などを開いて合格に導いているので、
ご安心下さい。

最後は学習塾のような締めくくりになりましたが、
スキルアップのお話はここまでにします!

では次回!

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